HDZERO FPVゴーグル操作方法とアマチュア無線設定 | Yuzuiro FPV スポーツドローンライフ

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ドローンを始めて6年が経ち昨年はドローンレースチームも結成しました。
ドローンレースの練習会開催など、皆さんのお役に立てるよう少しづつ活動しています。

私の体験や記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです!






HDZEROゴーグルのファームアップも完了して、いよいよ使っていきます♪ニコニコ



使い方と言っても、UIがシンプルなので本当に直感的に使えます、一部カメラ設定やスティックコマンドなど備忘録で記載しておきたいと思います。


もう一つ、忘れてならないのがアマチュア無線準拠の設定です!



これ、どういう事か?



日本でFPVドローンを開局申請して使用する為に皆さん4級アマチュア無線技士の資格を取りましたよね、我々はこのアマチュア無線のルールに沿って無線局を運用しないといけません。


決められた周波数の範囲で、決められた出力以下で、そして決められた周波数帯域の範囲で電波を出さないと法律違反になります。


ファームアップした事で、周波数で言えば5705MHzや5740MHzが使えるようになりました、もう一つ帯域、、、電波の幅です。より多くの方が利用出来るように、帯域の幅もルールが設けられています、幅が広いほど多くのデータを高速で送れますが、使える人数が限られてしまいます、HDZEROのデジタル通信は元々24MHzの帯域で運用していましたが、これは日本のアマチュア無線ルールだと広過ぎるのです、私の記憶では20MHzが上限だったはずです、、、これが原因で日本での利用が制限されてたのですが、今回のファームアップでNarrowモードが出来ました!ウインク



これは、帯域を17Mhzに抑えるモードです!



これを使う事で、日本でもアマチュア無線局として合法に利用出来るようになったんです、もちろん引換に犠牲にした物もあります、画質です。


画質を上げる為にはデータ量が沢山必要ですが、帯域を絞った分だけ転送出来るデータ量が少なくなりましたので、その分画質を低くする必要があるのです、現在HDZEROでNarrowを使えるカメラ解像度は「540P60fps」オンリーになります。


そして、その540P60fpsに対応しているFPVカメラは、Nano90カメラオンリーとなります。


カメラを購入する時は注意して下さいね!




操作方法に戻ります、まずはゴーグル本体の操作方法です、ゴーグルにあるボタンは3つです。


右側側面にある赤いボタン、これは電源ボタンになります。





残りの2つは、ゴーグル上面にあります





マニュアルはこうなっています






右側にあるのがファンクションボタンです、このボタンはマニュアル操作でDVR録画する時のスタートとストップに使用します。





ビデオビューでSDカードがセットされている場合に、このボタンを押すとDVR録画が開始されます。


開始されると画面の右上に、「Rec」と赤字で表示されます、起動してすぐだと一旦Recが始まっても直ぐに切れてしまう場合がありましたので注意が必要です!ウインク






左側にあるのが、周囲をダイヤルパッドに囲まれたエンターボタンです、メニュー画面の操作やその他の設定などが、このダイヤルパッドとエンターボタンを利用します。





右利きの私は、ボタンの位置が左右逆だったら良かったなぁ、、、と思ってますえー


まぁ、仕方無いですけどね!www



上記のマニュアルにも記載されてますが、ビデオビュー(通常のカメラ映像画面)からメニュービュー(設定画面)に変更するのは、エンターボタンの長押しです。



クルクル回して、ポチポチなので直感的に操作は出来ますので、ちょっと触れば使えるようになると思います。ウインク




メニュービューから通常画面に戻るのも、エンターボタン長押しです




最後にボタンという程の物では無いのですが下側にあります、こちらのダイヤル




これは視度調整用のダイヤルで、視力が悪い人はこれを回してピントを調整して下さい!ニコニコ


これは本当に便利ですよね、今までこの機能が無いゴーグルだったので矯正プレート入れて、自分しか使えない専用ゴーグルだったんですけど、これでいつでも変更調整可能です




ここまでが、ゴーグル本体の設定や操作方法になりました、さて残すところはSmartAudioと言われる機体側の設定を行う操作です、これは機体とプロポを接続してプロポを使って設定致します。


まず設定画面の出し方ですが、通常のFPV画面からスティックコマンドと呼ばれるプロポの操作で開きます。

設定画面は、3種類あります。それぞれの操作方法一覧です





上3つが設定に使います、どれがどの項目か?という事ですが、単純に基盤ごとに分かれてると思えば覚えやすいです、上から


①VTX

②FC

③カメラ


となります。


それぞれ見てみましょう


①VTX




これは最も使うでしょうね、周波数やパワーを変更するのに使います。



②FC




これはアナログVTXでも使用していたSmartAudioの画面と同じですね、ただ周波数はここでは変えられませんので、注意が必要です。



③カメラ




これが最大の違いですかね、今まではカメラの設定はほとんどの方が、カメラに直接ケーブルを繋いで設定してたと思いますが、これからはいつでも変更できますよ!ウインク



スティックコマンドで1点だけ注意が必要なのは、上記一覧はモード2の人に合わせてあります、モード1の人は、スロットルとピッチを左右逆に置き換えて操作する必要があります(①③はそのまま②は少し違う)



以上、これで操作方法の説明は終わりです。



ここから、日本で胸張って使える設定を最後にやっちゃいましょう!


まずは先ほどのカメラ設定で、VIDEO MODEを540P@60に変更します。




ゴーグル側の設定をNARROW設定に変更するようにメッセージが出ますので、OKをして下さい


OKすると、ゴーグルに映っていた映像が消えて真っ暗になります



ゴーグルのエンターボタンを長押ししてメニュー画面を表示させます


Souceタグから、HDZero BWをNarrowに設定します





元のビュー画面に戻ると、、、はい、映像が映っています!


これで、貴方もHDZeroデジタルVTXを堂々と使える用になりました〜おねがいおめでとうございます!





あと、HDZero標準のフェイスパッドってちょっと固いので、変えたいと思ったら、SKYZONEのフェイスパッドがピッタリ合うらしいので良かったらどうぞ!