マークローザ色々とメンテナンス | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には備忘録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

  通勤自転車がもう限界


というのも、今の自転車は平成の28年頃に高校から使っていた自転車がすぐにパンクすることからリムの限界と言われ、買い換えたもの。


フレームには傘を取り付けてマジックテープで巻いており、駐輪場から職場まで濡れることはないという

ブリジストン製のマークローザホリゾンタルという自転車で、ハンドルからサドルにかけての地面と平行(Horizontal)に走るチューブが特徴で、乗りにくいですが、なんとなくロードバイク味があって個性的なんですが、ジャンルとしては軽快車、つまりママチャリです。

パンクは一度だけありましたが、それ以外壊れることもなく流石日本メーカーの自転車やでー!

と思って使っていました。

この自転車、純正は細身のタイヤにセンターにだけ山がある特殊なタイヤを使っており、スピード出るのは良いんですが、雨の日はやたら滑る事がありまして、今まで騙しだまし使ってきましたがそろそろ限界かなとも思うところで、タイヤを替えてもらいました。ついでにシフトが捻ることで変則するグリップシフトなんですが、これがやたらと重たく、雨の日なんかは重いギア方向にしかシフトチェンジ出来なくなり坂道で地獄をみるというイライラレベルの高いシフトでもありました。

なんとか濡れてもシフト出来るようにと、ここの調整をしてもらえんかなとタイヤ交換のついでに言ってみたんですが、

『耐用年数的におしまい』

『チューブの中が錆びて重たくなってる』

『使い捨てだから交換するなら8000円』

等々…、言われまして。

まぁタイヤ交換がメインだったので良いかなと思うところですが。


とりあえずブリジストンのブランドを冠するロングレッドというタイヤに替えてもらいました。

このタイヤ、ブリジストンの銘を冠してますが中身は台湾のチェンシンタイヤという所が作っているようで、CSTのマークがインナーチューブに見えました。


CST自体はオートバイや車のタイヤなんかも手掛けており、それなりに名のあるメーカーなのですが、今回交換したタイヤは純正で細めのタイヤが付いている事もあってか、タイヤの一部がリムに上がりきらず、新品なのに一定箇所でガッコンガッコンと衝撃があって、やり直しをしてもらうことに。


色々やってもらいましたが、結局せっけんを着けてギンギンにエアーを入れて力業でリムにタイヤをあげるとバコン!と音がして適切位置までタイヤアウターが上がりました。いやー、良かった良かった。タイヤとチューブを二本替えてもらって12000円…。


あまりに高い…高過ぎる…。


次は別の店で替えようと心に決めました。


タイヤ交換は高かったし、おまけのシフトの調整は殆ど意味をなさなかったんですが、とりあえず取り外す方法なんかを見てまして、シフトは自分で替えてやろう…と心に決めました。


  色々と交換


と、いうことで8000円と言われたシフター交換ですが、Amazonにお願いして


シマノ製シフターアルタス。これと、


シマノ製ケーブルセットこれを購入。しめて3500円。


シフターとワイヤーとアウターケーブルを交換してやろうという寸法。


さて。やりますか。



まず、ギアを一番重たいギア(リアの一番小さなギア)に入れてからハンドルからグリップを取り外します。隙間にドライバー入れて潤滑油を入れて後はグリグリしながら力業で引っ張る。外れた。



次にシフターを止めている六角ボルトを緩めてシフターをハンドルから抜く。抜けた。



ディレーラーはシマノ製ターニーTX。ターニーの中では最上位モデル。デフォルトでこれが載っている。

次にシフトワイヤーを止めているネジを緩めるとワイヤーが外れます。外れた。



シフター側からアウターチューブを引っ張りながら、抜き取ります。抜けた。あとはアウターチューブを同じ長さに切って…あれ。新品と長さが同じ。切ったりしないほうが工賃的に安いんでしょうか。長さが変わると色々と取り回しがおかしくなるらしいので、元と同じ長さが良いそう。


あとはシフター側に小さなキャップを取り付けて、7速になるまでカチカチシフターを押してからワイヤーを通します。アウターチューブからワイヤーが出たら、エンド側にもキャップを取り付けます。


で、このキャップですが、幾つかが同封されていて、


 使用後の残りもの

金属製×1、四本ライン樹脂製×1、二本ライン樹脂製×4が入っています。

このキャップはアウターチューブがバラバラになったりするのを防ぎ、中を通るワイヤーの摩擦を軽減しつつアウターチューブの真ん中にワイヤーを固定するものです。

四本ラインの樹脂製はシールド付きキャップ、二本ラインの樹脂製はシールドレス、金属製のものはシールド付きのキャップになってます。

シールドがあれば雨などの水滴での錆びに対しては強くなる代わりに抵抗は増えるという事で、適材適所に使い分けするために複数が入っている様子。

今回はシールド付きをリアのディレーラー側に、シールドレスのキャップをシフター側に使いました。金属製のも使ってみたい気がしましたが、錆びて穴の径が狭くなったり金属同士擦れたりするのは嫌だったので、このチョイスとしました。この辺りは人により色々意見があるかと思いますね。


ワイヤー調整のネジを一旦締め切って、二回転戻してからケーブルを通します。通した新しいワイヤーを指で引っ張り、テンションをかけながら


ここのボルトにワイヤーを噛ませて締めます。それほど強く引っ張る必要はなくて、指に巻き付けて引っ張れる程度で大丈夫…なはず。

あとは綺麗にチェンジが変わるように調整ネジを回すんですが、この辺りは良くわからんので調子悪くなったら持っていくかなぁ。

とりあえず乗ってみたんですが、上から下までシフト出来るし、軽くなったし、ママチャリ感が薄れて大変良いですね。

これは順番間違ってます。

正しくはシフター→ブレーキ→グリップの順。直しました。

ついでに、古くなったグリップも替えることにしました。グリップ式シフトのままだと右側のグリップが寸足らずだし、雨で滑るし、劣化して手が黒くなってきてたりしたので。

出来るだけ手に負担の少ないグリップにしようという事で、エルゴグリップと呼ばれるものに交換。ゴム製のグリップをカッターで切り裂き、新しいグリップを差し込み、六角ボルトを閉め込むだけ。

でしたが、エンドキャップがスカスカになりました。付けなくても良いかなと思いましたがせっかくなので何とか使ってやろうと。


スカスカのエンドキャップにビニールテープを巻いて径を太くして嵌めるだけ。


はい出来上がり!ちなみに径は22.2mmと一般的なサイズで、ストレートバータイプの自転車用のものが使えます。

今回はこちら。


1835円で交換出来ました。

  取り外したシフターは


わかりますかね?このラバーのすり減り具合。こりゃ滑るわ。キャップは調整してもらったときに失くされてるし。


指側は力入れすぎてラバー削れてるし。このマークローザ純正のシフターは台湾のマイクロシフト社のシフターでDS35-7というもの。純正パーツであるシマノのディレーラーとは相性がそれほど良くないそうで、ワイヤーのタイコと呼ばれるエンドパーツも形が違ってサイズも違うため、まるっと替えることになるそうです。


一応、分解整備すれば再利用自体は出来そうな。


ワイヤーも見てみたけれども、それほど錆びてもおらず。グリス切れだったんじゃなかろうか…


と思うところですが、まぁ新しくなったからヨシッ!