株式会社モアナチュラル代表
ホメオパス・自然療法家の藤川由紀です。
お待たせしました♪こちらの記事の続きです！
今回は具体的な対策
まだ読んでない人はこちらから読んでね。
前回は、コルチゾールの話を詳しく書きました。
皮膚の炎症を改善させるためにはコルチゾールが必要なのに
炎症があるとコルチゾールは使われてしまい
コルチゾールを出す副腎もそのうち疲弊し
副腎疲労状態に。そして不眠にもつながってくる。
アトピー改善のポイントは、
「免疫はあげて、炎症は減らすこと。」
前にも書いたけれど、
★免疫をあげるには、ビタミンDが大事なので
ぜひ日光浴（ガラス越しや服を着た状態ではだめ）をね。
そして炎症を減らすためにできるのは
こんなこと。
■必須脂肪酸の摂り方
★不飽和脂肪酸のオメガ３系オイルを取りましょう。
αリノレン酸、EPA、DHAなど。
亜麻仁油、シソ油、魚油に多く含まれています。
炎症のメカニズムをこのブログで説明すると長くなるので、
それはセミナーや別の機会にお話ししたいと思うのだけれど、
簡単に書くと
オメガ３の代謝系は、
炎症を起こすプロスタグランジン（PG2）などを作るオメガ6の代謝系と
拮抗的に働くので、炎症を抑制してくれるのね。
そして拮抗するだけじゃなく
オメガ３系代謝物が抗炎症作用を持つ物質を作ることも
わかっているの。
ちょっと難しいよね。
ものすごーーーく単純化して書けば
オメガ３は炎症を鎮める、
オメガ６は炎症を引き起こす、
ってことではあるんだけど、
間違えてほしくないのは
オメガ３は薬のように強制的に炎症を抑えるわけではなく
炎症を鎮める必要がある時に、ないと困る脂質だってこと。
（オメガ３＝炎症を抑える薬のような物質、
だと思っている人を時々見かけるのよね。
オメガ３をとると、免疫を下げて必要な炎症も起こせなくなる
と思っているみたい💦。）
薬じゃないから、おそらくそんなに即効性はありません。
でも日ごろからの摂取を心がけておきたい脂質です。
■ヒスタミンについて
★ヒスチジンが多く含まれる食べ物には気をつけましょう
アトピーやアレルギーを持っている人なら
「ヒスタミン」という名前を聞いたことがあると思う。
このヒスタミンの原料となるのが
ヒスチジン、というアミノ酸。
このアミノ酸を多く含む食べ物は、
状態によって（菌の働きにより）ヒスチジンがヒスタミンに
変わっていたりする。
そういうものを食べるとやはり痒くなるわけです。
ヒスチジンを多く含む食品は
ネットで検索すると出てくるのでチェックしてね。
大体こんなものに多いです。
マグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジ
などの赤身魚及びその加工品。
乳製品に含まれるカゼインなど。
■体内のヒスタミンは・・・
ただね、体の中での
ヒスチジン→ヒスタミンの変換については、
食べる量と直結するわけではないし、
むしろヒスタミンを分解する能力が低いことが
痒みにつながっていたりします。
これに関してはメチレーションの話になってくるので
ここでは割愛。
■その他の慢性炎症に注意する
★アトピー以外の治せる慢性炎症は治しておこう
上咽頭炎、腸の炎症、口腔内の炎症など。
これらに大事なコルチゾールを使われては困るもんね。
■水素水（ここでいう水素水は分子状水素のこと。）
炎症が起きると活性酸素が作られます。
特にヒドロキシラジカルという悪玉の活性酸素は
過酸化脂質を作ることも多く、細胞を傷つける。
（活性酸素はすべて悪ではなく、必要なものもある）
このヒドロキシラジカルだけを選択的に消去できるのが
水素水。
水素水はほかにも別の機序で
遺伝子の発現を制御して、
抗酸化作用、抗炎症作用，抗アレルギー作用，抗アポトーシス作用
ほかにもエネルギー代謝を活性化させることがわかっています。
★持っている人は、水素水も併用しましょう。
■そしてまだまだ他にもやれることはあります
今まで書いてきたような
生化学的にわかっていることだけでなく
もっと一般的な健康情報、
例えば
食品添加物や農薬、環境毒の影響、
薬やワクチン、重金属の影響を考えてみる。
生活習慣や心に問題はない？
普段の食事はどんな食事？
運動は？
ビタミンやミネラル不足による代謝障害におちいってない？
その他ホルモンの働きは大丈夫・・・・？
などなど
そんなこともチェックしてほしい。
■ホメオパシーを利用する
いろいろ書きましたが、
最後にホメオパシーのことを。
ホメオパシーは私が今まで２０年
これだけ様々な 身体のこと、心のこと、代替医療のことを
勉強してきた中でも、
最高のパワーツールであることは間違いなしです。
サプリよりも、食事よりもなによりも、
ヒットしたときの即効性がすごいんです！
今ではいくつかの学会に参加したり、
インターネットで論文を読んだり、
もちろん各種セミナーにも参加したりしていますが
それらの知識は、ホメオパシーにも応用しています。
最近では
血液検査データや毛髪ミネラル検査などの検査結果からも
通常の医療機関ではわからない体の中の状態、
栄養素の過不足などなど、わかることが沢山あって
より具体的なアドバイスもさせていただいています。
ああ、人のからだって、本当に奥深くて面白い。
ホメオパシーはセルフケアでも
どの療法よりも安全に使っていただくことができます。
ホメオパシーと同時に
今まで書いてきたことをやれたら
かなり改善は早いはず！
わたしのホメオパシーカウンセリングでは
セルフケアのレメディよりもさらにさらに深いレメディを
お選びします。
なかなかクライアントさんの改善のケースを
まとめる時間がないのだけれど
今までUPしたものをご紹介しておきます。
【ホメオパシー改善例】アトピーが1ヶ月でこんなに良くなりました
【ホメオパシー改善例】ごわごわ・ぼろぼろなアトピー肌がしっとり
【アトピー】ステロイド歴が長い人も諦めないで（←途中経過です）
ほかにも沢山あるのだけど、全然まとめられていない💦
■人間って・・・
細胞の働きを知ると
無限の可能性を秘めていることがわかる。
病気の原因のほとんどは、遺伝子じゃなくて
後天的なもの（エピジェネティクス）なのです。
自分で病気を作ったのだから、自分で治せる。
それを今までクライアントさんに見せてもらってきたし、
みんなも健康になることを絶対に諦めないでほしいなあと思う。
症状が出る、ということは、
「今のままではだめだよ。」という”体”と”心”からのメッセージ。
現状のままで、自分は変わらず、
症状だけよくしたい、というのは
一番治らなかったりする。
物理的なことだけじゃなくて、心理的な変化も
大人の症状の場合は必要になってくるケースが多い。
治癒に変化はつきもの。
治るのと同時に、人生も正しい方向に修復されてたりするからね♪
そんな気持ちでホメオパシーカウンセリングも上手に利用してほしいな、
と思います。
というわけで
今回は、副腎疲労とアトピーと不眠について書いてみました。
他にもまた（気まぐれにですが）お伝えできればと思っているので
（本当はセミナーでじっくり話したいのだけど・・(;^_^A）
読者登録やメルマガ登録などしておいてもらえたら嬉しいです。
（知りたいことあれば、リクエストも待ってます。）
あ、ステロイドの副作用については
今回かけなかったのでまた別の機会に！
長文、最後まで読んでくださってありがとう。
ホメオパシーカウンセリング 60分 15,000円
2020年1月のホメオパシーカウンセリングは、残り3名様です。
医学的知識に基づいたホメオパシーの選択、
そして分子栄養学的アドバイスや心との向き合い方まで
様々な角度からアドバイスさせていただいています。
2020年、今よりもっと健康に過ごしませんか？
アトピーだけでなくその他アレルギー疾患、
発達障害や学習障害などのクライアントさんも多数。
2020年は「忙しい！」と言わないで過ごしましょう♪
家事や子育て、仕事に勉強・・・。
私が20年間 向き合ってきた時間の使い方について。
そして最近始めた 時間管理の方法もシェアしたいと思います(^^♪
時間を作れないと、勉強も家族関係も人生もなかなか上手くいかないからね。
家族のケアをする女性がいつも笑顔でいてほしいから！