ディズニー映画語り ネコの居ぬ間のタップダンス | すきなものしか語れない

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元ディズニーシー長年単パサー。今はおもにディズニー映画中心に好きなものだけ勝手に語るつまらないブログです。Dヲタだった頃の記事は思い出として残してます。



ハイドウモォ。



2003年ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年でしたね。

様々なお祝いが催された年となった中ではあまり大々的では無かったかも知れませんが、実は100周年の記念としてディズニープラスでは往年の歴史的短編映画の数々が次々に配信開始になりファンを大いに喜ばせたんですよね。


自分は本当に彼の初期の短編作品大好きなんですよね。今も毎日のように何かしらの作品は必ず観ています。



という事で今回はそんなディズニープラスで観ることのできるようになった作品達の中から、ミッキー・マウスの初期短編作品について語っていきたいと思います。


(※当ブログは基本ネタバレありです。ご了承下さい。)



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  ネコの居ぬ間のタップダンス

(原題:When the Cat's Away)
1929年
監督
ウォルト・ディズニー

ミッキー・マウス第6作目の短編劇場映画。


監督・脚本は共にウォルト・ディズニー


音楽は伝説の劇伴作曲家カール・スターリング


ミッキー・マウスの声優はウォルト・ディズニーが務めています。


ウォルトは会社が軌道に乗り多数の作品の制作とディズニーランド計画で多忙になりながらも最終的に1947年までミッキーの声を演じ続けました



ミニー・マウス、そしてピートの前身キャラクターであるトム・キャットという名の猫も登場します。


1925年アリスコメディシリーズの1エピソードをリメイクした作品であり、ミッキー・マウスがそのまんまネズミの大きさでネズミとして描かれた非常に数少ない作品でもあります。



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あらすじ



を飲みながら呑気な様子で出かけたトム・キャット。留守になった家に、ミッキー率いるネズミの軍団が侵入する。

ミッキー達の目的は、空になった家を使ってのダンスパーティを楽しむことだった。

ピアノや楽器、レコード、はたまたチーズを使ってミッキーとミニーは大いに音楽とダンスを楽しむ…


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感想

ネズミなミッキーが見れる珍しい作品




まぁなかなかに知名度低め初期作品です。

この作品の最大の見所はやっぱりここですね。
現在はミッキーの身長は公式に97cmと設定されていますが草創期のミッキーの作品には実験的な様々な設定のミッキーが登場していて、この作品では「まさにネズミそのもの」の大きさで彼は登場します。

反対にピート(の前身トム・キャット)は人間サイズの大きさで登場しているのも面白いです。

彼の目を盗んでまるで本物のネズミのように家に侵入して悪さをする、今ではなかなか見れないミッキーを見ることができます。



それと、ミッキーの親戚?仲間?が沢山登場して群れで行動しているというのもかなり珍しいですね。




この作品、個人的にはかなり大好きな一本です。

ミッキー達の

「目の前にある物を何でも利用して楽しくしちゃおう!」

ていう雰囲気がホントに素敵で。



兎に角楽しそうなんですよね。

家に侵入して荒らしてるわけですからかなり悪いことしてるんですけどね…。

こういう能天気爆発のミッキー大好きです。



ミニーさんも大はしゃぎで…

このアングルのカットとかいる!?てゆーねw

個人的なハイライトはこのシーン↓



チーズを見つけて大喜びでカットするミッキー。
食べるのかなと思いきや…



キレイに板状にカットして…



自動オルガン一丁上がり!w


この笑顔が大好きですねーw



小さいことでクヨクヨせず、何でも楽しんじゃおうってゆーこの頃の底抜けに明るい馬鹿なミッキーは、当時大恐慌で苦しむ人々の気持ちを本当に明るく照らしたんでしょうね。


「ネコの居ぬ間のタップダンス」は長い事配信等がされておらず、普通に視聴することが難しいミッキー作品の1つだったのですが、この度ようやくディズニープラスでの配信がスタートしました♪


めでたいですね!

七分程度短い短編作品になってますので、隙間時間などにぜひお楽しみ下さいませ!



はーい。


ということで。


今回はこの辺で。



お付き合い頂きありがとうございました。


また次回!



しーゆーねくすとたいむ〜。