狩猟登録の季節
が、やってきました。
狩猟免許の方はすんなり更新試験合格してましたのでね。
やっと秋になってきたなーと感じる風物詩が今季の狩猟をする意思表示と、狩猟税の支払いによる狩猟登録です。
今年から一味変えてみる
とりあえず三年間の狩猟免許期間で、免許取得→狩猟登録→許可更新と、一通りの流れは理解できましたので、今年からはちょっとスタイルを変えてみることにします。
登録方法を変えるだけ
何を変えるかというと、書類の提出先と保険を変えるってことだけなんですが、僕の皮算用によると約一万円の節約になるんじゃないかと思っています。
猟友会費って高い
毎年の狩猟登録にかかる費用は次のとおり。(県内全域、わな猟のみ、有害鳥獣駆除員でない、住民税支払いありのケース)
登録申請手数料 1800円
狩猟税 8200円
大日本猟友会費 2300円※
岡山県猟友会費 3000円※
他にも何かお金必要で結局二万程した気がする。
猟友会費は、猟友会に所属することでハンター保険と呼ばれる狩猟によるけがや器物損壊に対しての保険に入ることが出来るのですが、そうしない場合には、
①3000万円の保障能力の証明
②人身賠償3000万円以上の保険加入
のどちらかが必要になります。普通に生活しててイチ小市民が3000万円の現生なんて持っていないので自然と②を選択することになるのですが…
この②を満たすような保険って、個人では殆ど取り扱いがなく(昔はあったそうなんですが時代の流れで消えていったそうな)、そうなると自然と猟友会に加入して、猟友会員としてハンター保険にも加入してもらって…という事で多くの方は必要経費と思って支払っているんではないでしょうか…。医療保険でお世話になってるニッセイの営業にも聞いてみたんですけど、業界の認識としては個人のハンター保険なるものは商品として今は皆無で、ニッセイでも該当する保険の取り扱いは無いそうです。
僕も二年くらいはそう思ってました。
だが諦めない
けど、色々と自分の加入している保険証券を見直していると、目に止まったのが「個人賠償責任保険」。
自分の日常生活で発生した賠償責任を保障してくれる保険なのですが、僕は会社の団体保険の一つとしてこれに加入しているので、これが使えるんじゃないかなと思ってます。
ただ、銃器による損害賠償は保障してくれないですし、わな猟であっても有害鳥獣駆除でお金を地方公共団体から貰っている、駆除班活動をしている等、業務や稼業とみなされる行為については対象外とされています。
つまり僕のような「個人的な趣味」として「お金を貰うことなく」狩猟をしているような場合には万が一の場合にも保障されるのではないかと思っている所です。当然保障上限金額も3000万円以上が必要になりますがなんと三億まで保障してくれるそうな。
ただこれが使えるとすると、猟友会を経由した申請が出来ませんので、狩猟登録申請書や狩猟税納付書の準備、保険証券や免許の写しの準備等が個人で必要になります。
あとは県証紙の購入やらなんやら付随する諸々がありますが、費用の軽減メリットを下回るものではないかなーと思います。
別に誰かに師事する訳でもなく、猟友会員である事に何らメリットを感じてないのでね…(年イチの会報誌くらいか?)
すると、計算の※2つの経費は無くなるので10000円で狩猟登録出来るんじゃないかという訳。