■!? ＝ 感嘆符疑問符
感嘆符（ビックリマーク）が先にきて、その後疑問符がくるパターン。
感嘆符疑問符（かんたんふぎもんふ ?、!?）は約物のひとつ。疑問符（ ? ）の左に感嘆符（ ! ）がついた記号です。
日本の文学では小林多喜二の『蟹工船』や二葉亭四迷の『平凡』など用例を多く見ることができる。
まんがやライトノベルなどでは多用される表現手法である。
■?! = 疑問符感嘆符
さっきとは逆に疑問符（クエスチョンマーク）が先に来る形。
疑問符感嘆符（ぎもんふかんたんふ、?、?!）は約物のひとつ。疑問符（ ? ）の右に感嘆符（ ! ）がついた記号です。
日本の文学では感嘆符疑問符ほどは使用例はないが、小林多喜二の蟹工船などで用例を多く見ることができる。また「知ってるつもり?!」などテレビ番組の題名に使われることもある。
■みんなどうやって使い分けてる？
通常は「驚いた後に疑問を持つ」ので「!?」を多用されるようです。
感嘆符疑問符「！？」疑問符感嘆符「？！」どちらも存在しているが通常は「！？」。
■日本語的感覚として現代は横書きは文字を左から右に読むので疑問を持ってから驚くのと驚いて疑問を持つでは後者の方が感情的にも表現的にも適してると自然に広まったんではないでしょうか。
従来は活版印刷のときからの標準のアクセントとして[!?]しかありませんでした。これは縦組みにも１字として使えます。
「!?」と「?!」のどっちを使うか迷う人がよくいますが使用例の比率は３分の２が「!?」である。収まりが良く見えるからですが「意味が違う」として使い分ける人もいます。
驚き優先なら『！？』疑問優先なら『？！』
■「!?」は俗に『ダブルダレ』とも
「!?」という記号、ダブルダレという名称がついているそうです。
「！」はビックリマークor エクスクラメーションなど感嘆符とも言いますが、実は「アマダレ」という呼び名です。
「？」はどうかというとハテナマーク or クエスチョンマークなど疑問符が通常使っている呼び名ですが、こちらは「ミミダレ」と読みます。
「！」が「アマダレ」、「？」が「ミミダレ」の二つが合体して「ダブルダレ」だそうです。
■面倒くさいから合わせた!? さらにはこんなマークも
「？」と「！」を合体させたマークの名前は「感嘆修辞疑問符」英語でインテロバングと呼ばれる。
疑問符「?」と感嘆符「!」を縦に重ね合わせた文字であり2つの意味を兼ね備える。
この記号は1962年に米国人マーチン・K・スペクターが作った。名称は疑問を表すラテン語interrogatioと感嘆符を表す俗語bangを合成したものである。
文法的に疑問符の置かれるべきところに代わりに置かれ、感嘆、強調、驚愕、大声などを重ね表す。
