ペースセッティング レース結果 | 一口馬主の記録帳

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ペースセッティングのレース結果です。


2024/2/11 東京10R バレンタインステークス(オープン) ダート1400m 1.24.3 3着(0.3秒差)


ペースセッティングは昨年秋の3勝クラスのダート1400mを圧勝後、G3武蔵野ステークスで善戦、前走は小倉ダート1700m門司ステークス2着から今回は昨年秋に圧勝した距離でのオープン特別に挑みました。単勝は2.2倍の1番人気でした。

ヘラルドバローズの蹄鉄が外れたことにより発走時刻がかなり遅れました。ゲート内ではクビを振り振りして煩い面を見せていましたが、スタートはタイミング良く出ることができました。
道中も先行馬のやや後ろを、若干窮屈なところはありましたがロスなく進みます。スピードがあるので位置取りに苦労しないのはこの馬の強みです。そのまま手応え良く直線を迎え、周りの馬を競り落として抜け出し、勝てる!と思ったところ、後方待機で外から鋭く伸びてきた馬に差されて3着に敗れました。

この馬はいつも「手応え良く直線を迎える」んです、特に東京競馬場では。ただ、その手応えのわりにビュッと切れないというか、じんわりじんわり伸びる感じになり、その間に前の馬に決定的な差をつけられたり、後ろの馬に瞬時に交わされたり。ただゴール前ではバテている感じでもなく持続して伸びてくるという感じです。

鞍上がレース後に「以前より成長を感じました。押し切れるかなと思ったのですが......。上位2頭の決め手にやられてしまいました」と語っていたように、この馬はスピードの持続力は素晴らしいものがあると思うのですが、切れ味、決め手に欠けるところがありますのでどうしても2着や3着が多くなります。

あと「東京競馬場だと少しダラっとしてしまいます」とコメントしてました。この「ダラっと」というのはどういうことなのでしょうか?直線が長くて最後までいい脚が続かずに失速するということでしょうか?

現状ベストの条件と考えていたレースでしたので、どれくらいの強さを見せつけて勝つのかと期待していましたが、惜敗とはいえその期待も一気にしぼんでしまいました。鞍上の坂井瑠星騎手はレモンポップの主戦騎手ですのでダートの一線級の馬の乗り味を熟知しているかと思いますが、レモンポップなら今回の相手関係を考えれば当たり前のように勝利していたでしょうから、ペースセッティングに対して何となく心の拠り所にしていたダート短距離の頂点に立てる実力のある馬では?という思いも今回のレース振りで霧散してしまいました。

ここで勝てていたら黒船賞などの地方交流重賞でどのようなレースをするのか楽しみでしたが、今回賞金加算ができませんでした。直近のかきつばた記念の中央登録馬を見てみるとペースセッティングの賞金では全く足りない感じでしたので、このままの賞金では地方交流重賞への出走は厳しそうです。

次走は
3/9阪神 コーラルステークス(L)ダート1400m
3/30阪神 ポラリスステークス(オープン)ダート1400m
あたりでしょうか。
コーラルステークスはリステッドですので賞金順になりますが、ポラリスステークスはオープン特別で、ギリギリ今回の3着の優先出走権が使えるのでそこに向かうのでしょうか。


それか今回のレース後のコメントで鞍上が「京都競馬場が合っている」と言っていたので
5/12京都 栗東ステークス(L)ダート1400m
まで待つのでしょうか。

また、安田隆行厩舎が3月5日で解散ですがどこの厩舎に移るのでしょうか。数を使えるのがこの馬の長所ですので、そういうレース使いをする厩舎に移籍してほしいです。
あと可能性は低いとは思いますが、現状、賞金的になかなか地方交流重賞に出られないのでキャリックアリードのように地方(南関東)へ移籍、という可能性も最近のシルクではありそうな感じもしますが、まだ芝でのレースを諦めたくないのでそうなってほしくないところです。

たくさんレースを使って古豪の雰囲気もありますがまだ4歳になりたてですし、少しずつ強くなって実績を積み上げていってほしいです。

それでは、また。。