>四、 月明りのふくろうは、 その爪にルビーの指輪を
> 三番目の羽根は切り取るべし
(※『光の黙示録』174頁より)
>回せ 回せよ 回転燈籠
>巡り 巡る 炎の輪
>まことに移ろい易きは 人の心
>この日をもって 心と別れよ
>愛の炎だけを武器として戦え
(※『光の黙示録』213頁より
「ふくろう」(ミネルヴァ)は、「知恵」の象徴だとされる。その【SWPYA】(知恵、189)は、
「訶恵志泥」=【KYSWNA】(purse、189)、「真津」=「mādû」(wealth)=「シリウス」で、
「麻度」=【KW十A】(窓、539)=【KW十A】(梟、539)=【XMΣYN】(五十、539)まで、
やはり、「真津」(麻豆)=「mādû」(wealth)=「シリウス」を含意。それ故…「ふくろう」は、
【ΘPRA】(爪、402)=「ṣupru」[UMBIN](爪)=「kak」(爪)=「シリウス」を持つわけだ。
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前項で述べた。【XWA ΣWQA RBA】(大市比売、932)は、
【KLBA D・ΣMΣA】(utuの犬、932)=「シリウス」であろう。
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冒頭の通り、「ふくろう」は、「ṣupru」[UMBIN](爪)=「kak」(爪)=「シリウス」を含意。この場合に、
【XWA ΣWQA RBA MHWA】(神大市比売、997)=「κουκουβ ά για」(梟、997)。
これは、いわゆる【ΣLHBY十A D・XWBA】(愛の炎、997)に重なる。この「愛の炎」こそが、即ち,
【ZAYN】(武器、90)=【P】(口、90)=【角】(カク)=「kak」(爪)=「シリウス」の顕現。そう言えよう。
ここで、【AYL】(エール、62)=【BWMA】(梟、62)に注意。もう一つの「太陽」は、「シリウス」だから,
【XMH】(太陽、65)=【MHWA】(ミューア、65)は、「月」(都紀)としての「シリウス」、という話である。