ゆたか農園のブログ

ゆたか農園のブログ

新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

ニホンミツバチの分蜂を捕まえたり、ラズベリーの株分けをしたり、畑の排水路の泥かきをしたり、別に遊んでいたわけではないですけど、ブルーベリー畑はすっかり草だらけになってしまいました。今は急ピッチで草刈りをしています。

 

サザンハイブッシュ系の早生品種では受粉が終わり、幼果が膨らみ始めています。

あと1か月もすればブルーベリーの収穫が始まります。今年も6月上旬に開園の予定でいます。収量が少ないうちは自分たちで収穫してカフェやケーキ屋さんに出荷。食べ放題でお客様をご案内できるくらいの収量になりましたら摘み取り園として開園です。なにぶん自然相手のことですので今年も「明日から営業を始めます」と突然のご案内になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

それで、毎年この時期に気を揉むピンクレモネードの状況ですけど、まずまずの受粉率のようです。

それでも木によって受粉率にバラツキがあります。

 

ピンクレモネードは受粉率が悪く、ブルーベリー園を経営する側からすると収量が少ない品種は歓迎できません。しかしながら、ピンクレモネードは単に色が珍しいだけでなく、その味はトップクラスのおいしさだと思っています。甘さの中に爽やかな酸味を感じられ、他の品種にない特長があります。当園でピンクレモネードの収穫ができるのは毎年6月下旬~7月上旬です。数年前にはピンクレモネードだけを植えた畑を新たに作りましたし、畑一面がピンク色に染まる光景は圧巻です。ぜひその頃にご来園ください。

 

 

先日のブログで、この冬は多くのフェイジョアの葉っぱが落ちてしまったと書きました。それはポットで育苗中の挿し木苗も同じで、小さな苗ほどダメージを受けている傾向が見受けられます。特に、昨年の秋に鉢上げしたばかりのミニ苗の多くは完全に落葉樹のようになってしまい、枯れたのかと半分諦めていました。ところが4月後半になってそんな苗からも次々に新芽が出てきて復活の兆しを見せています。

 

フェイジョアの葉が落ちる原因としてやはり寒さが考えられますが、愛知県西尾市の冬なんてせいぜいマイナス2~3度までにしか下がりません。低温が原因とするなら、私たちよりもっと寒い地域で栽培している人のところでは毎年のように丸坊主になっているはずです。あと考えられるのは乾燥です。この冬は宇連ダムが枯渇するほど降水量が少なかったというのは記憶に新しいところですが、西尾市でもクリスマスイブから建国記念日までずっと雨が降らず、冬なのに地植えのブルーベリーに水やりしたほどでした。フェイジョア畑の土も相当に乾いていたことでしょう。しかしながら、苗置き場では定期的に水やりをしていましたので、ポットの中の土がカラカラに乾いていたということは考えにくいです。おそらくフェイジョアが葉を落とす要因は1つではなく、低温、乾燥、強風といったことが複合的に重なった結果だと考えています。

 

情報交換などをさせてもらっている海外のフェイジョア農家さんにも尋ねたところ、「Low temperatures, dry air, and fungi can all cause leaf drop, as can the stress response of trees in adverse conditions.(低温、乾燥、真菌といった逆境に対する木のストレス反応)」とのことでした。人間でもストレスが溜まると肌が荒れたり、お腹を下したり、円形脱毛症になったりすることがあります。いくらフェイジョアの耐寒性が強いといっても原産地は熱帯や亜熱帯の気候で、連日のように氷点下になるようなことはないでしょうから、日本の寒さはフェイジョアにとって相当なストレスだと思います。今は2坪の小さな菜園ハウス2棟でフェイジョアの挿し木をしていますが、鉢上げできた大事な苗を低温、乾燥、北風から守るため、いずれは育苗用にも大きなハウスを建てたいと計画だけは立てています。ただ、近所の知り合いが数年前に20坪ほどのハウスを建てて3ケタ万円だったと言っていました。まずはフェイジョアの挿し木の成功率を上げ、量産できるようになるのが先ですかね。

今日でポポーとフェイジョアの畑の第1回目の草刈りが終わりました。いくら農業が好きとはいえ、さすがにすべてが新鮮で目新しいかった新規就農直後ほどのワクワク感もエネルギッシュさも今はありませんし、今年で妻も私も齢50歳。体力の衰えを感じています。しかもここ数年は異常な暑さと少雨です。ほどほどに暑くて、ほどほどに雨が降ってくれれば良いのですが、昨年の夏のようにひたすら干天が続けばブルーベリーの水やりで忙殺され、他の作業ができなくなってしまいます。

 

甘っちょろい言い訳だと思われてしまうかもしれませんが、夫婦ふたりだけでブルーベリー1000本、ポポー220本、そしてフェイジョア320本の規模で1町5反(4500坪)もの畑を管理するのが難しくなってきました。これでニホンミツバチの養蜂もやり、苗の生産・販売もとなるとすべてが中途半端になってしまいそうです。実際に昨年は苗の管理が満足にできず、草だらけにしてしまいました。そこで、まずは35本のフェイジョアが植っている、5畝(150坪)ほどの「フェイジョア第3畑」を地主さんにお返ししようかと悩んでいます。フェイジョアは木が育ってきて、すでに十分な収量がありますし、実の収穫より挿し木苗の生産と販売に注力していきたいと考えています。でも地主さんはここから車で1時間ほどの距離にお住いの方。畑を返したらまた元の耕作放棄地に戻ってしまいそうで、それも困りものです。

 

ブルーベリーの収穫まであと1か月ほどとなりました。ポポーとフェイジョアの草刈りがいち段落したことですし、明日からは開園の準備を始めます。とはいえ明日からもやはり草刈りです。ブルーベリー園はすっかり草で覆われてしまいました。通路や株間は草刈り機で刈り、株周りは手作業で草むしりをします。

 

食べきれなかったダイコンが満開を迎えています。タネがこぼれ、また来年の冬にそこら中から芽が出てくると思います。

 

自宅裏の苗置き場はすっかり新緑に包まれています。

 

昨日の朝に水やりしたばかりだったのですが、枝先がクッタリしている苗があり、慌てて水やりをしました。もう毎日の水やりが必要になってきたようです。

 

先ほど「いち段落」と書きましたが、「いち段落」なのか「ひと段落」なのか自信がなくなって調べてみました。正しいのはやはり「いち段落」だそうです。ただ、近年は若い世代で「ひと段落」という人が増えてきているようで、「ひと段落」でもOKとする辞書もあるとか。言葉は変化していくものですし、ちょうど今が「いち段落」から「ひと段落」への過渡期なんですかね。

 

養蜂は畜産業に分類されるようですが、広義では農業ということで間違いないでしょう。果樹であれミツバチであれ、いずれにせよ自然が相手というのは同じです。今年の分蜂遭遇率はやたらに良くて、これまで6群の分蜂を捕獲、さらに1群が巣箱へ自然入居してくれ、空き家となっている巣箱はあと1つだけになったと前回のブログで書きました。しかし、やはり自然はそんなに甘いものではなく、入居してもらった巣箱のうち1箱が空っぽになっていました。分蜂を捕獲した際に女王蜂が入ってなかったのか、それとも死んでしまったか、あるいは巣箱が気に入らなくて別のところに引っ越しをしてしまったのかだと思います。「これで空き家が2つに増えてしまったね」なんて妻と話をしていたら、さっそく昨日にまた2つの分蜂を捕獲することができました。

 

朝に畑へ行ったら、お隣の畑の柿の木にニホンミツバチの蜂球ができているのに気づきました。ふつうはお昼前後に分蜂するのですが、早朝に分蜂があったようです。

すぐに妻に電話し、無事にゲット。巣箱に入ってもらいました。これで空き家はあと1つ。

 

畑の草刈りをしていたら、昼前にまた分蜂が始まりました。

これもタモ網ですくい、残り1つとなっていた空の巣箱に入居してもらいました。これで私たちの畑にある10個の巣箱すべてが入居済みとなりました。強制入居の分蜂はいつも通り、巣箱に2日間監禁してから出入り口を開けてやります。

 

ポポーの受粉はミツバチではなくハエがしてくれるというのは情報としては知っていました。しかし、今日はその様子をはじめて目撃することができました。

安物のスマホのカメラで、しかも咄嗟の撮影でしたのでうまく捉えられていませんが、たしかにハエがポポーの花に寄っています。普段は嫌われ者のハエですが、ポポーの受粉にとっては大事な存在なんだと改めて認識しました。ポポーの受粉だけでなく自然界ではハエも何らかの役割があり、欠かせない存在なんだと思います。

 

今日はカリンやクチナシ、レモンなどを植えている趣味の栽培エリアの草刈りをしました。カリンはもう受粉が終わって幼果が膨らみ始めていました。

今年はこれまでに6群の分蜂を捕獲し、さらに1群が私たちの巣箱に自然入居してくれました。そのうち1箱はブルーベリーなどでお世話になっている隣町の古民家カフェのオーナーさんのもとへ。畑にある入居中の巣箱は9箱になりました。空き家はあと1箱だけです。

 

新たに入居してもらったミツバチです。よく見ると「花粉だんご」と呼ばれる花粉を密で固めた黄色い塊を運んでいる蜂もいます。花粉を持ち帰る蜂がいれば入居確定だと言われていますので、まずはひと安心です。

ちなみに花粉はミツバチにとってタンパク質やビタミン源ですし、ローヤルゼリーの原料ともなります。

 

巣箱の掃除のついでに巣箱の中を覗いてみました。写真には写りませんでしたが、早くもハニカム構造の巣を作り始めていました。

まだ先の話ですけど、養蜂が軌道に乗ったら巣箱のオーナー制度や巣箱づくりのワークショップなんてことも考えています。

 

午後からは山へタケノコ掘りに。もう7回目か8回目のタケノコ掘りで、掘るのが追い付かないほどに出ています。

 

一昨日にも飼育しているニホンミツバチの巣箱から分蜂があり、捕まえて空の巣箱に入れることができました。今年は分蜂の遭遇率が高く、これまでに3群を捕まえています。そして今日も朝9時過ぎに分蜂が始まっているのに気づきました。出産ラッシュならぬ、分蜂ラッシュです。

 

しばらく様子を見ていると、お隣の畑の柿の枝に蜂の塊(蜂球)ができました。今回もタモ網で捕獲し、私たちの巣箱の中に入ってもらいます。

 

そんな作業をしていたら隣の巣箱でも分蜂の始まりです。今日は雨の翌日で、気温などの条件が揃っていたのでしょう。今度は私たちの畑のポポーの幹に蜂球ができました。

というわけで今日は立て続けに2群をゲットです。自然入居してくれた1群と合わせて、これで入居中の巣箱が一気に6つも増えました。ただ相手は野生の昆虫。昨年は3群捕まえて、その3群とも途中でいなくなってしまいましたので、今年もまだどうなるかは分かりません。それはそうと一昨日の分蜂の捕獲の際に眉毛付近を刺されてしまい、まぶたがお岩さんのようにボコッと腫れた状態になっています。痛みはそれほどありませんが、左目は薄目しか開けられません。分蜂中は守る蜜がないから刺される心配はあまりないと聞いていたのですが・・・。油断してました。次からは必ず網をかぶって作業します。

 

今年500本を接ぎ木したポポーで動きが見られました。一部の苗の穂木から芽が出ています。

これですなわち成功とは言えませんが、成功への第1段階であることは間違いありません。

 

それにしてもミツバチの巣箱を見守る妻の姿は、まるで我が子を見守るそれのようです。

分蜂は1回だけでなく2回目、3回目もあります。1つでも多くの分蜂を捕まえて早く養蜂も軌道に乗せたいです。先日、大分県の山奥でニホンミツバチの養蜂をやっている人をテレビで見ました。100箱以上の養蜂をしているそうです。そこまでとはいいませんが、私たちも数十箱を目標にしています。順調に育てば来年はさらに多くの分蜂があるでしょうから来年に向けて巣箱作りもしなければ・・・。次の雨の日にホームセンターで材木を買って大工仕事に励みます。

 

~追伸~

ニホンミツバチの「分蜂マップ」というスマホのアプリがあり、分蜂があったことを投稿できるようになっています。西尾市では「Kenji」さんという方が4月4日午前に分蜂があったと投稿をされています。西尾市といっても合併した旧幡豆郡を含めたらかなりの広さで、どの地域の方か分かりませんが、希少なニホンミツバチの養蜂をする者どうし、よければ情報交換などをさせていただけたらと思っています。もしこのブログをお読みでしたら、ぜひご連絡をお願いいたします。