3週間ぶりの愛馬の出走、今週は1頭です。
 

4/6土曜日
 
福島11R 吾妻小富士ステークス(オープン) ダート1700m
ペースセッティング(シルク) 団野騎手
 
 
ペースセッティングは前走東京のバレンタインステークス ダート1400mで3着、勝つことはできなかったものの優先出走権を確保したうえで一旦しがらきへ。3/30阪神のポラリスステークス ダート1400mに行くのではと見ていましたが、相手関係を見たうえで手薄になりそうな今回のレースを選択、賞金加算のために必勝を期してのレースになりました。
 
前走の1ターンの1400m戦から、今回は2ターンの1700m戦になります。同じ小回り1700mだった2走前の小倉の門司ステークスでは勝ち馬スレイマンには完敗でしたが直線入り口での不利を跳ねのけ1.44.9で2着を確保。そのレースのときにはこの距離は少し長いように感じましたが、広いコースで瞬発力を求められるよりは小回りコースでの持久戦の方が長くいい脚を使えるペースセッティングには合っているように思います。
 
他の出走馬ですが、前走で馬券内である3着に入ったのがペースセッティングの他には3勝クラスを勝ちあがってきたプリンスミノル1頭のみ。前走5着以内に広げても門司ステークスでペースセッティングより着順が下だったジャズブルース(5着)がいるだけという近走成績だけをみれば恵まれた相手関係になりました。
 
ただ、プリンスミノルの前走は小倉1700mでペースセッティングの門司ステークスより0.2秒速い1.44.7で走っています。前走で復調したジャズブルースも小回り1700mが合っていそうですし、ほかにも出資馬モントライゼとデビュー戦を同走したブラックアーメットも福島ダートで(1.1.1.0)と無類の巧者ですし、侮れない相手もいます。
 
鞍上は昨年後半の主戦であった団野騎手に早々に依頼したようです。ペースセッティングのことはよく分かっているでしょうから、先行から早めに立ち回る競馬になるのではないでしょうか。
 
ただ、転厩先の安田翔伍調教師によると「レースでも道中は溜めを作らないといけないタイプなのかなと思います。前走のバレンタインステークスの映像を見ると若干キックバックを嫌がる素振りこそありましたが、極端に嫌がることは無かったですから、出来れば内枠を引いてしっかりと脚を溜めたいところです。」とありました。
 
今までも脚をためるような中団からのレースでは手応えのわりにジリジリとしか伸びず勝ちきれなかっただけに、控えるにしても早めに動いてほしいとは思います。

前走バレンタインステークスの出走前にも同じことを書きましたが、今回勝利すると収得賞金が1200万円プラスされます。重賞などでの出走馬決定賞金は現在3000(2100+900)のところが5400(3300+900+1200)に跳ね上がります。そうなると地方交流重賞にも進むことができそうですし、そこで実績を上げればG1の出走も見えてきます。
 
デビュー戦の福島も含めて通算で2着が5回、3着が2回と勝ちきれないもどかしさはありますが、切れ味を問われないであろう今回は早め先行から押し切ってくれると信じています。

それではまた!