春は「酸味」と「苦味」

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 日中は春の陽気になって来ましたねチューリップ そんな春は「肝」の季節、というお話をしましたが、この季節に良い食べ物について少し書いてみます。

 

 薬膳では、春は冬の間にため込んだ老廃物を体外に排出する季節と考えます。五臓の中でも解毒機能を持つ「肝」の働きを助ける、お酢やかんきつ類など「酸味」の物が良いですオレンジ 玉ねぎを酢につけたものは、酢の血液サラサラ効果もありオススメ! 南蛮漬けなどでメジャーですが、揚げ物に添えたり、炒め物やサラダに加えてもおいしいですウインク ちなみに「酢漬け」は5~10分ほどでもできますが、可能なら1日ほど漬ける(置く)ことで、玉ねぎの辛味と酢の酸味がマイルドになり、うま味も増しますよ照れ

 ちなみに、ネギや玉ねぎは、昔から眠れない時に使われています。輪切りにしたものを枕元に置いておくとよく眠れる、と言われますびっくり

 

 また、冬から春に向けて、身体の巡りを高めるためにお勧めなのが「春野菜」です。せりや木の芽、あさつきなどの香りのよい春野菜は、「気」の巡りを良くして肝の働きを助けます。

 タケノコや菜の花などの「苦味」を持つ春野菜は、便通を良くして冬にため込んだ不要なものの排出を促してくれます口笛

 

 春は、新しい新芽が芽吹き、旬の野菜もおいしい季節クローバー。 晩御飯のメニューに迷われたとき、身体にも良い春野菜のものをおすすめします! ただし、子供受けはよくないかもしれませんが(笑)

 

呉市の漢方薬、鍼灸・不妊治療なら「新広漢方治療院」
 


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春は「肝」の季節

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 このところ気温も上がってきて、春の雰囲気が自然からもうかがえるようになって来ましたカエル

 人間も季節が変わるにしたがって身体が変化します。人の身体は、冬の間に「腎」にエネルギーを蓄え、春になるとこのエネルギーを使って肝が働くように出来ています。

 

 腹が立つことを「頭に血が昇る!」と言いますが、カーッとなって顔が赤くなったり目が血走ったりするムキーのは、血液が頭や顔の方に集まるからです。この血液を頭の方に引っ張っていくのは「気」が行っています。

 

 この気をうまく巡らせたり、発散させたりするのが、気のコントロールをしている「肝」の働きです。物事に動じないことを「肝(胆)が据わっている!」と言いますが、実際、肝の働きが正常なら嫌なことも案外サラリと受け流せるもの。逆に、怒りっぽかったり、いつもイライラしている人は、肝の機能に問題があって、気の巡りが悪くなっていることが多いのですショボーン

 

 また、肝には血液を蓄えたり、血流量をコントロールするという役目もあります。心臓で送り出された血液がどこかで滞ったり、あるいは流れ過ぎないように全身にうまく巡らせています。

 

 女性の月経をコントロールしているのも、やはり肝です。女性はストレスで生理不順になったりすることがありますが、これもストレスの影響で肝の疏泄(そせつ)機能が乱されたために起こる症状と考えます。また更年期に現れやすいイライラ、のぼせ、ほてりといった不定愁訴も、肝の機能が不調になっていることが多く、そのようなケースでは「肝」の機能を整える漢方薬を用いたり、鍼灸治療では肝経や胆経のツボの治療をすると症状が改善しますキョロキョロ 

 

 代表的な処方に「加味逍遥散」や「柴胡加竜骨牡蛎湯」「抑肝散」といったものがあります。それぞれその方の「証」(五臓六腑、気血津液、寒熱の状態)によって使い分けますが、一般的に「加味逍遥散」は生理のトラブルや更年期障害に、「柴胡加竜骨牡蛎湯」は精神的な不調や不眠などに、「抑肝散」はイライラや引きつりなどによく用います。

 

 春先は肝のトラブルが起きやすい季節ですので、ストレスをためないように、うまく巡らせ、発散させるようにしましょう口笛 もちろん、そのような不調やその予防に漢方薬や鍼灸治療は力を発揮しますので、気軽にご相談くださいねウインク

 

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 金銀花は中国各地に分布するスイカズラ(忍冬)の花で、4~5月ごろの開花期にツボミを摘み取り、日干しまたは風通しの良い日陰で乾燥して使用されます。河南省産のものが特に良質とされています。

 気味は「甘・寒」で、清熱、解毒、消炎、抗菌などの効能があり、感冒初期の発熱、咽喉痛、扁桃炎や化膿性皮膚疾患によく使用されます。同じ性質を持つ「連翹(レンギョウ)」と併用すると、さらに清熱・解毒の効果が上がり効果的です。

 両者を含む代表的な漢方薬としては「荊防排毒散(けいぼうはいどくさん)」があり、おできなど様々な化膿性の腫れものを治療する代表的な処方となっています。この処方は2つの辛温解表薬(=荊芥、防風)が主薬となっていることから、病邪が表証にとどまっている皮膚炎(主に初期の化膿性疾患)に用います。また、解表薬の他にも鎮咳薬、去痰薬が含まれていることから、初期の感冒(カゼ)などにも応用されますゲホゲホ

(*写真は金銀花の乾燥させたもの。煎じ薬ではこれを使用しますウインク )

 

 最近の研究では、金銀花に含まれるクロロゲン酸やインシトールに抗酸化作用や抗高脂血症作用があることが判明しており、糖尿病や高血圧など生活習慣病の予防にも活用の幅が広がってきていますびっくり

 

 ちなみに、健康オタクで有名な徳川家康は、金銀花を酒の中に入れ愛飲していたと言われていますキョロキョロ 現在でもスイカズラ(忍冬)の葉茎や花を焼酎や米麹とともに漬け込み熟成させた「忍冬酒」が健康酒として親しまれており、愛知県の犬山市や静岡県浜松市の名産となっていますお酒

 

 当院でも金銀花の含まれる上記の「荊防排毒散」はよく使いますが、ノドにくる初期の風邪で効く人には良く効きます。

「風邪のひき始めには葛根湯」というのは日本人に浸透していますが、風邪に効く漢方薬も状態によっていろいろ違いますので、気軽にご相談くださいねニコニコ

 

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