やってもやらなくても評価が変わりないなら、やらないのが当たり前 | 理学療法士のリハビリテーション科管理者とコーチング思考

理学療法士のリハビリテーション科管理者とコーチング思考

理学療法士で、リハビリテーション科の管理者を行っています。コーチング思考を通じて、管理や実習生の指導などを紹介していきます!!そして、普段の葛藤や悩みも紹介していきます!!

こんばんは

 

岩手からコーチングやリハビリテーション科の管理について発信する

理学療法士の吉田です

 

私は、リハビリテーション科の管理業務に7年以上携わっています

そこで得た経験や考えをシェアしていきたいと思います

 

最初にちょっと考えてみてほしいと思います

 

やってもやらなくても評価が一緒

やった方がいいけど手間がかかる

やらなくてもダメって評価をされない

 

そういう状況だったら、あなたは「やりますか?」

 

なにをやるのかによる!

って答えもあるかと思いますが、

多くは「やらない」選択をするのではないでしょうか

 

やってもやらなくても評価が一緒

それなら、やらないのが普通です

 

やるほうがおかしいですよね

 

損得とか、メリットやデメリットを推し量って行動を決める

 

それが普通じゃないかと思います

 

でも、これが、

やれば、ボーナス0.2ヶ月プラス

やらなければ、ボーナス0.2ヶ月マイナス

 

これだったらやるでしょうか

 

やりますよね

 

給料減るより増やしたいですからね

 

やるって選択をしやすくなると思います

 

こういう「アメ」と「ムチ」が明確じゃないと、

人の行動は変わらないと思っています

 

例えば、

遅刻を繰り返す職員がいたとします

 

何回遅刻しても都度指摘されるだけっていう状況と、

年間で3回遅刻したら次のボーナス半減っていう状況であれば、

後者の方が遅刻は減りますよね

 

この行動はよくないよ

 

この行動をしたら、評価が下がるよ

 

それが明確になっているんですよね

 

こういう方が組織の中の行動は変わりやすいし、

変えやすいなと思っています

 

頑張ろう

やる気だ

気合いだ

 

そういう話だけでは、

行動が変わりません

 

組織における教育などの目的は、

行動が変わることなので、

こういう報酬や罰則とセットになっていることが、

整合性が取れるのかなと思っています

 

促したい行動には報酬をつける

 

してほしくない行動には罰則をつける

 

それができると、

行動を変えやすいと思います

 

人事評価などで査定があるようなところだと、

こういう基準が作りやすいんじゃないかと思います

 

一方でそういうのがないところでは困ってしまいます

 

報酬として与えられるものはなにか・・・

 

例えば、

出張や研修の回数

異動ややりたいことの希望を通す

やりたいことの実現

目立つようにする

登用

 

いろいろな方法があるかもしれませんが、

これが明示されていることが必要なのかなと思っています

 

私たちの病院は人事考課による査定がないので、

それ以外のところで区別していくしかありません

 

相手のメリットある形での要望を聞く

研修に参加できるなどのメリットを作っていきたいと思います

 

そうじゃないと、やっている人が損って状況になりますからね

 

そういう状況になったら、

やらない方が楽ですから、

そういう行動が促進されちゃいますよね

 

きちんと「いい」「悪い」を明確にする

 

これって大事な事なんだろうと感じています

 

まだまだ出来ていない部分はありますが、

うまいことやっていければなと思います

 

それでは、本日は

「やってもやらなくても評価が変わらないなら、

やらないのが当たり前」

でした

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました
  
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岩手からコーチングと管理を発信する理学療法士(PT) 吉田