5月16日(木)は、子どもの居ない伯父夫婦から相談があるとのことで伺いました。
二人とも80代前後なので、これからの不安を感じたようです。
核家族の現代において最終的な世帯単位は独居です。
それでも身近に家族(子ども等)がいれば、介護や死んだとき、死後などに必要な手続きを代行してくれます。
ところが身近にそういう存在がいない場合は、悩ましい問題になります。
そこで最低限必要となるサービスが3つあります。
上野千鶴子先生の受け売りですが(笑) →
https://nakamaaru.asahi.com/article/12087817
1つめは、任意後見制度ですね。
要介護状態になる原因トップ2は、認知症と脳卒中です(平成28年度国民生活基礎調査より)。
両者とも認知機能が低下する可能性大です。
それまで自分で決めていたこと(意思決定)が難しくなってきます。
意思決定能力が低下したときに、そこを支援してくれる仕組みが成年後見制度ですが、任意後見制度とは事前にその準備をしておくことになります。
2つめは、ケアマネジャーや介護サービス事業所を事前に見学などして決めておくことです。
元気なうちに自分で決めておいた方が、サービスを受けるときも、逆にサービスを提供する人もお互い楽な気持ちになれると思います。
3つめは、死後事務委任です。
あまり聞きなれないかと思いますが、人が死んだ後はさまざまな事務手続きがあります。
身近に家族がいる場合はその家族が担っていますが、それを代行してくれるサービスで主に行政書士さんや司法書士さんが担っているようです。
この3つは、上野先生の言われる『おひとりさま』だけではなく、すべての人に必要最低限な知識ではないかと思います。
今回、伯父夫婦にはこの3つについて講義?させてもらいました(笑)
本当は他にも知っておいて欲しいことはたくさんあるのですが、いっぺんに伝えても入りきりません。
おいおい伝えていきたいと思います。
世の介護等に関する情報(書籍等)は、介護する人を主体にしたものばかりです。
私はもっと当事者を主体にした情報が必要だと考えています。
『高齢者介護』や『死』というものは、いずれ全員当事者になるわけですから。
そういう思いで作ったのが『介護の自助論』→
http://www.keroro6.net/cyfons/formadd/?group_id=10
で、その中では上記3つのみならず、その他に必要と思われることを詳しく述べさせてもらっています。
介護される人を主体した内容です。
ご興味のある方は、一度読んでみてください。
どうぞよろしくお願い致します(#^^#)
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