(遅くなりましたが)夏場所が終わって | 郵便局員のごった煮よもやまブログ

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さて遅くなりましたが、御承知の通り先月大相撲夏場所が行われ何とか千秋楽を迎えましたが、簡単ながら夏場所の話を書かせていただきます。

 

まずは大の里関、優勝おめでとうございます。幕下付け出しスタートとはいえ初土俵からの史上最速の優勝は本当に凄い事です。色々ありましたが、今後更なる心身の精進をして立派な力士となっていただければと願うばかりであります。

 

しかし今場所は困った事がありまして、御承知の通り主要力士の休場が多かった事です。先場所新入幕での初優勝で今場所の期待が高かったはずの尊富士と三役に復帰していよいよ大関復活の狼煙を上げるはずだった朝乃山が全休・照ノ富士と貴景勝は初日に負けてすぐ休場・高安は腰を悪くして何日間か休み(後に再出場)・大関に一番近い地位だった若元春も何日間か休み(同じく後に再出場)・霧島に至っては途中休場によりそのまま大関陥落という有様であった。正直申さばこの中のほとんどの力士が「もう身体ボロボロじゃないか。」と思われてもおかしくない状態である。

だから公傷制度復活させりゃ良いのに…。(特に貴景勝がそうだが…)地位が落ちるのを恐れて無理して出場するケースもあり、それがかえって体の治りを遅くして実質身体がボロボロの状態となってしまってるのが現状である。そうならないためにも今すぐ公傷制度を復活するべきである!

 

但しただ復活させるのではなく、元々の公傷制度は本場所の土俵上の怪我での出来事だけが対象だったのだが、もし復活させるとしたらそれだけでなく稽古中や巡業の土俵での怪我にも対象を広げるべきだと思う。考えてみると力士の本場所以外の日常は大抵稽古である、だから平たく言えば力士は「稽古が仕事」と言っても過言では無いと思う。だから我々の業界でも仕事中の怪我ならば労災が下りるのだから、「稽古が仕事」ならば稽古中に大怪我を負ったとしても公傷にしても何らおかしくないと思う(「自己管理が成ってないから起こるのであってそこまでする必要は無い!」と言う人もいるかもしれないが、今の状況はそんな事言ってられないくらいに越えちゃってるんだよね…。)。そうすれば「怪我による取り返しのつかない末路」が大分減ると思うのだが…。

 

さて来月の名古屋場所はどうなるのか?以前に力士たちの身体の状態はどうなるのか?と心配になってきました。力士の皆様、くれぐれも怪我には充分気を付けて下さい。

 

 

 追伸

 

・ファッションデザイナーの桂由美さんが亡くなられました。日本初のブライダルファッションデザイナーとして日本のウェディングドレスの普及に努め国内外でその名を轟かせ長きにわたり一線で活躍した。

・女優の本橋由香さんが46歳の若さで亡くなられました。特撮ドラマ『激走戦隊カーレンジャー』のイエローレーサー役で知られるが、ここ数年は仕事をしながらの癌との闘病の日々であった。私より年下の人の死は正直キツイ…。

 

 合掌