前の記事 の続きです。
朝ドラの主人公のあさは納得できないことに対して「なんでどす?」と疑問を口にしています。
納得できないということは、裏を返せば自分の中に納得できる考えがあるということです。
女性は家業のことには一切に口出しをせず旦那様を支えるというのが商家の奥さんの役割で、それが当たり前とされていた時代に生きていたあさですが、そういった常識を破るようにあさは積極的に商売に関わっていきます。
その後も、女性には学問が必要ないと言われていた世の中の価値観を覆すように、「これからの時代は女性も教育を受ける必要がある」と日本初の女子大学を設立に尽力するようです。
私もあさと同じようなタイプだと思うのです。
納得できない自分の中に、常識や当たり前だされていることと違う価値観や方法を持っている。
日本人は子供時代のあさの姉、はつのように素直に人の言うことを受け入れられる人が多いように感じます。
それはこちらの記事 で書いたように日本の教育も影響しているのかもしれません。
教えてもらうのが好きで教えることも好きな人は、人の言うことを素直に聞けるよさがあるのではないでしょうか。
こういうタイプの人は言われたことを素直に実行することが得意で、そうすることで成果を上げることができます。
私の周りにいる人はこちらのタイプの人が圧倒的に多いように感じています。
私のブログは、ぢんさんこと心屋仁之助さん のブログを経由して読んでくださってる方がほとんどだと思います。
心屋式リセットカウンセリングというのは、NLPという心理学のテクニックを使ったぢんさんオリジナルのカウンセリング方法で、ぢんさん自身が実践してうまくいった方法をみなさんに伝えていらっしゃいます。
「うまくいってる人の真似をするといいよ」とぢんさんご自身もセミナーでよく言っています。
うまくいっていない人の真似をしているからうまくいかないんだと。
まったくその通りだと思います。
これはNLPのモデリングというテクニックで、実際本当に効果があると私も思っています。
心屋塾にいた時感じたのは、ぢんさんの教えを素直に実践した人ほど、結果が出ている。
私の同期も先輩もみなさん、モデリングというテクニックをうまく使って成功しています。
そういう様子を側でみてきて、私もみんなと同じようにそうすればいいんだと思って頑張ってきました。
守破離 の「守」をみんなやっているのに、私はどんなに頑張っても最初の段階の「守」すらできないのです。
納得できないのに、納得したふりをしていたのだから、うまくいかないのは当たり前なんですけど、当時の私にはそれがどうしてもわからなかったのです。
結果どうにも苦しくて、我慢できなくなり、ギブアップすることになりました。
その後は心屋塾から離れて、自分の中にある納得できるカウンセリングを模索しています。
自分の中に納得できる考えがある場合は、それを外に向けて表現し、かたちにすることが大切だと思うのです。
私のようなタイプの人が自分らしく生きるというのは、そういうことかなぁと思っています。
みんながそうしているからと、うまくいっている人の真似をしてみても、決して満足することはありませんでした。
自分の幸せは自分が決めることなのに、当時は外にばかりに意識が向いていて、周りの人と同じようにしていればいつか自分も幸せになれるはずだと思い込んでいたのです。
みんなと同じようにやって幸せになりたかった。
そういう執着が私にはあったのです。
どうしてそこに執着したのか、今はその理由もはっきりとわかりました。
書き出すと長くなるので、その話はまた別に書かせていただく予定です。
今振り返ってみると、私の見ていた世界は狭かったんだなぁと思います。
執着を手放し、少しずつ自分の人生を歩きはじめると、今まで気づかずにいた情報が入ってくるようになりました。
こちらの記事 でご紹介した、ネッツトヨタ南国株式会社の横田英毅さんも、未来工業株式会社の山田昭男さんも、他の会社と同じことをしないという戦略で成功されています。
これは、他の人の真似をしないといことです。
10月にノーベル生理学・医学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授の大村智さんも人の真似をするとそこで終わり。超えることは出来ない とおっしゃっているようです。
うまくいっている人の真似をするという価値観があるように、人の真似をしないことでうまくいく価値観があることに気づかされました。
人の真似をしないで成功された方々のお話しの方がよりしっくりする感じがあるので、
私には、人の真似をしないで自分の道を追求することの方が合っているのだと思います。
途中ですが、長くなりましたので続きは次の記事に書こうと思います。次回で最後になる予定です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
※カウンセリングはしばらくの間、お休みいたします。