今年のふるさと納税先
去年から僕も噂のふるさと納税なるものにチャレンジしてます。
去年は上限額の半分程、今年はマックスでチャレンジしました。
僕のふるさと納税先の考え方
家電製品とか定価のあるものや値引きされがちなものはなんだか損した気がするので、色々めぐると結局、食べ物がお得な気がしてます。
他にも渡船のチケットなんかもありかなと思いますが、使ったことない渡船のチケット貰うのはなんだか気が進まず。
使い道はやっぱり寄付する以上は僕の思う事業に使って欲しいので、何らかの使い道指定はして寄付してます。
福岡県福智町
福岡なら明太子かなと。いや、明太子なら福岡かなと。
僕よりも嫁さんからの希望により。明太子なんかいくらあっても良いですからね。おかずにもなるし、パスタソースにも出来るし、日持ちもする。
その上で出来るだけお得な明太子、コスパ◎な明太子を探すものです。
博多若杉というメーカーの切子500g×3pの1.5kg入りを11000円の寄付で貰えます。1p3300円で返礼率から言えば1p500gで1000円の明太子。これは破格。明太子は贈答品レベルのものよりも、切れたり破れたりしているもの、切子と言われるものがお得になってます。食べる分には見栄えは関係ないのでこれで良いんです。とても美味しい。たまたま親からかねふくの良いヤツ明太子貰ったんですが食べ比べてみるとかねふくのがプチプチ感が強く、若杉のがねっとりとした感じでした。どちらがと言うことなく美味しかったですね。
北海道留萌市
次は加藤水産の紅鮭塩筋子。去年に引き続きのリピート注文です。意外と塩筋子はラインナップが少なく、コスパも悪目ですが、だし醤油漬けのものは味が気に入るかどうかがありますし、個人的に筋子もいくらも塩だけのものが好みなので、これ。
佐賀県伊万里市
和牛の産地は全国に多々ありますが、牛というのは雄の形質に左右される事が解っており、それゆえ優秀な雄牛の種というのは高値で出回っており
液体窒素により保存することで全国何処でも優秀な遺伝子の和牛を産み出すことが出来ますし、子牛として売られた和牛を仕入れて肥育することで優秀な和牛そのものを仕入れることも出来る訳ですから、後は産地ごとの肥育方針や餌の違い程度しかないわけです。昔のように隔絶されて蔓牛のようにその土地土地で固有の品種改良しかなかった時代とは違って。
一例を言うならば、口蹄疫で殺処分されてしまった安平という種牛なんかは全国20万頭以上の和牛の父親であり、有名な松坂牛は宮崎からの子牛を仕入れて肥育しているものです。それくらい優秀な肉質を遺伝させる種牛というのは貴重でもあるわけです。
逆に、松坂牛とか神戸牛のような産地名を冠する和牛の価値って何なんだという事でもあるわけですが。
ちなみにA5ランクと言うのが和牛の最高ランクとは言われますが、アルファベットは歩留まりの良さを指すもの、数字は脂肪交雑等の肉質等級なので、買う立場として言えば、歩留まりのランクなんて知ったこっちゃないわけです。なのでC5でも肉質等級はマックスなので、そっちのが安ければそれでも全然良いんですよね。なのにA5ランクというのが一人歩きしていて、業界のキャンペーンというか、宣伝というか、上手いなと思わされます。安くて良い肉が一番に決まってんだから、B5かC5でA5より安い肉こそ一番でしょうに。
話を戻して、黒毛和種であればある程度品質は保たれていて後はコスパの問題でもあるということなんですが、個人的にはやはり宮崎の畜産業界というのは日本が誇る和牛の産地なわけですから、安平亡き後も頑張って欲しいものです。という思いから寄付しました。
で、頼んだのがこれ。
愛媛県今治市
磯釣り師としてはお世話になっている愛媛にもお金を落としてあげたい訳で、かといって普段使わない渡船よりは食べ物が良い。
島のね農園のまどんな5kg17000円。
これは寒くなってから届きますが、頼んでからしばらく期間がある方が長く楽しめて良いなと思うところです。
まどんなとはいわゆる高級みかん、紅まどんなの品種ですが、紅まどんなの規格を使っていない、もしくは検査をしていないものですね。おそらく紅まどんなの名を使おうとすれば、地元のJA経由でなければ使えないはず。
JAを通す分だけマージンも必要なので、ものが同じなら紅まどんなの名を使わない分だけ安く出来るはずだし、味は変わらないはずです。
紅まどんなの名を使っているものは大きさや糖度なんかは最低限満たしたものなはずですから不安だとそっちのが良いと思いますが、愛媛のキャリー売りみかんにさえ絶対的信頼を寄せてる僕は多分この島のねまどんなでも美味しく食べられる気がしてます。楽しみ。
三重県南伊勢町
最後は完全ギャンブル枠。コスパ無視して興味本位でチョイスしたもの。
アテモヤ1.2kg16000円。アテモヤなんて店で見たことないし、そもそも食べたことないので、こういう機会にチャレンジしてみることに。
これも秋頃に届く予定です。
つまるところ、ポポーなんかと同じようなもんだとは思うんですが、食べたことない果物程そそられるものもなかなか無いですね。
来年からの制度改悪
総務省は何考えているのか、来年10月から制度を変更するとのこと。
内容はサイト利用時のポイントバックを禁止すると言うもので、今だと例えばさとふるなら支払いの数%がpaypayポイントとして付きますし、メガさとふるの日なら6%程度がポイントとして付くようになってます。
このバックの原資が自治体からの出援によるものなので、それを無くすことで自治体の負担を減らすというもの。中には楽天のように、自らが負担することで他サイトに負けないメリットを付与している所もあるわけで、そういうサイトにはこの指摘が当てはまらないため、三木谷さんなんかはこの改正に反対しているわけですね。
ふるさと納税を使っている人しか享受出来ないメリットではありますが、同じ納税するなら納得した形で使ってもらいたいですし、応援したい自治体の為に使って欲しい。その過程でお返しとして貰えるものがあれば最大限お得に制度を活用したいというのは当たり前だと思うんですよね。
知らない町の知らなかった特産品なんかも知ることが出来て、納得した形で使って貰える。自治体はそれに応えられるだけの地場産業を振興する。総務省の考えてきた制度の中で最高の制度だと思うんですが、なぜ自ら壊していくのかよく分からないですね。