『後ろの正面 その５』

[ ぬいぐるみ ]
白クマも欲しいし

黒クマも欲しい。

そうだ！ パンダにしよう。

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空想的な子供は、あれもこれも たくさん欲しい。思っていましたが、合理的な母さんは「白黒ハッキリさせなさい」と言いました。

子供の頃は描けた絵が大人になると描け無くなるのは、大人になりしだい「合理的」になるから？云われています。https://ameblo.jp/yuukata/entry-12240576845.html

空想的な子供は『吸収力』が強く、合理的な大人は「ブレーキ」をかける事があるようです。

ー？→

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極端なお話

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ここでは、２色の世界に当てはめて、儒教「色」と道教『色』ついて、考えて見ました。

儒教は「白黒ハッキリ」→ 分離作用、

道教は『あれもこれも』→ 吸収作用。

あると云われています。

＊儒教は質素倹約 ⇔ 道教は現世利益

質素倹約 →「ケチ？」

⇔

現世利益 →『欲張り？』

(・・; 決して；

ケチである事、欲張りであること。悪い事ではなく、生きて行く上、必要不可欠な物であります。

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歴代中国政府は

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儒教「色」と道教『色』。２色のどちらか一方に傾きすぎると国家転覆に結び付く事があったようです。

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大まかな歴代中国政府は、

夏 (カ) → 商 (殷) → 周 → 戦国時代 → 秦 → 漢 → 三国時代 (魏･呉･蜀) → ５胡16国時代 → 南北朝時代 → 隋 → 唐 → 続きます →

今日の漢民族という概念が生まれたのは漢の時代～で、漢は儒教を国教 (官学) とし、儒教「色」に傾き過ぎたため、国家転覆に通じたといいます。

漢の時代～政治体制の強化が行われ漢の前の秦の時代～インフラ整備 / 商業基盤 (経済体制) の強化が行われているとも云われています。

＊秦は経済基盤 → 漢は政治基盤

ー？→

あくまでも極端なお話ですが、

秦は道教『色』← 吸収作用、

漢は儒教「色」← 分離作用。

１面を持っており、この２つ宗教 (考え方) は、紀元前～後の歴代中国政府 (国家体制) の「基盤 / 土台』になっているようです。

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歴代中国政府は

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→ 周 → 春秋戦国時代 → 秦 → 漢 → 続きます →

春秋戦国時代に『諸子百家』と呼ばれる各種の思想家が生まれ、その中から今日の儒教「色」と道教『色』。２色に通じて行きます →

【諸子百家 (しょし‐ひゃっか) 】

中国、春秋戦国時代に現れた多くの思想家およびその学派の総称。儒家（孔子・孟子）・道家（老子・荘子）・墨家（墨子）・法家（管仲・商鞅）・名家（公孫竜）・兵家（孫子・呉子）・縦横家（蘇秦・張儀）・陰陽家・雑家・農家・小説家など。

https://kotobank.jp/word/諸子百家-80395

諸子百家 → 諸 (各々) 、子 (先生) 、百 (たくさん) 、家 (学派) 。

主に政治経済体制に関わるのは、

法家、儒家、道家、墨家の４家で、秦帝国は法家と道家、漢帝国は儒家と道家。に重きを置いていたようです。

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＊厳密にいうと、

秦の時代、政治的には法家、経済的には道家、軍事的には兵家に重きを置き、国家体制は法家と道家で道教『的』な『統一 / 吸収 / 同化』の作用を強く持っていたように思います。

秦の時代は、言葉や文字、貨幣、車軌 (交通網) 、度量衡、思想などの統一政策 → 同化政策など吸収作用が強すぎ

漢の時代は、仁や礼に関する身分的、区別的 / 差別的な分離作用が強すぎたとも云われています。

度量衡 → 度 (長さ) 、量 (容積) 、衡 (重さ) 。

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秦帝国・秦の始皇帝は、仙薬、不老不死など ← 道教『的』な死生観 (思想) を持っていた事はよく知られており、

兵馬俑などに見られる殉死的な死生観 (思想) は道教『的』な発想と云われています。

＊儒教は招魂再生 ⇔ 道教は不老不死。

道教『的』な死生観 (思想) では『あの世』は「この世」の延長線 (霊は死なない) という考えがあり、皇帝が「この世」を去った際、皇帝の側用人もいっしょに『あの世』に行く殉死制度があったようです。

＊儒教観とは異なる

また、秦の始皇帝は「焚書坑儒 (ふんしょこうじゅ) 」という儒家の生埋めなど、思想の統一を計っていました。

ｰ関連情報ｰ

秦帝国は、思想的には法家が当然強いが、道家も強かったようである。この両者は思想的に繋がる部分があると指摘されており、『史記』で司馬遷が老子 (道家) と韓非子 (法家) を『老子韓非列伝』と一つにしてあることもこの考えからであろう。後に法家と道家を混交したような黄老の道と呼ばれる思想が前漢初期の思想の主流となっている。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/秦

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