「ブルーベリー」や「挿し木」、「接ぎ木」といったキーワードでよく検索しますので、スマホでgoogleを開くとそれに関連したニュースが表示されます。その中に「『最も重いブルーベリー』のギネス記録認定、20.4グラム 豪」という記事がありました。
「エテルナ」という品種の実だそうです。20グラムといえば、一般的なフェイジョアの実生苗になる実と同じくらいか、それより大きいかもしれません。
さらに調べました。エテルナは「Eterna」という表記で、ラテン語で「永遠」という意味だそうです。英語の「eternal」の語源だと思います。今回ギネス認定された実の直径は39.31mm。日本では500円玉(直径26.5mm)より大きくなれば「巨大」と言われるブルーベリーですが、これは卓球の玉(直径40mm)とほぼ同じ大きさです。つまるところ好みの問題である味と違い、実のサイズは絶対的なものです。ブルーベリーに限らず果樹を栽培する者にとって、大きな実を収穫するのは憧れでありロマンです。早くどこかの種苗会社が輸入して苗の販売を始めて欲しいです。「記録は破られるためにある」と言いますけど、ブルーベリーの実はどこまで大きくなるのでしょうかね。
今日も北風が強く、農園の小さなハウスの中でポポーの接ぎ木です。でも、太陽の光は着実に強くなってきているようで、入口の扉を開けていてもハウス内は30度を超える真夏日になりました。扉を閉めれば40度を超えたと思います。
そして、昨年の秋から冷蔵庫内で保管していたポポーのタネを畑にばら撒きました。
数えていませんが、1000個以上はあると思います。2年くらい育てた後にポットに植え替え、接ぎ木の台木として利用します。
ポポーのタネは乾くと発芽率が悪くなるそうで、私たちはポポーを食べたらすぐにタネを洗い、乾燥しないようジップロックに入れて密封します。それを冷蔵庫で寝かせ、翌春に播種しています。そうすれば7~8割ほどの発芽率を得られます。