ウルトラマラソンランナー、日本一タフな質量分析屋、高橋豊です。
このテーマでは、前職である日本電子での仕事と、退職して独立・起業する話を書いています。
前回は会社設立の話でした。
会社設立の話
組織に属して仕事をすること
と
一人で仕事をすること
一番の違いは何だと思いますか?
人それぞれ考えはあると思いますが、
私は
一人で仕事をしていると
¨仕事の結果が薄まらない¨
ことだと思います。
これは良い場合にも悪い場合にも当てはまります。
仕事が成功した時
一人なら全て自分の成果、文字どおり独り占めできます。
組織にいると、上司に手柄を横取りされたり、たとえ自分の働きが一番でもグループ全体の成果になります。
仕事が失敗した時
一人ならその責任は全て自分にあります。その結果顧客を失い、収入が激減する恐れがあります。でも自分で納得できます。
組織にいると、上司から責任を押し付けられて理不尽な処分を受けることがあります。でも、それだけが原因で給料が激減することは、役員でもない限り無い筈です。
あるいは、誰も責任を取らずうやむやになってしまうこともあります。大企業なら、顧客1つ失っても、大きなダメージにはなりませんからね。
薄まってしまうから、ぬるま湯に使っているような環境と言えると思います。
個人事業者は、
常に大きなプレッシャーを感じながら
組織にいるより遥かに重い責任を感じながら
仕事をしています。
私は必要に迫られて会社を設立しましたが、社員はいないので、実態は個人事業者と変わりません。
それだけのプレッシャーと責任感の中で仕事をしていますから、質量分析全般に関しては誰にも負けない自信があります。
LC/MS分析士五段を取得したのは、それを示すための小さな手段の1つです。
LC/MS分析士五段取得の話
私は共著で沢山の専門書を執筆していて、
共著で出版された専門書
他の方が書いた原稿の査読も行うのですが、
MSメーカーの方が書いた原稿は、正直レベルが低いものが多いです。
そう言う方が、ユーザーさんに対して、知ったような口振りで、セミナー等で講師を務めて教える訳です。
教わる側は素人ですから、その講師が正しいことを言っているかどうかの判断はできません。
そして、正しい知識を身に付けないまま質量分析計を使う人が増えると言う、負のスパイラルが生まれているのが現状です。
このような負のスパイラルを断ち切りたくて、日々奮闘しています。
仕事で質量分析計を使っている皆さん、正しい知識をもって仕事をできているかどうか、疑問視してみて下さい。
ではまた~
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