前回のブログで「夏越の祓」について書きました。→★
6月30日夏越の祓の日に食べられるものとして、「水無月」という和菓子があります。ういろう生地にあずきがのった和菓子です。京都の方にお住まいの方にとっては知っている習慣かと思います。
7月になってしまいましたが、「あずきの日」(井村屋グループ株式会社制定)である1日に「水無月」のレシピをご紹介します!
簡単にできるので、こどもと一緒に作れますよ(^-^)/
水無月
◯◎材料◎◯ 作りやすい分量
小麦粉・・・60g
上新粉・・・50g
上白糖・・・50g
甘納豆・・・90g
◯◎作り方◎◯
下準備蒸し器のお湯を沸かしておきます。
1 小麦粉、上新粉、砂糖をボウルに入れホイッパーで混ぜてから、水200ccを少しずつ加えながら混ぜる。
2 ぬらした流し缶に1を大さじ3くらい残して生地を流し、強火で20分蒸す。
3 一度取り出し、上に甘納豆を散らして、2で残した生地を上にかける。(甘納豆が出るくらいの量の方がきれいにみえます!)
4 再度蒸し器に入れ、10分蒸す。
5 粗熱を取り、ぬらした包丁で三角に切り分ける。
売られている水無月が三角なのは、氷に見立てているからです。
昔、宮中の行事で、氷室で保存しておいた氷を取り寄せ食べる風習があったのですが、氷はとても貴重で、庶民は氷を食べることはできなかったので、氷に見立てたお菓子を作るようになったそうです。それが水無月。
赤は昔から「邪気を祓う」色とされ、赤い色をした小豆は「邪気を祓う食べ物」とされているので小豆がのせてあるのです。
歴史ある食べ物なのですね。
三角の形のことや、あずきの赤い色について、こどもとお話ししながら食べるのもいいですね