今年の竿初め
去年があまりにも不作だったので、少し今年も様子を見てると、いつの間にかもう2月。
年明けたら早いなー。
と、いうことで、今年も竿初めの予定を立てました。2月11日!
寒波も過ぎたし、そろそろよかろ!と思ったんですが…
またもや寒波というか、低気圧が近づいてきており…
前日10日。これは無理なやつや。南風には滅法弱いのが武者の磯。
2023フィッシングショー
各社から新製品が出ましたね。
とはいえ磯上物は秋冬がメインなので、それほど「これは!!」という見処がないのが春夏のフィッシングショーでもありまして。
・がまかつ
アルティメイト
・DAIWA
剛徹
・SHIMANO
鱗海マスターチューン
マスターチューン尾長
ハイパーフォースLB
辺りだったでしょうか。
がまかつとDAIWAはかごとかスルルーとかちょっと上物でも毛色が違うので放っておくとして。
SHIMANOの鱗海マスターチューンですが、鱗海エランサがカタログ落ちして二代目のマスターチューンですかね。エランサGPは親父が使ってますが普通に良い竿の系譜で、太さの割にちょっとローパワーな点以外は綺麗な鱗海系統の曲がりで良かったですし、エランサGP無き後を継いだ鱗海マスターチューンは妹の旦那が使っており、鱗海SP程の癖が無くて使いやすそうです。次の鱗海マスターチューンは各号数毎に00と0は鱗海SP系の持ち味の喰わせ調子、04から08アートレータ系のコンペティションに振った調子、1と1.2は極翔硬調黒鯛のパワー系チヌ竿をイメージして作られているという事で、前作のマスターチューンとは少しキャラクターが変わったかなという印象です。21鱗海SPのエラストマーグリップが降りてきてますが、個人的にはエサをよく触るフカセ釣りでエラストマーはちょっと敬遠ぎみです。
マスターチューン尾長は1.7から2.5号までのラインナップで、カーボン含有率は82.1%から84.7%と、良いお値段設定の割にブランクスはめっちゃ安いんじゃねぇの?という穿った見方をしてしまいます。60オーバーの尾長も上げている竿なので、とれることは間違いないんでしょうけど、なんかこう、所有欲として満たされんなぁ…という気持ちがあります。同じような価格帯なら僕は極翔の大きいやつにします。尾長用のエントリーという感じなんでしょうけど、尾長専門に狙う人はマスモとかアテ2とか、FB尾長、モンスターフォースやトーナメント使うと思うんですよね。たまに尾長の大きいのが当たる磯にも乗るとか、ゴツいやつが居るときのサブロッドのスタンスならなんとなくありな気もします。あとグラス多めの昔の磯竿が好きだった人とか。
ハイパーフォースLBについては高すぎるエクスセンスLBの下位モデルのスタンスですかね?ブレーキが純粋な磯フカセ用LBとは少し違うので、シーバス等のルアー用途がやっぱり基本かなと思います。ゲーム性で言えばシーバスにLBは無くても良さそうですが楽しそうですしね。フカセの観点から言えばベアリング数的にはデスピナと同じ、値段はデスピナのが安いということで、素直にデスピナで良いんじゃないかなと思うところ。ただ、ハイパーフォースLBの特徴はハイレスポンスドラグスプールである点で、05BB-X TECHINIUM以降のBB-X(レマーレや1700等のコンパクト除く)の2500番ボディの標準スプールである夢屋B-1規格なので、わざわざFBのハイレスポンスドラグスプール買わなくても、05BB-X TECHINIUM以降のモデルをハイレスポンスドラグスプール化することが出来ます。夢屋のFBハイレスポンスドラグスプールよりは安いと思うんですよね。