アテンダー3正式発表ー | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

  アテンダーⅢ正式発表

本日ですね。


完全に忘れてましたが出ましたねー。


ついにアテンダーもマスターモデル2の朱同様、四本帯になってしまいました。

名実ともにがまかつのハイクラスロッドになったという事でしょうか。

いやーなんかすっごくカッコいいけど。なんだか前作以上に持っていてカッコいいなと思える竿だなとは思いますね。松田氏いわくの、「ただの黒い棒ではいかん」ってのはまぁ確かにそうだよなと。特にアテンダークラスの竿を売るという事はそこまで求められるということでもある訳だから松田氏の言うことは確かにそうだなと。翻って、

鱗海シリーズからチヌの背鰭を無くしたSHIMANOはどうなんだ!

って話ですが僕はあの背鰭デザインは大好きだったのでやっぱり松田氏の意とするところには同意するところでもあります。

宇宙をイメージしたデザインらしいですがスーパープレシードのような直線的なデザインでなかなか良い。というか、この水色のカラーリングががまかつの磯竿には目新しくて良いですね。なんか紫電とかのDAIWAの感が強いですがきっと本物はがまかつ臭がすごいんだろうなと。(誉めてます)ただ宇宙イメージなら魚の絵は必要だったんか?と思わんではないですが、ゆるいワンポイントとしてアリなんでしょうね。

リールシートは全部スクリューシートになってて、スクリュー派の僕としては大歓迎です。

エンドグリップ、尻手はなんか特殊な形になってて、はやく握ってみたいなと思わせるデザインですね。個人的には加水分解しない材質でセパレートならなんでもいいです。

  いや重いでしょ

ブランクス自体はアテンダーⅡのものより軽くなっているそうですが、自重は重くなってます。


アテンダーⅡ 1.25-530が233g

アテンダーⅢ 1.25-530が263g

極翔の1.2-530が217gで2.2-530でさえ250g


ですから、いかに重量級ロッドかわかります。アテンダーⅡの1.5号まではスライドシートだったことを考えれば1.25号での重さの違いはわからんではないですし、アテンダーⅡよりもブランクス自体は軽くなっている訳だからリールシート周りの重さが増えたのだと推測されます。


となれば、おそらく振った際、待っている際の持ち重りは同じ程度か軽減されているように感じるのではないかと。これは持って振ってみないとわからないので今では何とも言えないですがきっとそう言うことなんでしょう。


スーパーASDを進化させたウルトラASDということで、この先はインフィニティーASDとかミラクルASDとかマスターASDになるんでしょうか…いや、その先は置いておいて、パラボラチューンR等、SHIMANOでもお馴染みの継ぎ目の段差によるギクシャク感を限りなくワンピースロッドに近づける接続部加工の事ですが、これが上手になってからというものSHIMANOの胴調子ロッドが格段に飛躍的に良くなった訳で、元々胴調子系はがま調子として得意だったがまかつですから、胴調子の真骨頂のようなアテンダーⅢに進化版であるウルトラASDを載せるとどう花開くのか楽しみなところではあります。


実用としては既に多くの製品で完成の域に達しているであろう磯ロッドですから、1を2にするのではなく10を11にする作業な訳で、ここまでの金額を叩く意味をなかなか見つけにくい気もしますが、所有欲とかデザインだったり、そういった部分でなんとなーく自分を納得させながら釣りの時間を楽しくするための道具なのかなと思います。


そしてしっかりそれが判っていながらこれ程までにガッツリと釣られる自分は、「60cmオーバーの尾長」にはなれそうも無いなと改めて思う所存であります。


しかし1.5-530で128000円ですよ…極翔二本分。スーパープレシード以上、マスターモデル以下という「やっぱりここなのね?」って場所に鎮座していくわけですがもう初心者お断り感が凄くて、これでもバカスカ売れちゃうんでしょうからがまかつブランドはやっぱり凄いですよね。アテンダーじゃなくても釣れる魚は釣れるし、アテンダー使っても自分の腕で獲れないやつはやっぱり獲れない。アテンダーⅢじゃないと獲れないやつはいったい何匹居るんだと…。そもそもそんなところにお前は行かんだろと…。判っちゃ居るんですがね。もうコマセの前のオヤビッチャが如く気になっちゃう訳です。


アテンダーⅡにあった細番手のロッドはモデル追加で登場でしょうかね。ここまできたらなんだか初代アテンダーの0号とか欲しくなってしまいます。


  竿尻を腰に当てるファイトスタイル

僕は胴調子の竿を持つようになってからずっと腰に竿尻を当てながらやり取りするスタイルなんですが



このファイティングスタイルにも言及があって、なんだか嬉しかったという余談です。これめっちゃ楽なんですよねー。特に竿尻が短くなったモデルだと操作も楽に感じるので顕著に楽です。腕を大きくあげて体ごと反らせるスタイルや肘を曲げて腕だけでやり取りするスタイルは僕には合わなかったというだけなんですがね。