アルバイトといっても農業をやめてフリーターになったわけではありません(笑)。毎年ブルーベリーやジャムなどをたくさん買ってくださるマダムがいらっしゃり、所有している畑の草刈りができなくて困っていると聞きました。今や草刈りは私の得意分野の1つです。1反(300坪)もない畑だそうで、それなら1~2時間もあれば終わるだろうと深く考えることなく引き受けました。
ブルーベリー収穫が始まるといよいよ人様の畑の草刈りまでできませんし、数日前に妻と一緒に行ってきました。しかし、実際に畑を見てビックリ。セイタカアワダチソウはもちろん、私の背丈を超えるアシやトゲが凶暴な野バラがビッシリと生えています。どの雑草もすべてボスキャラ。10年以上「熟成」させた畑だそうです。この日は私の25ccの草刈機と妻の36Vの充電式草刈機では歯が立たず早々に撤退。そして今日、35ccの草刈機を持って再び行ってきました。
前回の続きです。
高さのある草を刈る時は「2段刈り」です。YouTubeで勉強しました。やっぱパワーのある35ccです。バリバリと気持ち良く刈ることができました。マダムからはこの土地を好きに使って良いと言われていますが、同じ西尾市内でも農園から20分くらいかかる場所ですし、周りはすべて田んぼでこの畑も半分湿地のようになっています。ここで果樹を栽培するのは難しそうです。
今回の草刈りのバイト代はこれです。
2年前にご主人を亡くし、遺品を整理していたら出てきたそうで、「アンタにあげるわ~」と、いただいてしまっていた長野オリンピックの記念5千円硬貨です。ゲーセンのメダルじゃないんですから、何かお返しをしなければとずっと思っていたので、草刈りでお役に立てて良かったです。でも、たしかに正真正銘の日本の貨幣なんですけど、スーパーやコンビニなんかで使ったら、間違いなく「少々お待ちください」と言われそうです(笑)。