今年は(今年も?)春が早く来そうな気温になってきましたね🌸 今年の冬はまた特に気温差も激しくて、体調を崩す人も多いですが地球温暖化は深刻そうです💦 
 平均気温が上がっているとはいえ、冬場は冷え性の人にとっては厳しい季節🥶 普段からの養生として食べ物にも気をつける必要があります。今までも何回か書いていますが、今回は食べ物の陰陽についてお話ししましょう(^^)
 
 冬場は特に、食べ物は陽性のものを多く摂るのが基本です。つまり食べ物にも陰と陽があり、体を温める食べ物が陽、冷やす食べ物が陰になります。体を冷やさないためには陽性の食べ物を多く食べること、または陰性の食べ物を調理で陽性に変えて食べることが大切になってきます。そのため、食べ物の陰陽の見分け方を知っておく必要があります。
 基本的に動物は陽性動かない植物は陰性です。しかし植物の中にも陰陽があり、太陽に向かって伸びる比較的成長の早い葉野菜は陰性で、土の中に向かって伸びる根菜類は体を温める陽性の食べ物になります。
 また夏場に収穫されるものは陰性の食べ物、冬にとれるものは陽性の食べ物と分けることもできます。形状が大きくて柔らかいものは陰性小さくて固いものは陽性です。
 とすれば、冬は植物性食品を減らして動物性食品をたくさん食べる方がいいよね、と早合点してはいけません!
 肉食が過ぎると健康を害することは皆さんもよくご存じのこと。生活習慣病の中でも一番気をつけなければならない動脈硬化の原因の一つに、動物性食品の食べ過ぎが指摘されています(-_-;) 
 
 昔の人は冬になるとよくふろふき大根を食べていました。大根は基本的には陽性の食品です。その大根を加熱してしっかり陽性化し、その上に陽性の味噌をつけて体の温まる食べ物にしたのがふろふき大根なのです(^_-)-☆ 
 
 陰性食品を煮る、焼くなどして熱を加え、その上に陽性の動物食品と共に熱を加えると、もっと陽性になります。例えば鍋料理で、白菜と魚を一緒に煮て食べると、体がポカポカと温まってきます🍲 これは陰性の白菜も陽性になったと考えることができます。
 調味料の中では、塩、味噌、醤油が陽性であり、例えば「もろきゅう」がキュウリに味噌をつけて食べるのは、冷やし過ぎないという意味で合理的です(^^♪ 
 このように、冷えやすい人、また冷えない人でも冬場は基本的に陰性のものを陽性にして食べるのが食養生の大切なテクニックと言えるでしょう☺
 
 そろそろ春が近づいてはいますが、前回書いたように冬は五臓の「腎」の働きが盛んになる時季であり、健康のために腎に負担になるような生活は避け、腎をしっかり補う必要があります。そのためには、黒豆や黒ゴマ、海藻類など黒い食材を摂ることを意識したり、大汗をかくような激しい運動を避ける下半身を保温すると同時に暖かい所ばかりにいず、適度に寒さに触れる、といったことを気をつけると同時に、今回の陽性の食材を摂る、ことが大切です。
 かくいう僕も冷え症で「腎虚」なので、タイツはもちろん、靴下もウール混でないとこの時期は生活できません(^^;) 加えて八味丸を飲んだり、食べ物も適度に気をつけています(笑) お菓子は砂糖菓子を減らしてせんべいを食べるように心がけてみたり。いずれにしても、生活習慣や食養生は健康を保つうえでも、身体を元気にしていく上でも基本になります。
 その上で漢方や鍼灸治療を行えば、体質改善や体調不良は良くなっていきますので、お悩みがある方は気軽にご相談にいらして下さいね(^^)/
呉市の漢方薬、鍼灸・不妊治療なら「新広漢方治療院」
 


広島県呉市広文化町5-1
 JR呉線「新広駅」より徒歩5分
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 自然界は冬になると草木は葉を落とし、根に栄養を蓄え、動物は秋から冬にかけて食欲が旺盛になり、体内に栄養を蓄えます。動物によっては冬眠するものもあります🐻
 人間は両親から生命を受け継ぎ、それが「腎」に宿って成長していきます。五臓の中で、腎は一番成長が遅く、歯が生え髪が豊かになり、生殖能力が備わり、体が最高に能力を発揮するのに約20年かかります。これらの人間の成長を促しているのが、腎の中に蓄えられている「腎精」といわれるものです。また腎精は老化にブレーキをかける働きがあり、老後の健康にも大切なものなのです(^_-)-☆
 腎精は正しい食生活によって補われますが、いつでもというわけではなく、1日の中では夜の10時ごろから午前2時頃までで、この時間に寝ていることが必要となります。ですから、夜に活動している人はそれだけ生命力が弱くなりやすい、と言えます。季節ではそれは冬の時期であり、この季節は①激しい運動を避け、②汗もかき過ぎないようにし、③早く寝て遅く起きる、ということが生活の養生法になります。
 加えて、「腎」は足腰と関係が深い臓であり、足腰を鍛えることで腎を強化することができます。
 現代社会では車社会の発達に伴って、昔に比べて歩くこともずいぶん減り、 夜遅く寝るのが普通の生活になっています。また食生活も加工食が多くなり、野菜などの食物もビニールハウスや水耕栽培などで、食物そのもののパワー、栄養価が下がっていると考えられます。それらによって現代人の「腎」が弱っているのは間違いないと思います😿
 また近年不妊」が増えているのもこの現代人の腎の弱りが関係あると思われます。東洋医学では「腎精は生殖を司る」といって生殖機能に関与しているので影響は大きいでしょう。
 ではその重要な腎(精)を強くするもしくは補うためにはどうすれば良いのか?
 生活習慣では先に述べたようなことに注意が必要で、食べ物では東洋医学の「五行」の考え方では黒い食べ物が良いとされます。例えば黒豆、黒ゴマ、ヒジキなどの海藻類など。
 漢方生薬でも基本的に黒い(黒っぽい、色の濃いもの)が腎を補う作用があり、代表的なものでは地黄(じおう)、鹿茸(ろくじょう)などがあります。前者は植物の根で黒色をしていて、後者は鹿の角で、中でもオスの幼角(新たに生え始めて2~3か月)になります。
 地黄が中心となる代表的な漢方処方に八味地黄丸があります。これは腎を補う漢方薬としてよく使われるものの一つですが、ちまたでは頻尿の薬として有名です。ただし、頻尿というだけでは効かない場合も多いですが(^^;) 
 八味丸は他に冷え、腰痛などでよく使いますが、基本的に腎の弱りがある時に使用します。少し注意する点としては、胃腸が弱い人は地黄が胃にもたれやすいので、そういう方は食後に飲むのが無難でしょう。
 鹿茸は単品でも使いますが、値段が結構します💦 でも植物と違って動物生薬は効きがいい、腎を補う力は強い気がします。
 上の写真は鹿茸ですが、一般的には粉末にした既製品、もしくは他の生薬と併せた錠剤がメジャーですね。
 
 いずれにしても、腎を大切にし、強化し、補っていくのが元気に長生きする秘訣です! それには、①生活習慣、②足腰を鍛える、③食べ物、でしょう。それで不足したり、体調不良になるような場合は漢方薬や鍼灸治療で強めることはできますので、気軽にご相談くださいね(^^♪
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 11月下旬になり、さすがに冬の気配がしてきました🍂
 冷え症の人にはキツい季節になりますね🥶 ボクも冷え症の一人としていろいろ対策を考えるのですが(基本、漢方薬は飲みます)、今年は足首に巻く保温のヤツを買ってみました。メジャーなレッグウォーマーとは少し違いますが、これはナカナカ良いです(^^♪
 それはさておき、今回は温める生薬として有名なものの一つである、「桂皮」を取り上げてみます。
 
 桂皮の俗称はニッキといって飴の材料にもなり、またヨーロッパではシナモンといってアロマテラピーや香辛料として重宝されている漢方生薬である「肉桂」。
 古代エジプトの古文書にその名が記載されていたり、中国の古墳から出土するなど、古来より医薬品や香辛料として世界各地で用いられてきました。現在も「シナモン」「ニッキ」などの名称で食品から化粧品、医薬品などまで幅広く応用されています。
 
 ピリッとした味わいで、香りに甘さと強烈な温かさを感じるという人が多いのは、このハーブに含まれるケイ皮アルデヒドという成分が原因です。このケイ皮アルデヒドは非常に強い抗菌作用や心身の強壮作用、さらに抗うつ作用を持つ成分です。
 漢方生薬の基本的な性質からいうと、桂皮は「甘辛・大熱
」であり、体の中を温め(温中補陽)、冷えを取り去って痛みを軽減する(散寒止痛)効能があります。
 もう一つ大切なのは精神面に対する作用。私たちが「体の調子が良い」「気分が良い」と感じている時は、東洋医学的にいうと気・血がうまく巡っている証拠でもあります。これがキチンと巡らなくなると、イライラしたり落ち込んだり、ウツっぽくなったりします。
 アロマテラピーで心身の活力をよみがえらせ、うつ状態を脱するためにシナモンの精油を用いる理由は、漢方の理論と共通していると言えるでしょう(^_-)-☆
 
 ところでこの桂皮、ベトナムやセイロン、ジャワ、インド、スマトラで生産されているクスノキ科の肉桂の樹皮のコルク層を削り取ったものです。
 シナモン精油はこの樹皮を水蒸気蒸留して抽出します。桂皮は辛味が強く、甘みも感じられ、渋みの少ないものが良品とされます。
 
 この肉桂ですが、厳密に言うと「桂枝」と「桂皮」を使い分けます。前者はですので、性質としても伸びていく枝のように、身体の中を巡らせる作用が大きく、経絡の絡脈を温めて通暢させる効果があるとされます。
 後者はですので、性質として丈夫な幹のように体内を芯からじっくり温める効果があるとされています。(*上のでは無くこれまでの写真のもの)
 
 ですから桂枝を用いるべきとされるのは、寒さが原因の風邪に使われる葛根湯桂枝湯、生理通などでよく使われる桂枝茯苓丸、むくみやふらつきでよく使われる苓桂朮甘湯などがあります。
 桂皮を用いるべきとされるのは、腎が弱り、冷えやすくなった状態でよく使う八味地黄丸、疲れや病後などで体が弱っている時によく使う十全大補湯などがあります。
 桂皮は前回書いた生姜のように、摂りすぎる、ということは少ないと思いますが、これも温めるからといって冷え症の人が摂りすぎるのは考えものです。紅茶などに香り付けなどで加える程度なら、少し巡りを良くし温まる、ということで良いですが、量をたくさん摂るとか、あらゆるものに加えるとなると問題があります(^^;) 
 漢方の場合も、例えば桂枝(桂皮)が含まれる葛根湯にしても、他の生薬との組み合わせ、量が加減してあって初めて効果を発揮するわけで、その調整は必要です。 
 
 とは言いながら、冷え症の方は温めるもの、食材はうまく取り入れたいもの。自分の体質を見極め、加減しながら試してみるのが良いでしょう! ちなみにボクは桂皮が入った八味地黄丸腎を補う(できれば冷え対策としても)意味で飲んでいます。八味丸は漢方としては比較的安く買えるのもあって💦
 いずれにしても冷え症の体質改善はなかなか難しい場合も多いですが、食養生、生活習慣を変えていくことで身体も変わってきます。加えて漢方も試してみたい方は、養生のご相談も含めて気軽にいらして下さいね☺
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