え~と2月のバレンタインのちょっと前に連休がありまして、そんな時には毎度の事ではありますが性懲りも無く『歌のCD聴きまくり』をしまして、この時も更に性懲りも無く世代・ジャンル・歌の知名度関係ブーの何でもアリの組み合わせで聴きまくる題名を「サマーソニック」に引っ掛けた『郵便屋ソニック』をまたまたやりました。
毎度の事ながら定番の曲もあれば、あまりにマニアックな曲もあり、今回初登場の曲もあれば、既にこのシリーズでしょっちゅう聴きまくる曲もあったりといろいろありますが、私の好み・気分で聴いているのでその辺は御容赦願います。
さて今回の『郵便屋ソニック』は何と記念のちょうど20回目!「まあよくも懲りずに20回もやったもんだな。」というのが率直な感想であります。ただ今回は記念の20回目なんだけど、オープニングにちょっと色を付ける以外は別に特別な事はやらずに基本的にいつも通りとさせていただきます。
と言うわけで今記事は1日目の前半戦の曲目を紹介しますが、どんな曲を聴いたかと言いますと…、
まずオープニングの最初はいつものあの曲で
・overture
続きまして第20回を記念して国歌斉唱!(マジです)
・君が代<日本国国歌>(マツダ合唱団)
そして先日亡くなられた高橋幸宏さんを偲んでYMOのインスト曲を
・ライディーン<YMO>
(ところがこれを聴いた後に坂本龍一さんも亡くなられるとは…、御二人の御冥福を御祈り申し上げます。)
オープニングが終わりまして最初の歌は題名が正にこのシリーズそのものを言ってる感じのこの歌を
・ハチャメチャ音頭(大野かおり・坂本新兵・宮澤芳春・石村治樹・大竹宏・ビッグマンモス)
<『ママとあそぼう!ピンポンパン』で歌われた歌。大竹宏さんの御冥福を御祈り申し上げます。>
・WONDER TRIP LOVER(岡田有希子)
<ユッコさんの最後のオリジナルアルバム「ヴィーナス誕生」の中の1曲。実はこの歌はその後歌詞と題名を変えて中谷美紀が自身の主演ドラマの主題歌として歌っていた(ちなみに作曲は坂本龍一さんでした…)。>
・陣中髭くらべ(東海林太郎)
<しかしピンポンパン→ユッコさん→東海林先生…正にこの組み合わせ「ハチャメチャ」だな…>
・ジャンバラヤ(ハンクウィリアムス)
・やっぱ好きやねん(やしきたかじん)
・小諸馬子唄<長野県民謡>(赤坂小梅)
・教室(森川美穂)
・シューベルトの子守唄(ポールロブスン)
・男ならやってみな(和田弘とマヒナスターズ)
・キャンパススケッチ(沢田聖子)
・恋人よ我に返れ(柴田睦陸)
<二期会結成の中心人物であった声楽家だが、オペラ物だけでなくこういったスタンダード・ポピュラー物も吹き込んでいた。>
・いとしのセシリア(サイモン&ガーファンクル)
・バナナの涙(うしろゆびさされ組)
・モン・パパ(榎本健一)
・いとしのマックス(荒木一郎)
・ほほにかかる涙(ボビーソロ)
・一人の手(本田路津子)
・影を慕いて(楠木繁夫)
<藤山一郎先生のヒット曲のカヴァー>
・恋愛未遂常習犯(たかだみゆき)
・ヴァランティヌ(モーリスシュバリエ)
・たった二年と二ヶ月で(水森英夫)
<氷川きよしの師匠として知られる名作曲家の歌手としてのヒット曲>
・キミはどんとくらい(立花理佐)
・相呼ぶ歌(菊池章子)
<本来は霧島昇先生とのデュエット曲だが、これは後年新たにレコーディングしたソロバージョン。>
・コパカバーナ(バニーマニロウ)
・ドライ・ボーンズ(デュークエイセス)
・奴さん<端唄>(藤本二三吉)
・50・50(林寛子)
<中山美穂の「50/50」とは同名異曲>
・スターダスト(ジョースタッフォード)
・さよなら宗谷(春日八郎)
・タローとジローは生きていた(三浦洸一)
・氷海越えて(若山彰)
<以上3曲連続の南極観測隊絡みの歌でした>
・何日君再来<全編中国語>(テレサテン)
・もしかしてPartⅡ(小林幸子・美樹克彦)
・アッカンベー橋(渡り廊下走り隊)
・平和への祈り(松山恵子)
・たそがれのワルツ(エディアーノルド)
・紺碧の空(早稲田大学グリークラブ)
<早稲田大学応援歌>
・船頭可愛や(音丸)
<前出の「紺碧の空」と同じく古関裕而先生の作曲>
・プリンプリン物語(石川ひとみ)
<主役の声を務めた同名の人形劇の主題歌>
・慕情(フォーエイセス)
・やさしく歌って(フランキー堺)
<元々はジャズドラマーのフランキーさんだがジャズじゃなくてポップス系を歌うのは珍しい>
・急いで!初恋(早見優)
<デビュー曲>
・ブラジルの太鼓(伊藤久男)
・黄色いリボン(ミッチミラー合唱団)
・さくら貝の歌(安藤まり子)
<辻輝子先生の叙情歌をカヴァー、ちなみにこの音源は復帰後の昭和60年代に入ってからの吹込み。>
・夢色のメッセージ(西村知美)
・高校生マーチ(山田太郎)
・ローハイド(フランキーレイン)
・シュガー・タウンは恋の街(槇みちる)
・豊年こいこい節<宮城県民謡>(大塚文雄)
・ETERNAL WIND(森口博子)
・ヘイ・ポーラ(ポールとポーラ)
・ヘイヘイブギー(美空ひばり)
<笠置シヅ子先生のヒット曲のカヴァー。昭和25年の川田晴久師匠とのアメリカ公演での音源より。>
・怪獣のバラード(ヤング101)
<合唱曲で御馴染みだが、実はこれが元祖。>
・ふんなのないわ(ミスコロムビア)
・テンダリー(サラヴォーン)
・遊園地のうた(高橋元太郎・本間千代子)
・思い出のビーチクラブ(稲垣潤一)
・シェリト・リンド(ヴォーチェアンジェリカ)
・女心の歌<ヴェルディ作曲>(プラシドドミンゴ)
・恋♡あなた♡し・だ・い!(岩井小百合)
・フラメンコかっぽれ(森繁久彌)
・チキチキバンバン(山本リンダ)
・サンタが街にやって来る(ジャクソン5)
・ラ・クンパルシータ(<初代>林家三平)
・夏の感情(南沙織)
<しかしドミンゴ→岩井さん→森繁先生→リンダ→マイケル兄弟→初代三平師匠→シンシア…これも正に「ハチャメチャ」な組み合わせだ…>
・酔歌(吉幾三)
・ジャズ・ア・ゴー・ゴー(フランスギャル)
・カリンカ<ロシア民謡>(ダークダックス)
・ユー・メイ・ドリーム(シーナ&ロケッツ)
<メンバーの鮎川誠さんの御冥福を御祈り申し上げます>
・一月一日(藤山一郎・平井英子)
<御馴染みの♪年の初めの~の歌です>
・テル・ミー・ホワイ(ボビーウィルトン)
・両国哀歌(増位山大志郎)
<ちなみに「そんな夕子にほれました」が出る前の歌手としてはほぼデビューの時期の歌>
・ピンク・タイフーン(ピンクレディー)
・シボネー(松島詩子)
・コーヒー・ルンバ(ミーナ)
・槍さび<端唄>(児玉好雄)
<「無情の夢」のヒットで知られる児玉先生だが、これは正直驚いた…。>
・気になるアイツ(我妻佳代)
<3枚目のシングル「Seキララで行こう!」のB面で洋楽カヴァー>
・男(志賀勝)
・異国の人(ジョルジュムスタキ)
・ワンダーホーゲル讃歌(横内正)
<山の歌を歌ったアルバムより>
・すてきなホリデイ(竹内まりや)
・青春は雲の彼方に(白根一男)
・ビギン・ザ・ビギン(フリオイグレシアス)
・グラジュエイション(倉田まり子)
・お俊恋唄(島津亜矢)
<榎本美佐江さんのヒット曲をセリフ入りでカヴァー>
・恋人よ(淡谷のり子)
<五輪真弓さんのヒット曲のカヴァー、終生この歌を好んで歌っていた。>
・スワニー(アルジョルスン)
・まんまる音頭(都はるみ)
・内気なキューピット(島田奈美)
・涯なき泥濘(小野巡)
・カレンダー・ガール(ニールセダカ)
・恋の山手線(小林旭)
・わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ)
・ます<シューベルト作曲>(鮫島有美子)
・恋心(エンリコマシアス)
・命かれても(藤圭子)
<森進一さんのヒット曲のカヴァー>
・背中まで500マイル(Wink)
<ピーター・ポール&マリーのフォークソングのカヴァー。あの「淋しい熱帯魚」のB面。>
・こりゃさの音頭(灰田勝彦)
・セプテンバー・ソング(サミーデービスJr)
・国際線待合室(青江三奈)
・タイガーラッグ(中野忠晴・ナカノリズムボーイズ)
・赤い風船(浅田美代子)
・パパと踊ろうよ(アンドレグラフォー)
・チャオ・チャオ・バンビーナ(中原美紗緒)
<中原さんは本来シャンソン歌手だが、これは御承知のイタリアの歌。>
・別れの朝(小畑実)
<外国曲で日本ではペドロ&カプリシャスのヒットで知られる歌をカヴァー。珍しい組み合わせだが、実は昭和53年に発売された全曲なかにし礼作詞・訳詩のアルバム(小畑先生の最後のオリジナルアルバム)の中の1曲である。>
・愛がひとりぼっち(日高のり子)
<岩崎良美さんが歌ったアニメ『タッチ』の主題歌をカヴァー、南ちゃんが歌うこの歌もなかなか良いものである。>
・カナダ旅行(シャルルトレネ)
<しかしあんみつ姫(中原さん)→歌う行商(小畑先生)→南ちゃん(日高さん)→歌う狂人(トレネ)…これもまた「ハチャメチャ」な組み合わせだな…>
・京都慕情(渚ゆう子)
・鯵ヶ沢甚句<青森県民謡>(成田雲竹)
・シンデレラ(高見知佳)
<デビュー曲。高見知佳さんの御冥福を御祈り申し上げます。>
と言うわけで1日目前半戦のトリは昨年暮れに亡くなられた高見知佳さんにして偲ばせていただきました。相変わらずのとんでもない組み合わせに呆れてる人もいると思いますがまだまだ続きますので御容赦願います。
続きの1日目の後半戦の曲目は夜に公開します。