
この楔形文字[IGI]は、代表的には、「igi」(目)を表す。また、動詞としては、
なぜかしら、「ši」(become tired)を表す。さらに、「zi」(life)を表すこともある。(※意味はePSDによる)
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ところが、『Sumerian Lexicon』に載る「zi」の名詞としての意味は、
「breathing」乃至「breath (of life)」、「throat」、「soul」である。更に、
『Elementary Sumerian Glossary』でも、「life; breath; throat」であり、
したがって、[IGI](目)が、「zi」(息)を表す。そういう話なのである。
#そうすると、日本における定訓である「いき」(息)は、
#シュメール語の「zi」[IGI](息)に由来する、と言える。
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極めて明快な話だが、もう少し説明しておこう…冒頭の楔形文字は、
歴史的事実として、「zi」(息)を表記する場合が有る。然るに、ここで、
当該の楔形文字そのものは、基本的に、「igi」(目)を表す文字だから、(※ほかに「first」の意も表す)
この[IGI](当該の楔形文字)で記された「息」を、「igi」(目)と読むのだ。
[IGI]で記された「息」を、「zi」(息)と読めば、日本で言う訓読みに近い。
又…[IGI]で記された「息」を、「igi」と読めば、日本で言う音読みに近い。
即ち、倭語の「いき」(息)の淵源は、[IGI]で記された「息」。そういう話だ。