近年、急激に増加しているアレルギー性鼻炎ですが、その原因はスギやヒノキなどの花粉が増加したため、だけとは考えにくい面があります。これは都市化による生活環境の悪化に加えて、生活習慣や食生活の変化によって、私たちの体質が変わってきていることが大きな原因でしょう。 
 
 そういったアレルギー体質を変えるための食生活における注意点を挙げてみます。
 
 ①飲食物は、その地域で昔から食べられているものがその土地に住む人に最適です。
 ②人工的に作られたものは控えましょう。怖い話ですが、これを摂取したらどんな障害が出るか、目下実験中とも言えます。
 ③冷たいものの飲食は少なめにしましょう。
 ④野菜について、生でばかり食べるのは控えましょう。
 ⑤牛乳やヨーグルトをいつも摂るのも控えましょう。
 ⑥アイスクリームは食後に少量で。清涼飲料、緑茶の飲み過ぎは身体を冷やすので要注意!
 
 以上のような注意点に加えて、肉食や魚、卵などの動物性食品に偏らないことを心掛け、緑黄野菜や穀類を中心としたバランスの取れた食事をすれば体質は変わってきます♪
 また、過労を避けて睡眠も早め(できるだけその日のうちに寝る!)にとるようにし、下半身を冷やさないような服装に注意することも大切ですね(^_-)-☆
呉市の漢方薬、鍼灸・不妊治療なら「新広漢方治療院」
 


広島県呉市広文化町5-1
 JR呉線「新広駅」より徒歩5分
 カローラ広島 広大橋店隣り


0823-31-5105
(↑ スマホでタップすると、電話がかかります)


メール:yusuke-315@hotmail.co

 

 

 

 

 今日はうれしい報告がありました。
「先生、妊娠できました!」
 この患者さんは、漢方薬のみの患者さんで、3人目ご希望でした。2人の子供さんもまだ小さいので、なかなかお忙しく、だいたい1か月ごとの来院でしたが、苦労しながらも無事妊娠! 先月末、陽性反応とのことで今日お電話をいただきました。今はつわりがひどくてそれはそれで大変のようですが、嬉しい不調かもしれませんね。
 「おめでとうございます!!」
 
 参考に、簡単な経過を書いておきますので良かった読んでみてください。

E・H様(30代女性) 不妊治療(*漢方薬のみ)

お客さま5

【状態】2人幼児がいるが、3人目希望。カバサールを飲んでいる。生理前のイライラやお腹(胃)が張ったり、眠気、肌荒れがある。また排卵痛もある。冷え症もあり、足が特に冷えるがお尻やお腹もたまに冷える。以前助産院や婦人科で漢方薬を処方されたことがあるが、体調改善の実感はなかったとのこと。

【経過】脈を診ると、やや細くて力が弱い。舌👅を見ると色がやや白っぽく、冷え気味であることがわかりました。それらと最初の問診の状態から、まず血流を良くし温める生薬がメインの漢方薬をチョイスし飲んでいただきました。途中で、生理の周期も早くなったり、遅くなったりと安定しないことが多く、それと比例して経血の量も多かったり少なかったりしていて、それに合わせて漢方薬も調整。「血(けつ)」をしっかり補う漢方を増やしたり、胃腸の調子も整えながら温める漢方を調整したりして、7か月後、ついに妊娠陽性!
 途中で子供さんからアデノウイルスをもらって苦労したり、夜泣きで寝れなかったりと色々ありましたが、無事妊娠されてともに喜びあいました。 
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 桜も満開となり🌸、春らしくなってきましたね。
 ですが、急な気候変動のせいか、気温の変化も大きく体調を崩される方も多いようです😢 
 今日は中でも、女性の不調によく使う漢方薬の1つを取り上げてみます。
 
 その名前は「芎帰調血飲第一加減(キュウキチョウケツインダイイチカゲン)」。長ったらしい名前ですが、第一加減というのは「加減」つまり調整しました、という意味で、元々は「芎帰調血飲」という漢方薬です。
 
(*横向きでスミマセン(^^;) ちなみにキュウキインは芎帰調血飲第一加減の錠剤名)
 
 この処方は21種もの生薬で構成されており、漢方薬の中でも多く使われている部類に入ります。これは先の芎帰調血飲の「活血作用」を強めた処方で、
 ・補血行血 ーー 当帰、芍薬、川芎、地黄(=四物湯
 ・活血化瘀 ーー 牡丹皮、益母草、桃仁、紅花、牛膝
 ・補気健脾 ーー 白朮、茯苓、大棗、甘草
 ・理気止痛 ーー 陳皮、烏薬、香附子、枳実、木香、
          延胡索
 ・温裏祛寒 ーー 乾姜、桂皮
の21種類になります。
 処方名でわかるように「血(けつ)」を調えることから
「産後の聖薬」といわれますが、月経不順や子宮内膜症など女性特有の疾患冷え症や精神神経症状などにも幅広く利用することができます。
 
 目安として、次のような症状がある場合に適しています。
 
①気滞血瘀(きたいけつお。気の巡りが停滞していて、血の
      巡りが悪くなっている状態)
 ・胸や脇や腹部が張って、時に痛む。
 ・イライラして、シミやアザができやすい。
 ・手足は冷えているが、頭はのぼせている。
 ・ストレスにより、経血が暗赤色で血塊が混じる
 
②気血両虚(きけつりょうきょ。気、血ともに虚している、
      つまり不足している状態。簡単にいえばエネ
      ルギー不足に陥っている状態)
 ・元気がなく、顔色が悪い
 ・息切れしやすく、時に動悸がする。
 ・体がだるく、頭がボーっとする、ふらつく。
 ・疲れているにもかかわらず眠れない
 
 芎帰調血飲第一加減は、気の巡りを良くし、血行を改善することによって、産後や更年期などの体調を整えます。月経異常、子宮筋腫、更年期障害、血の道症などの婦人科疾患に応用されるほか、頭痛肩こり耳鳴り動悸などを訴え、血の巡りが悪く、冷えているタイプの方に広く用いられます。
 
 これからの季節は卒業から入学、転勤・人事異動などの環境変化により、ホルモンバランスが崩れて不調を抱える方が増えます。そういった時、漢方や鍼灸は、患者さんの自然治癒力を高めて、そのバランスを立て直すお手伝いをすることができます。体調不良が気になった時は、気軽にご相談にいらして下さいね(^^)
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