ブルーベリーの挿し木、鉢上げスタート | ゆたか農園のブログ

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新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

私の記憶が定かなら昨年末の12月30日に始めたブルーベリーの挿し木。挿し木の鉄則は「水やり以外は決していじらない」ですが、やはり気になってしまいます。順調に育っている枝を確認したら発根していました。この冬に8000本以上を挿し木したブルーベリーの中で、今年1本目の鉢上げは「ジュビリー」です。

やはり低温要求時間が短いサザンハイブッシュ系は発根も早いです。このジュビリーは、アメリカから個人輸入したという方からヤフオクで購入した品種です。シャープブルーの子どもとのことで、スペード型の大きな葉っぱはたしかにシャープブルーにソックリです。ただ実が小粒なシャープブルーと比べるとジュビリーは中~大粒といった感じで、それだけ品種改良が進んでいるという感じを受けます。

 

爪楊枝みたいな枝で挿し木をしていますから、鉢上げ直後はミニミニの苗ですけど、肥料と水をやっていればすぐに大きくなります。私も最初は育てるのに苦労しましたし、こんなことを書いたらブルーベリー初心者に怒られてしまいそうですが、私が挿し木や苗の育て方などを習った育苗農家さんがいわく「苗を大きくするだけなら簡単だ」。ただ、出荷する苗は大きければ良いというものではなく、規格が決まっていてサイズを揃えるのが大変なんだそうです。でも私は園芸店やホームセンターなどに出荷するわけではありませんから、どんどん大きくしていきます。

 

かつては3.5号ポットに鉢上げしていたブルーベリーの挿し木苗ですが、これからフェイジョアの挿し木の鉢上げもありますし、今は苗置き場のスペースの都合で2.5号ポットに鉢上げしています。これから屋外での仕事ができない雨の日に、雨の当たらない場所で鉢上げ作業を進めていきます。