ドローンレース機のDIPS2.0飛行申請徹底解説 ④〜飛行許可・承認申請本編〜 | Yuzuiro FPV スポーツドローンライフ

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ドローンを始めて6年が経ち昨年はドローンレースチームも結成しました。
ドローンレースの練習会開催など、皆さんのお役に立てるよう少しづつ活動しています。

私の体験や記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです!

ようやく本申請が出来るところまで来ました〜!爆笑長いね〜

 

本申請を進めていくのですが、過去3回の準備編、機体登録編、操縦者登録編ができてない方は、先にそちらを済ませた方が、効率よく申請できますので先にそちらからどうぞ!

 

 https://ameblo.jp/yuzuiro5/entry-12784058028.html

 

 

 

 https://ameblo.jp/yuzuiro5/entry-12784525424.html

 

 

 

 https://ameblo.jp/yuzuiro5/entry-12784526298.html


 

 

では飛行申請していくぞ~!

 

の前に、、、ここでは私の個人的な考えに基づき申請を行っておりますので、勘違いや間違いがある可能性も多々ございます。

間違ってても大目に見て頂けると幸いです。また、個人個人によって内容が変わる箇所もあるかと思いますので、あくまで一例と考え頂き参考にして頂ければ幸いです。

 

 

DIPS2.0からログインしてください。

 

 

 

 

「飛行許可。承認申請へ」を選択

 

 

 

 

 

「新規申請」を選択します

 

 

 

 

簡易カテゴリーの判定をはじめると出ますので「次へ」をクリックします

 

 

 

 

飛行方法の確認欄から「目視外飛行」「人・家屋から30m未満」を選択して次へをクリックします。なお「人・家屋から30m未満」が不要の場合は無しでも大丈夫です。

例えば道路が飛行場所の近くにあると必要になります。

 

 

 

 

 

飛行リスクの緩和措置の確認ですが、色んな場所で飛ばす場合、色々な緩和措置があるかと思いますので「補助者を配置する」これは必須ですが、「立ち入り禁止区画を設定する」「立ち入り管理区画を設定する」にもチェックをつけています。

 

 

 

 

係留飛行ではレースができないので「いいえ」ですwww

 

 

 

 

レース機に、機体認証なんてあるはずありませんよね「いいえ」選択です。

 

 

 

 

自身の機体が25Kg未満なら、、、って、25Kg以上ってどんなレース機やね~!

「はい」を選択します

 

 

 

 

 

これで簡易カテゴリー判定結果がでます。

カテゴリーはⅡAになるはずです。さぁ申請していきましょう!

 

 

 

 

 

最初にいきなりの山場です!www

 

Ⅰ.飛行の目的はなんですか?

 

これ何で聞くのかわからないのですが、飛行の目的で許可おりたり、おりなかったりだとルール自体の意味がなくなる気がするんですが、実際はここ重要です。

 

今回は全国包括での許可がとりたいので、業務の「その他」を選び「全国各地のドローンレースおよび練習会への参加」と記載しています。

 

一説には業務外の「その他」から同様の理由を書けば、全国包括を取得可能という話も聞いていたのですが、私が出した時は補正指示がきました。基本的に業務外の場合、全国包括は不可で場所を指定しての申請になります。飛行場所が固定されている方は、趣味で飛行場所を指定して申請することも可能です。

 

 

Ⅱ.立入管理措置はどのように行いますか?

 

これは先ほども回答した通りですので、「補助者を配置する」「立ち入り禁止区画を設定する」「立ち入り管理区画を設定する」を選択します。

 

 

 

Ⅲ.飛行許可が必要な理由

 

1・2・3は空欄で大丈夫です。

 

 

 

 

4の禁止されている次の方法で飛行するための②と③にチェックを入れて、飛行理由を「飛行の目的と同じ」を選択します。目視外飛行の飛行理由は「FPVやモニター監視により飛行する必要があるため」を選択しても大丈夫です、というか先に出したのはこっち選んでたwww

 

 

 

Ⅳ.年間を通じて飛行しますか?

 

「はい」を選択し、開始日を記載します。この開始日までに許可がおりなくても、開始日から1年後に期限がきます、許可がおりるのに2~3週間はかかるので、余裕を持った日付にしておきましょう。あと区切りがいいと忘れずに来年更新できます。てへぺろ

 

 

 

Ⅴ.飛行する場所はどこですか?

 

今回、私は全国包括で許可が取りたかったので「特定の場所・経路で飛行しない」を選択して次へ進みます。

 

 

 

 

Ⅰ飛行が想定される範囲はどこですか?

 

「日本全国」を選択します

 

 

 

 

Ⅱ申請先はどこですか?

 

これは私の場合は関西に在住ですので、全国包括で申請する場合は「大阪航空局」となります。東日本に住まわれている方は「東京航空局」ですね、飛行範囲を全国以外で選んだ場合は、飛行範囲の管轄航空局を選択してください

 

 

 

 

機体情報一覧・選択

 

機体選択をクリックします

 

 

 

 

今回対象の機体を指定して、機体追加を押せば表に出てきます。

対象の機体を一機づつ、全て追加してください。なお機体の追加は変更申請で後日でも可能なので、新しい機体が増えれば、その時々で機体追加することも可能です。

 

 

 

 

 

機体をただ追加するだけでは、今回の許可申請は通りませんので、表の右側にスクロールして頂き、追加基準を選択してください

 

 

 

別ウィンドウが開きます

 

Ⅰ.飛行形態に応じた追加基準を入力して下さい

 

2.第三者及び物件に接触した際の気概を軽減する構造を有すること。

 

「プロペラガード等を装備していないが、飛行の際は飛行経路全体を見渡せる位置に補助者を配置し、第三者が飛行に立ち入らないように注意喚起を行う」にチェックを入れます

 

 

 

 

4-1.自動操縦システムを装備し、機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できること。

 

「機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できる。自動操縦システムは装備していないが、補助者が常に飛行状況や周囲の・・・・・・・・」を選択して、機体からのカメラ映像が写っている写真を選択します

 

 

 

 

4-2.地上において、無人航空機の位置及び異常の有無を把握できること

 

「その他」を選択して、「飛行時は、補助者が無人航空機の飛行及び、異常の有無について目視による監視を行う。
不具合が発生した場合は直ちに目視飛行に切り替え、不時着した場合は補助者が不時着位置を確認し、飛行者及び補助者は無人航空機の回収を行う。」と入力する。

 

 

 

 

4-3.不具合発生時に危険回避機能が正常に作動すること

 

「電波遮断時にはフェールセーフ機能(・・・)が作動することを確認している」をチェックして、登録するをクリックすれば完了です。

 

追加基準の入力は、全ての機体に行ってください。

 

 

 

 

 

操縦者情報一覧・選択

 

操縦者選択をクリックします

 

 

 

 

 

機体追加と同じように、操縦者を選択してから操縦者追加をクリックしてください。

追加できれば、表にでてきますので対象者を全員追加したら「登録」を選択してください

 

 

 

Ⅲ.使用する飛行マニュアルを選択してください

 

自身が使用する飛行マニュアルを選んでください。

「航空局標準のマニュアルを使用する」方は、場所を指定する場合は01を、場所を指定しない場合は02を選択してください。

 

 

 

 

Ⅰ.第三者賠償責任保険に加入している場合は入力してください

 

自身が加入されている保険について、記載してください。

保険に加入されていれば、5の賠償能力は記載なしで大丈夫です。

 

 

 

 

 

Ⅱ.緊急連絡先を確認してください

 

最初から情報が入ってますので、間違いないか?確認してください。

 

 

 

 

Ⅲ.受け取る許可書の形式を選択してください。

 

好きな方を選んでください、ただ紙だと返信用封筒を用意したり大変なので、電子許可書がお勧めです。PDFで発行されますので、必要ならプリントアウトすればいいだけなので!ウインク

 

 

 

 

以下の項目は、空欄で大丈夫です。

 

 

 

 

 

内容の確認画面に進んで、、、、確認するためには、各ファイルを開いて確認する必要があります。

間違いなければ、一番下の「申請する」ボタンをクリックして、申請完了です。

 

なお、一旦申請すると修正はできません。許可後に変更申請するか、申請自体を取り下げて再度一から新規申請するかの2択となりますので、ご注意下さい。

 

 

 

 

 

長かったですが、ようやく申請できましたね!チュー

 

約2~3週間で、補正指示もしくは許可がおります、補正指示が来た場合は焦らずに指示通り対応しましょう。くれぐれも取り下げボタンだけは押さないようにしてください、また一からになりますのでね!

 

 

 

飛行許可申請無しで、飛ばしてる方もいらっしゃいます、面倒だし難しいし、、、納得いかない事も多いでしょうが、できる限り法を守って楽しいドローンレースライフを過ごしていきましょう!ニコニコ

 

 

 

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ドローンレース機のDIPS2.0飛行申請徹底解説 ②〜機体登録編〜

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