色々なみかん | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

  愛媛に行ったなら

やっぱり柑橘は外せないですよね。毎回のように買って帰っています。


宇和島にあるスーパーハッピー。ここはクズみかんをキャリー売りしてくれるんですが、みてくれが悪くても味はそれなり。そんなみかんを買ってます。


  はるみ

清見×ポンカンの掛け合わせ。清見自体がオレンジの血を引くタンゴールです。玉は小さいのですが、味が濃く、果汁が多い品種です。


割るとポンカンの血を引くのがわかるようなじょうのう膜と果実の形をしてます。

今回購入したものはどれも酸味が強かったですね。ただ味は濃い。美味しいのに当たるととても美味しいみかんだとは思います。ちょっと痛みやすい気がするのは玉が小さいからなのかな。

  せとか

清見×アンコール(同じ掛け合わせの品種:あまか)にマーコットを掛け合わせています。オレンジの血筋がとても濃いみかんで、特徴的な房の形で一つ一つが平べったいです。柑橘の大トロと呼ばれるようにとろけるような食感がとても美味しいし、風味もタンゴールだなーといった風味が強く、僕は大好きですね。


この断面だけでせとかとわかる特徴的なハート型の房の形をしてます。

  甘平

タンゴールである西之香×ポンカンにより誕生。元々西之香×シラヌヒ(清見×ポンカン)を掛けたつもりが、平成26年にDNA解析の結果、西之香×ポンカンだったと判明したという曰く付きの愛媛県内だけで生産される品種。


甘く平たいという名のとおり、一見してそれとわかる特徴的な形をしてます。外皮は剥きにくく小さくちょっとずつしか剥けません。

じょうのう膜はとても薄く、割るとだいたい片方が裸になります。せとかに似た実の詰まりかたでとろけるような食感といい香りと甘味があります。品質のばらつきが大きい品種で、酸っぱい等々あり市場価値を落とすという問題があり、それを保証するために外観、糖度において品質の良いものは「愛媛クイーンスプラッシュ」というブランドを冠する事ができます。とても高いですが紅まどんなの規格よりも厳密です。当たりだととても甘く美味しい。

  あいか

番外編。買わなかったけどありました。


南香(三保早生×クレメンティン)×天草(清美×興津早生×ページオレンジ)による品種。特定の規格を満たしたものに名付けられる「紅まどんな」の方が有名なみかん。


光センサーを通して糖度を測っており、「紅まどんな」の銘で売られているみかんに外れはないということになります。


  清見という優秀な改良ベース

上のみかんにはどこかしらで「清見」というみかんの血が流れています。


清見は温州みかん(宮川早生)×トロビタオレンジの掛け合わせで、日本で初めて育成・登録されたタンゴールです。


ここに書いた以上に沢山の交配が行われており、このみかんのポテンシャルの高さを感じますね。静岡の地名から来ている品種なので、東日本に多いのかもしれません。食べてみたい気がしますね。