道標
第一志望だった企業の選考結果が届いて、ここ数年間掲げていた人生の道標が潰えました。不思議なことに喪失感はありません。もちろんつらいし涙も出ましたが、むしろやっと抱えていた荷物を下ろせるというか、無意識にそこに縛り付けていた意識が解放された気分です。でも、その目標に向かって走ってきた自分はどこへ行ってしまったのだろう。あんなに切望してできる限りの手を尽 くして頑張っていた気持ちを嘘みたいに簡単に手放せてしまった自分に驚いています。そこまで重要なものではなかったのか、それとも諦念か。絵、音楽、演劇。電灯に集まる虫のようにキラキラ輝く憧れの世界に惹かれて、朝が来れば霧散するような、どれも中途半端な知識だけ身につけて、すぐ目移りするもんだから特に胸を張ってこれが"一番"好きだと主張することができない一貫性のない人間。これから私は何に目掛けて飛んでいけばいいんだろうね。少しの間考えてみることにします。お疲れ様でした。2024.6.8