季節の手仕事【秋】栗の渋皮煮*子どもに伝える食育 | こどものうちから伝えたい 心と体をつくる 食育と料理〜一緒に食べたい行事食と季節を感じるごはん

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おうちでおいしく、子どもも喜ぶ料理。普段のごはん、イベントの日のメニュー。のぞいてもらえたら嬉しいです。

 

栗の渋皮煮、

 

とても手間のかかる料理です。

 

でも大好きです。

 

 

なので、作る時には少し気合が要ります。

 

 

自分が好きなせいか、今年は

 

SNSで身近な人が作ったよ、

 

という様子などもよく目についていて

 

それで作った気になり(!?)

 

今年は作るのはお休みしようかな、

 

と思っていたのですが、

 

先日の食育レッスンで

 

 

 

栗を使ったのもあり、

 

今年は作りました。

 

 

 

 

 

私のレシピはまだ模索中で

 

分量などは書けませんが、

 

作り方としては

 

鬼皮(硬い皮)をむきやすくするために

 

お湯につけておいて

 

渋皮(中の薄い皮)を傷つけないようにむき、

 

重曹を入れた湯でしばらく茹でたあと

 

何も入れないお湯で茹でること2〜3回。

 

 

赤茶色の茹で汁に明るさというのか、

 

透明感が出てきたら、

 

お湯を少し冷まして

 

渋皮の筋などを指の腹を使って

 

こするように取っていきます。

 

 

 

その後砂糖を2、3回に分けて

 

コトコトと煮ていきます。

 

 

 

この砂糖を加えて煮る2、3回は

 

その都度10〜20分煮た後

 

そのまま放っておいて

 

冷ましてまた、砂糖を加えて・・・

 

を繰り返します。

 

最後の砂糖を加えて煮て

 

粗熱が取れたらやっと完成です。

 

 

途中何もしない時間がたくさんあるので

 

1日かかります。

 

もしくは次の日にまたぐこともあります。

 

 

砂糖はきび砂糖などの砂糖がおすすめです。

 

上白糖だと砂糖のベタッとした甘さが

 

食べた後に残るのですが、

 

そういうのも好き、という場合は

 

もちろん上白糖でOKです。

 

 

 

素朴な見た目で

 

そんなに手間がかかっているとは

 

思えませんが、味も素朴で

 

でも栗の美味しさを

 

きちんと感じるものになります。

 

 

 

 

子どもが赤ちゃんの時には

 

さすがに作れなくて

 

でも好きなので

 

買ったこともあるのですが、

 

自分が作っていたものよりだいぶ甘くて

 

1〜2個食べたらもういいかな・・・

 

くらいだったので、

 

毎年でなくても作ることにしました。

 

 

子どもと作るのであれば

 

渋皮の筋を取るところは

 

手伝ってもらえるかな、

 

と思います。

 

 

 

ただ力が強いと渋皮に穴が開いてしまい、

 

渋皮に穴が開いてしまうと

 

そこから煮汁が入り込むので

 

食べた時に水っぽいな(それはそれでおいしいのですが)

 

となるので、せっかく鬼皮を

 

傷つけないようにむいたのに・・・!

 

となるかもしれません。

 

もし興味を持っていたらで良いと思います。

 

 

作っている姿や食材の様子をを見せるのも

 

食育になります。

 

 

 

栗ってむくのが大変なんだよ、

 

渋皮のところに筋があって

 

取れるんだよ、

 

そんなふうに声をかけて

 

見るだけでもいいと思いますし、

 

「やりたい!!」といえば

 

思い切って手伝ってもらうといいですね。

 

 

 

 

毎回作るたび

 

自分なりに小さい気づきがあるのですが

 

今回は「鬼皮をむくときは

 

少しずつお湯から取ってむく方が良い」。

 

 

作ったことのある方は「あたりまえ」

 

とお思いでしょうが、

 

毎回お湯が冷めるまでしばらくつけて

 

その後すべてザルに上げて

 

1個1個鬼皮をむいていたのですが、

 

時間のかかる作業ということもあり

 

気づかないうちに途中から

 

普通に乾燥していたようで

 

硬くなってしまって

 

むきにくくなっていたのです。ということにも気づきませんでした。

 

むきにくくなると、

 

余計な力が入り、

 

渋皮にも傷をつけやすくなります。

 

 

 

 

3〜5個ずつ取り出して(1個1個

 

お湯から取っていると手がふやけてしまいます)

 

むくのがベスト。

 

 

 

個人的には同じ重量なら

 

栗が安い!

 

と小さな栗をたくさん買うと

 

渋皮煮にする場合は

 

鬼皮をむく作業に

 

その分だけ時間がかかって

 

後悔するので、

 

ちょっと高いけれど、

 

大きめの立派な栗を買って

 

少数精鋭ではありませんが

 

丁寧にむいていった方が

 

鬼皮をむく時間が大幅に

 

削減されて

 

気軽に作れる気がします。

 

 

せっかく作るから!

 

と欲張るとつらくなってきますよ。

 

 

 

 

おやつにももちろん、

 

箸休め的に食事に出してもOKです。

 

 

 

パンはツナと辛くないかぼす胡椒を混ぜて

 

チーズをのせて焼きました。

 

 

辛くないかぼす胡椒はこちら。

 

 

柚子に変えたら柚子胡椒、もちろん作れます。

 

 

子どもに食から秋を伝える1つ、でした。

 

 

 

◯。゜゜。。。゜◯。◯゜゜゜。゜。◯。◯゜゜。゜
 

●暮らしニスタさんのサイト

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思います。

 

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