アテンダーⅢの曲がり | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


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  アテンダーⅢ1.5-530と極翔1.2-530を比較


今回使ったアテンダーⅢで40cm弱のイサキとのやり取りは撮れていました。何よりもグレの鱗つけが完了したのが嬉しかったですね。



そのアテンダーⅢですが、たかだかイサキですがここまで曲がってました。ホントによく曲がる竿です。そしてその曲がりの綺麗さもさることながら反応の伝達がめちゃくちゃ早い。そして曲げるほどに発揮されるパワー。とはいえ止まらんヤツには力負けしましたからやっぱり1.5は1.5なんだなとも。(そもそもそんなヤツを釣るようには出来ていない)

スムーズに綺麗に曲がる辺りはやはり流石だなと思いますが、やっぱり身軽さというか、ベビー級の1.5号故に軽快感は皆無で1.2という事もありますが極翔がいかに身軽で胴の深いロッドかというのがわかります。

動画からコマを切り出してみると掛けた瞬間の挙動がよくわかります。僕の合わせだと当たりから合わせまでが0.3秒弱です。その間のコマになります。

この元竿までの挙動の速さが早い程釣り人は胴まで入るなという感覚を感じるのと、この動きがあって初めて胴調子竿としての仕事が出来るのでこの反応は早い程良い。けどもここから耐えては粘り、復元しようとする力が出せないと腰砕けの竿という感覚に繋がると思います。

当たる前。全くダレる事無くシャンとした状態から

当たりを捉えた瞬間。二番辺りから曲がり始める

合わせの負荷が掛かり始めた瞬間。二番を起点に一番と三番に曲がりが伝わる

水面と平行になる手前辺りで二番から手元付近まで反応する

水面と平行より上の角度では既に元竿まで曲がっている

少し起こしただけで戦闘準備が整う

合わせの瞬間スローモーション

手元に来るコツンがちょっとボヤけて感じるのは気のせいなのか、継ぎ目の特殊加工によるものなのか…敏感さは極翔のが上。エサ取りのほんの僅かな違和感を感じとりやすいのは極翔だと思います。というのもタフテック∞の穂先は柔らかくてかなり機微に反応するのでpe使って張っていればカワハギだって当たりを捉えられるレベル。

でかいの止めてないからわからないですがパワーは間違いなくアテンダーⅢのが上ですね。これはアテンダーⅢと極翔のターゲットの違いゆえだとは思います。極翔がローパワーということは全く無いんですが。

操作性は甲乙付けがたいけれどもアテンダーⅢの短い穂先はあまり好みではないので僅差で極翔。アテンダーⅢの穂先はちょっと癖がある気がします。シャンとしすぎてお釣りをもらうというか…peなんかだと絡む原因になるのでちょっと慣れが必要。

コスメ的な部分で言えばアテンダーⅢ圧勝。極翔はなんであんなつまらない没個性なデザインにしたのか…14極翔の路線を引き継げばよかったのに。

  僕はこう使い分けすることにします


値段的にも普段使いしにくいというか、ここぞっ、て時以外に出したくないというか。へんな貧乏根性が出てきます。

繊細な寒グレに使うなら極翔を出すと思いますね。尾長を視野にいれたり、魚が元気になったり、素早くなる季節ならアテンダーⅢのパワーで締め上げたい。加えてお化け多いところも何だか真っ向勝負で使ってみたくなるかもしれません。

とはいえ大きいの狙うときにはアテンダーⅡもあるわけで、アテンダーⅡとの使い分けは正直好みかなという気もしますが、風に対する強さで言えばシャンとしている穂先を持つアテンダーⅢの方が圧倒的に使いやすいので風を受けるときにはアテンダーⅢに歩があると思います。

そして同じようなシチュエーションで極翔も撮りたくなりました。SHIMANOスポーツカメラの電池すぐなくなるからな…