ピロリ菌の対策、胃の修復は「クルクミン」で。抗癌作用ナンバー１も「クルクミン」

昨日は、「ピロリ菌除菌に抗生剤と胃薬で治療するのは良くない」という記事を書きました。

現に、ピロリ菌感染者が必ず胃がんになるわけではないので、必ず他の因子もあるということが分かると思います。

主には、食品・強いストレス・消化吸収・細胞の状態などではないかと思います。

除菌者1,347人の2.55年の追跡で10％以上の人が除菌後胃がんを発症していますし、今日では胃がんのほとんどが「除菌後胃がん」であるとのこと。

抗菌剤と胃薬の副作用デメリットを越えるメリットがあると思わないという、超個人的な判断です。

※「一般的な正しいとされる情報」と真逆ですので、ご注意お願いします。

あくまでも、細胞を健康にすることが根本的な解決法であり、ピロリ菌対策は対処療法的な側面があると考えています。

では、ピロリ菌以外のリスクファクターを持ってしまっている人の「対処療法的」ピロリ菌対策をどうしたらよいか、その解決策をメルコラ博士の記事の共有させていただきます

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ウコン、ターメリックは、インド料理でよく使われる黄色い色素のカレースパイスです。

しかし、このスパイスは料理の主食以上のものです。

伝統的な中国医学 (TCM) やアーユルヴェーダ医学でも、薬として使われてきた長い歴史があります。

伝統的な医療用途としては、肝臓病、皮膚疾患、呼吸器系および胃腸系の疾患、筋肉の捻挫、関節痛、一般的な創傷治癒などの治療があります。

それ以来、その効能は医学文献で詳しく記録されており、ウコンに含まれる最もよく研究された生理活性成分の1つであるクルクミンは、健康を促進し、さまざまな健康状態から保護することがわかっています。

実際に、抗炎症作用や抗菌作用、強力な抗癌作用など、150 種類を超える治療効果が期待でき、集中的に研究されています。

＜クルクミンがなぜこれほど強力な薬となるのでしょうか?＞

研究者たちはクルクミンのさまざまな作用機序を発見しており、クルクミンがなぜそれほど強力な薬であると考えられるのかという答えの一部は、クルクミンが次のような作用を持つからです。

●約700個の遺伝子を調節する
●160以上の異なる生理学的経路を積極的に調整する
●細胞膜をより整然とさせる
●シグナル伝達分子に影響を与えます。

たとえば、クルクミンは以下と直接相互作用することが示されています。
・炎症分子
・細胞生存タンパク質
・ヒストン
・ヒト免疫不全ウイルス1型（HIV1）インテグラーゼおよびプロテアーゼ
・DNAとRNA
・さまざまなキャリアタンパク質と金属イオン

これらの（そしておそらく他の）効果の結果として、クルクミンはさまざまな方法で健康に利益をもたらし、さまざまな病気を予防する能力を持っています。

2011年にNatural Product Reports 6に掲載された研究によると、クルクミンは以下の治療に効果がある可能性があります。

●肺疾患と肝臓疾患
●神経疾患
●代謝性疾患
●自己免疫疾患
●心血管疾患
●炎症性疾患

より具体的には、現在数百に上る研究により、ウコンに含まれるクルクミンやその他の生理活性化合物には次のような効果があることが示されています。

●健康的なコレステロール値をサポート
●低密度リポタンパク質の酸化を防ぐ
●血小板凝集を阻害する
●血栓症や心筋梗塞を抑制する
●2型糖尿病に伴う症状を抑える
●多発性硬化症の症状を抑える
●放射線による損傷や重金属毒性から保護する
●HIV複製を阻害する
●肥満者の全身性炎症を軽減する
●傷の治癒を促進する
●肝臓障害を防ぐ
●胆汁分泌を増やす
●白内障を予防する
●肺毒性および線維症から保護する
●関節リウマチの症状を抑える
クルクミンの抗炎症作用の恩恵を受けることができるもう 1 つの一般的な症状は、変形性関節症です。

2011 年に発表された研究16では、治療計画に 1 日 200 mg のクルクミンを追加した患者は、対照群と比較して痛みが軽減し、可動性が向上したことがわかりました。以前の研究でも、ウコン抽出物が炎症経路をブロックし、腫れや痛みを引き起こすタンパク質の放出を効果的に防ぐことがわかりました。

●抗がん作用
クルクミンはあらゆるがんに普遍的に効果があるようだ
ウコンの最も素晴らしい効能の 1 つは、その強力な抗がん作用です。

クルクミンは、ビタミン D を含む他のどの栄養素よりも、がんに対するその効果を裏付ける証拠に基づく文献が最も多くあります。

このトピックについて私が以前インタビューした、自然療法の第一人者であるウィリアムラバレー博士が指摘したように、クルクミンは、ほぼすべての種類のがんに普遍的に有効であるように見える点でユニークです。

がんは多種多様な分子病理で構成されているという事実を考えると、これは奇妙です。

この普遍的な抗がん傾向の理由の 1 つは、クルクミンが複数の経路を介して複数の分子標的に影響を及ぼす能力です。

クルクミンは細胞内に入ると、100 種類以上の分子経路に影響を与えます。

そして、ラヴァリー博士が説明したように、クルクミン分子が特定の分子標的の活性を高めるか、活性を低下/阻害するかにかかわらず、研究は繰り返し、最終結果が強力な抗がん作用であることを示しています。

さらに、クルクミンは無毒であり、健康な細胞に悪影響を与えないことから、選択的にがん細胞を標的としていることが示唆されています。

これらはすべて、がん治療における明らかな利点です。

研究では、クルクミンが特定の化学療法薬と相乗的に作用し、がん細胞の除去を促進することも示されています。

本題「クルクミンには強力な抗菌作用もある」
クルクミンは、健康な消化器系を維持するのにも役立ち、胃炎、消化性潰瘍、胃がんなど、ヘリコバクターピロリ菌 (H.pylori) によって引き起こされる健康問題に効果がある可能性があります。

H.pyloriは、世界人口の半分以上に影響を及ぼすと考えられており、世界保健機関によってグループ 1 の発がん物質として特定されています。

従来、H.pylori感染症は抗生物質で治療されますが、薬剤耐性の増加により、そのような治療はますます脅威にさらされています。

良いニュースとしては、クルクミンが有効な代替手段となる可能性があるということだ。

2009 年の研究によると、クルクミンは、菌株の遺伝子構成に関係なく、試験管内でH. pyloriの増殖を効果的に阻止することがわかった。

マウスでは、クルクミンは「感染したマウスから H. pyloriを根絶するだけでなく、 H. pyloriによって引き起こされる胃の損傷を修復するのに非常に効果的であったため、 H. pylori感染に対する大きな治療効果を示した」と研究者らは指摘している。

＜クルクミンを治療に使うための提案＞
ターメリック（ウコン）はどの食料品店のスパイス売り場でも簡単に手に入りますが、臨床的な効果を求めるなら、料理にターメリックを使うだけでは十分ではないことを認識することが重要です。

ターメリックの根自体にはクルクミンが約 3% しか含まれておらず、クルクミンは体内にほとんど吸収されません。

生の状態で摂取した場合、利用可能なクルクミンの約 1% しか吸収されません。

サプリメントの形でも、さまざまな疾患研究で示された結果が得られる可能性は低いです。

クルクミンを治療に使用したい場合は、次の 3 つの代替品のいずれかを試すことができます。

100% 認定オーガニック成分を含み、少なくとも 95% がクルクミノイドである高品質のターメリック抽出物を見つけてください。

配合には充填剤、添加物、賦形剤 (加工または安定剤としてサプリメントに加えられる物質) が含まれていてはなりません。

また、製造業者は、植え付け、栽培、選択的収穫、そして最終製品の製造と包装のすべての段階で安全な製造方法を使用する必要があります。抗がん剤の一般的な投与量は、生物学的に利用可能なクルクミン抽出物を最大 3 グラム、1 日 3 ～ 4 回です。

生のクルクミン粉末を使ってマイクロエマルジョンを作ります。

大さじ 1 杯の粉末を卵黄 1～2 個と溶かしたココナッツオイル小さじ 1～2 杯と混ぜます。高速ハンドブレンダーを使って乳化させます。クルクミンは非常に強力な黄色色素で、表面を永久に変色させる可能性があるため、「イエローキッチンシンドローム」を回避するための予防策を講じてください。

クルクミンパウダーを沸騰させます。

吸収を高めるのに役立つもう 1 つの方法は、大さじ 1 杯のクルクミンパウダーを 1 クォートの沸騰したお湯に入れることです。粉末を加えるときは必ず沸騰させてください。最初に常温のお湯に入れてから、水とクルクミンを加熱すると、うまくいきません。10 分間沸騰させると、12 パーセントの溶液ができあがります。冷めたら飲むことができます。木の味がします。ただし、クルクミンは徐々に溶液から抜けていきます。約 6 時間で 6 パーセントの溶液になりますので、4 時間以内に水を飲むのがベストです。

＜私は＞

ペピリンが配合されたこちらのサプリにします。

●NatureWise, オーガニックターメリッククルクミン、ベジカプセル90粒 3,000円

癌対策なら、徐々にこちらも併せていきます。

●Dr. Mercola, 有機クルクミンエキス、30粒 5,645円

家族のピロリ菌対策に、早速、上記を購入しました！！

ただし、「ピロリ除菌やクルクミンはあくまでも対処療法！根本療法は、元気な細胞作り」がモットーです！

反応ありましたら、またレポートしますね♪

本日もご覧いただきどうもありがとうございましたm(__)m