<主治症> ①痔核、脱肛、肛門裂傷など ②潰瘍性大腸炎、陰部湿疹など
 
<病症> この処方は、暴飲暴食気味で便秘がち、または下痢をして気持ちがよい人で、痔が痛むときに用いる。他に、陰部に熱感と痒みが強い時に用いられる。この処方を考えた原南陽は江戸時代の人だが、当時は馬馬に乗ることも多く、そのため痔核になったと考えられる。いずれにしても、痔は瘀血(オケツ)(=血の巡りが悪い部分がある状態)が関係している場合が多い。
 
<鍼灸証> 「脾虚肝実証」とする。ただし大腸に熱が停滞して、結果「肺熱」があるので肺経のツボも使う。有名なのは孔最(こうさい。腕の関節から親指に向けて少し下)のお灸で、多壮灸で行う(基本30壮)。このお灸はツボの圧痛を確かめてから行う。他には、百会(ひゃくえ。頭のてっぺん)のお灸で、これも圧痛を確かめてから7壮ほど。
呉市の漢方薬、鍼灸・不妊治療なら「新広漢方治療院」
 


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<主治症> ①吐血、脳出血、下血など ②高血圧、めまい、胃炎など ③蕁麻疹、皮膚のかゆみ ④躁病、神経症、不眠症など
 
<病症> この処方は、身体の「熱」を冷ますものです。東洋医学では体を「上焦」、「中焦」、「下焦」と分けて考えます。上焦は肋骨より上の部分、中焦は前回書いたように、肋骨下部からヘソの辺りまで、下焦は下腹部から下を指します。その上焦、中焦、下焦の熱を取るのがこの漢方薬で、さまざまな熱病症に使えます。例えば、上昇に熱が多ければ、不眠、頭痛、のぼせ、動悸、鼻血、イライラ、めまい、高血圧などが起きます。中焦に熱が多ければ、胃に熱が多いので食欲が増進し、結果胃炎や口内炎、便秘や下痢などが起きます。下焦に熱が多ければ、血尿や湿疹、蕁麻疹なども出てきます。そして、いずれの場合も熱の影響によって、気分の落ち着かない状態がありノドが渇きます。
 ちなみに、よく使われるのは二日酔い予防で、飲酒の途中、もしくは飲んですぐに飲むと次の日が楽です生ビール
 
<鍼灸証> 「脾虚胃実熱証」とする。状態にもよるが、基本的には「瀉法(しゃほう)」の治療となる。瀉法とは、熱や多いものを抜くやり方で、その反対は「補法」で陰(の陽)を補うやり方。ツボの種類としては、五行穴の火穴や水穴、例えば脾経の「大都(だいと)」や肺経の「尺沢(しゃくたく)」など。使う可能性が高いのは手足の陽明経で、合谷(ごうこく)や足三里など。
 注意点としては、少陰経(心経と腎経)は瀉法すると心(臓)の熱が多くなるのでしてはいけない。
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<主治症> ①発熱、寝汗、中耳炎など ②疲労倦怠感、風邪を引きやすい ③子供の熱病、アトピーなど
 
<病症> この漢方薬の証は、疲労から発症することが多いので、無理な仕事をしたのではないかなどを問診する。子供の場合も、習い事などで疲労している場合が多い。
 本方は悪寒、発熱している時に用いることもある。その際、「太陽病」(風邪などの引き初めの段階)でなく、臓腑の症状つまり、動悸、息切れ、食欲不振、腹痛、下痢などの症状がある場合は、この漢方薬が使える。
 他の症状では、汗が出やすく、全身や手足の疲労倦怠感、ノドが乾き、口唇が乾燥することなどを確かめる。食欲は減退しがちで、大便は出にくいことがある。あるいは腹痛して、下痢することがある。
 
<鍼灸証> 「脾虚陰虚熱証」で、胃腸の働きが弱って、「陰」(ここでは主に津液。大まかにはエネルギーを含んだ液体)が不足して、虚熱が発生している状態。その熱は高い発熱を引き起こすものではなく、体の一部に偏った、比較的弱い熱である。なので、治療をする際は、胃腸の働きを高め、津液を増やすツボを使い、(発)熱についても、熱を抜く(取る)ような治療でなく、お腹や背中の接触鍼(せっしょくしん)程度が良い。
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