今週の出走馬 2024/2/3 4 | 一口馬主の記録帳

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出資している馬たちについてあれこれ書いていきます。

 
今週の出走馬は2頭、ともにウインの馬です。
 
2/4日曜日
 
東京5R メイクデビュー東京(3歳新馬)    芝1800m
ウインヘラクレス(ウイン) 松岡騎手
 
東京9R ゆりかもめ賞(3歳1勝クラス) 芝2400m
ウインマクシマム(ウイン) 松岡騎手
 
 
ウインヘラクレスは先週のレースにも登録がありましたが除外になり、当世代の芝の新馬戦の最後の1レースになんとか間に合った形で今週の出走となりました。
 
育成時代から坂路でかなり動けていたようで期待していましたが、2歳の春ごろから、背腰の治療、歩様の違和感、両前脚の球節の腫れ、挫跖、皮膚病、咽頭部のリンパに炎症、息遣いの悪さなど順調さに欠けるところが続き、ようやく出走に漕ぎつけた形になります。
 
土曜日の競馬を見ていると、マイルの新馬戦のレース上がり3Fが33.5秒、3歳1勝クラス芝1400mで33.7秒と東京の芝コースはかなり時計が速いようです。育成時代はコスモヴューファームの坂路ではかなり動けていたようで、パワーで押すタイプとのコメントがされていました。またトレセンに入ってからも、「仕掛けてからスッと反応するわけではないが追ってからしぶとい」というコメントがされていました。それだけに今の東京の芝コースはあまり向くとは思えませんし、脚元の関係でコース追いもできていない状況です。全馬がデビュー戦ですので相手関係はよく分かりませんが、実戦にいってからの変わり身を期待するのみです。
 
それと、牧場時代の横からの写真を見て感じてもいたのですが、繋ぎがすごく長くて負担がかかりそうな前脚をしていますし、球節の形が変形しているそうで、過去の更新を見ていると特に右前の球節が良くないようで、脚元には細心の注意を払う必要がある馬でもあります。まずは無事にレースを終えてほしいと願っています。
 
 
ウインマクシマムは未勝利戦を勝利したあと、果敢にG1ホープフルステークスに挑みましたが12着に完敗、今回は自己条件で出直しの一戦になります。
 
距離は一気に延びて2400mになります。2走前に逃げた影響なのか前走は気性面で脆いところを見せていたので2F延長になるこの距離は不安ではあります。ただ鞍上の松岡騎手は調教でそのあたりを考えて乗ってくれていたようですし、調教師も折り合いがつく馬だからとコメントしていますのでそれを信じるのみです。
 
9頭立てと少頭数ですが前走G1で4着のアドミラルシップなど粒ぞろいのメンバーが揃いました。また3歳のこの時期の長距離戦、全馬が初距離ということもあり、かなりの確率でスローからの上がり勝負になりそうです。クラッシファイド鞍上のルメール騎手はそういったレースでの位置取りや追い出しタイミングが抜群にうまいので怖い一頭になります。
 
未勝利を脱出するのに時間を要し、前走はG1の壁に跳ね返されました。直線入り口の手応えが抜群で楽勝か、なのに追ってから案外のようなレースがあったり、2戦目でこの馬に勝ったトラジェクトワールが先週の自己条件で敗れたこともありますし、この馬の実力についてやや懐疑的になっています。関係者のこの馬に対する評価は一貫して高いですが、出資者が望むような実戦での結果はまだ出ていません。前走はまだ力不足だったな、ということで済むレースでしたが、今回は自己条件に戻って迎える一戦ですので、ここで不甲斐ないレースを見せられると本当にがっかりしそうです。良い結果を期待しています。
 
それではまた。