季節の手仕事【秋】いくらの醤油漬け*子どもの食育 | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

 

振り返ってみれば、

 

意外に「秋はこれを作る」

 

というものがそれなりにあることに

 

気づきました。

 

 

 

毎年、1回は作るようにしている

 

子どもたちも大好きな季節のお楽しみ、

 

「いくらの醤油漬け」です。

 

 

 

 

子どもたちがまだ赤ちゃんだったころ、

 

よく使うスーパーでは秋鮭が出回る時期に

 

すじこも売っているのはもちろん、

 

何と無料でほぐしてくれるサービスがあったので

 

見つけたらお願いして、

 

家で調味料を混ぜて漬けるだけだったのですが

 

数年してなくなり、一時期は

 

やめていたのですが、

 

年に一度と思ったら

 

やっぱりそういったことも大切にしたいな

 

と思い直し、すじこをほぐすところから

 

作っています。

 

 

 

 

 

 

9月の出始めのころは

 

粒が小さいです。

 

 

 

小さい方が好き、という方は

 

9月に買った方が良いですが、

 

しっかりとした粒が好き、

 

という方は10月を過ぎてからが

 

おすすめです。

 

うちの子どもたちはしっかり大きい粒派です。

 

 

 

基本はお湯(40℃くらい)に塩を少し

 

入れて中で剥がすようにほぐしていきます。

 

※写真で見やすいようにお湯から出しています。

 

 

 

水でも良いですが、

 

お湯だとほぐしやすいです。

 

 

膜はところどころついたままになりやすいので

 

卵全体が大きな膜が取れたら

 

一度お湯を変えて、お湯の中に

 

ヒラヒラとなびく膜を見つけては取り出し、

 

卵がくっついているようであれば

 

剥がします。

 

 

それを2〜3回繰り返します。

 

 

 

 

卵は白っぽくなるので不安になりますが、

 

調味料に漬けると

 

「いくらの色」に戻るので安心してください。

 

 

 

ヒラヒラとする膜がなくなったなと思えば

 

ザルに上げてしっかり水気を切ります。

 

 

ここで水気が気になって

 

ペーパータオルを使おうものなら

 

ペーパーにいくらがくっついて

 

剥がす時に卵が割れるので

 

しないようにしてくださいね。(←経験済み)

 

 

 

あとは保存容器に入れ、

 

調味料に漬けます。

 

ーーーーーーーーーー

筋子250gに対して

 

醤油 大さじ2

みりん 大さじ2

酒 大さじ1

ーーーーーーーーーー

 

 

で私は作っています。


 

 

人によっては甘めと感じるかもしれません。

 

 

 

 

みりんと酒は小鍋かレンジで煮きって

 

冷まします。

 

 

 

アルコールが気にならなければ

 

そのままで良いです。

 

 

煮切るので、保存期間は

 

冷蔵庫で3〜4日を目安としてください。

 

 

煮切らなければもう少し

 

保存期間が延びます。

 

 

一晩〜1日漬けてから食べます。

 

 

 

 

私は幼いころに北海道に住んでいたことがあり、

 

その頃はいくらより筋子を

 

日常的に食べていたのですが

 

しょっぱくて、筋子もいくらも

 

好きではなく、大人になってからも

 

大人の食べものだと思っていたし

 

あまり好きではありませんでした。

 

 

 

でも自分が親になり、

 

いくらが好きな子が多いことに驚きました。

 

 

 

 

でも自分で漬けるようにしたら

 

味を調整できるようになり、

 

おいしいな

 

と思うようになりました。

 

 

 

 

いくらをどーんとのせてもいいのですが

 

 

鮭を焼いてほぐして「鮭いくら丼」に。

 

 

大人は青じそを千切りにしてのせました。

 

 

 

 

膜から卵を剥がす作業は

 

そーっと剥がさないと卵が潰れるし

 

そーっとやりすぎてもなかなか

 

卵が剥がれないし、

 

手先の力加減や動かし方の調整が

 

必要になります。

 

 

そんな作業をお子さんと

 

楽しむのもおすすめです。

 

 

 

 

「いくらのお母さんは?」→鮭

 

「数の子のお母さんは?」→ニシン

 

「たらこのお母さんは?」→スケトウダラ

 

「とびこのお母さんは?」→トビウオ

 

 

そんな会話も良いと思います。

 

魚の卵って名前があるんだ!

 

といった発見や学びがあります。

 

 

いくらを漬けなくても

 

食べる機会があったら

 

そんな会話ももちろんできます。

 

 

クイズをしながら

 

「話すだけで食育」できます。

 

 

 

 

 

 

そんな話をしていたら長男が

 

「全てはニワトリの『卵』が中心なんだね」

 

と言い出しました。

 

 

魚の卵の名前は別の名前になる、

 

うずらの卵は「うずらの」って付けるし

 

ニワトリの卵は「卵」っていうだけで

 

あの卵を指すよね、

 

とのことです。

 

 

私は魚の卵は名前がきちんと付けられていて

 

特別扱いじゃない?

 

という感覚なのですが、

 

いろんな考えがあるなぁと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯。゜゜。。。゜◯。◯゜゜゜。゜。◯。◯゜゜。゜
 

●暮らしニスタさんのサイト

「姫ニスタさんインタビュー」

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自己紹介の代わりに読んでいただけたらと

思います。

 

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