美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ -6ページ目

ボルニューマでたるみ改善+プルリアルで肌質向上|妻の肌育治療

【今月の妻の肌育治療】
“マイナス10歳肌”を目指してコツコツ続ける美容医療



妻は長年、美容医療を上手に取り入れながら、無理のない美しさを育ててきました。

今月も、その時々の肌の状態に合わせて、たるみ治療と美肌注入を組み合わせたメンテナンスを行いました。



今回の施術内容は、



  • ● ボルニューマ(高周波によるたるみ治療)

  • ● ハイコックスによる水光注射:プルリアル(非架橋ヒアルロン酸+アミノ酸)


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まずボルニューマは、高周波のエネルギーを皮膚の深層に届けることで、肌の“土台”にアプローチします。

さらに、皮膚だけでなく脂肪層にも熱を加えることで、脂肪の引き締め・引き上げ効果を得られるのが大きな特長です。

これにより、フェイスラインのもたつきやゆるみを内側からしっかりとリセットしていくことが可能です。



そして、もうひとつの柱となるのがプルリアルの注入

この製剤は非架橋ヒアルロン酸にアミノ酸を配合しており、主に表皮〜真皮浅層に対してのアプローチに優れています。



ハイコックスを用いて極細のマルチニードルで均一に注入することで、肌全体に潤いとハリを与え、

毛穴の引き締めや肌質改善に貢献します。

痛みや内出血のリスクを最小限に抑えながら、自然で艶やかな仕上がりを目指せるのが特長です。



これらの治療に共通しているのは、“劇的な変化”ではなく、肌の力を少しずつ高めていくというスタンス。




「明日から大きく変わる」のではなく、「半年後、一年後に、なんとなく若く見える」。

その変化こそが、ナチュラルな美しさであり、“老けにくい肌”を育てる鍵だと思います。



医師として、そして夫として。

これからも彼女の“自然体の美しさ”をそっと支えていきたいと思います。

皮膚を切らずに治す 脂肪注入を用いた目の下のたるみ治療 Case.477

切らずに治す「目の下のたるみ・クマ治療」の専門医として

私は皮膚を切らずに目の下のたるみ・クマを改善する治療を専門に行っている、美容外科医です。

「目の下のたるみが気になる。でも皮膚を切る手術には抵抗がある」
「ダウンタイムはなるべく短く、仕上がりは自然で若々しく」
そうしたご希望にお応えするため、15年以上にわたり、脱脂術と脂肪注入を組み合わせた独自の技術を磨いてきました

今回ご紹介するのは、その技術によって治療を行ったモニター症例です。

【症例紹介】
目の下のクマ取り術:脱脂術+ピュアグラフティング(リポキューブ使用)
40代 女性

今回ご紹介する患者様には、以下の3つの特徴が見られました。



黒クマ(影による色調の変化)

赤クマ(眼輪筋の透過による赤み)

頬骨下の凹み



このように原因が複数混在するタイプのクマでは、丁寧な術前評価とそれに基づく精密な手術デザインが不可欠です。



患者様の眼窩脂肪の突出は、年齢・性別から見て中等度に分類されるタイプでした。特に、涙袋よりも前方に張り出した脂肪の影響で、もともと形がはっきりしていた涙袋の存在感が失われている状態でした。



さらに、脂肪の前方突出に加え、頬部の下垂や皮膚・眼輪筋の支持組織のゆるみも確認されました。また、頬骨下の凹みが目立つことで、顔全体に骨ばった印象が出てしまっており、これは中顔面の脂肪ボリュームが減少しているサインでもあります。



そこで今回は、目の下から頬骨下にかけて脂肪注入を実施しました。単に凹みを埋めるのではなく、黒クマの影のラインをナチュラルにリフトさせ、涙袋へと自然につながるラインを意識してデザインしています。



その結果、目の下〜中顔面にかけての凹凸がなめらかに整いクマやたるみが目立たなくなっただけでなく、若々しくやわらかい印象へと大きく変化しました。



施術前と3ヶ月後 正面


施術前と3ヶ月後 斜め右側


施術前と3ヶ月後 斜め左側

仕上がりは、「自然で違和感がなく、でも確実に若々しく見える」ことを重視しています。皮膚切開を伴わなず、組織の剥離も最小限にとどめることでダウンタイムも最小限にしています。
日常生活に早く復帰できることも、この治療の大きな魅力です。

真顔だけでなく動きにも対応した目の下を作っていくのが私の手術の真骨頂です。


術前と3ヶ月後の笑顔

当然ですが笑っても自然です。


当院の治療では
「真顔でも自然、笑っていても自然」
これを意識して作り上げていきます。
目の下は笑うことでかなり形が変わります
また人によりこの笑った時の目の下のよれ方が違うため
術前からこれを意識した手術計画を立てていきます。

このように、「切らずに、でも確実に若返らせる」治療には、診断力と精密な技術の両方が必要です。
長年にわたる専門的な経験を活かし、今後も一人ひとりに合わせた最適な治療を提供していきたいと思います。

■施術内容と費用

脱脂術+ピュアグラフティング550,000円(税込)

リポキューブ使用110,000円(税込)



■麻酔

局所麻酔〜静脈麻酔(選択可能)




■ダウンタイムの目安

痛み・腫れ:2〜3日程度 / 内出血:1〜2週間で消失




■リスク・副作用


術後の浮腫、内出血、痛み、眼窩脂肪の残存、突出の再発、

目の下のくぼみ、結膜浮腫、結膜下出血、目の上のくぼみ









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裏ハムラ+脂肪注入は意味がない?専門医が語るベストな治療戦略

脱脂術や裏ハムラを組み合わせた目の下脂肪注入|それぞれの手法と注意点



目の下のたるみやクマに対する治療として、脂肪注入は非常に有効な手段ですが、脂肪注入単体では十分な改善が得られないケースも少なくありません。

その大きな理由は、目の下のクマの原因が「凹み」と「膨らみ」が混在するケースが多いためです。



したがって、「膨らみ=眼窩脂肪の突出」部分を減量する処置が必要となり、その上で凹み部分を脂肪注入で埋めるという“立体的な補正”が重要です。



では、脂肪注入と組み合わせる減量手術としては、どの方法が最適なのか。

今回は、裏ハムラ法と脱脂術それぞれを脂肪注入と組み合わせた場合の違いや、注意点について詳しく解説していきます。






■ 眼輪筋下と眼輪筋上、脂肪注入の層の違い



脂肪注入においては、注入する層が非常に重要です。

一般的に使用されるのは以下の2層:




  • 眼輪筋下:高さを出し、輪郭を整える主力の層

  • 眼輪筋上:赤クマや皮膚のしわ、眼輪筋の走行による溝の改善目的で使用される微調整の層



中でも、眼輪筋下は形を整えるうえで最も重要な層となります。

しかしこの層に脂肪を正確に注入するには、術前の状態だけでなく事前に行う眼窩脂肪の減量方法との整合性が不可欠です。






■ 脂肪注入+裏ハムラ法:おすすめしない理由



裏ハムラ法では、手術中に眼輪筋下を広範囲に剥離するため、眼輪筋下への脂肪注入が不可能になります。

つまり脂肪は眼輪筋上への注入に限定され、本来脂肪注入の最も効果的なエリアを使うことができません。



結果として:



  • 凹凸の改善は裏ハムラ単体で行うことになり、脂肪注入の本来の目的である「形の補正」が果たせない

  • 足などから脂肪を採取したにもかかわらず、有効活用できない



このように考えると、脂肪注入と裏ハムラの併用は非常に非効率的で、私としてはおすすめしない選択肢です。






■ 脱脂術+脂肪注入:アプローチによって効果が変わる



一方、脱脂術と脂肪注入を組み合わせる場合でも、使用するアプローチ方法によって結果が大きく異なります。

脱脂術には以下の2つの手法があります。



① 眼窩隔膜前方アプローチ(広範囲剥離)


  • 裏ハムラに近いアプローチで、眼輪筋下を広く剥離

  • 脂肪注入のメインターゲットである眼輪筋下への注入ができない

  • ダメージも大きく、注入の正確性にも悪影響



② 眼窩隔膜後方アプローチ(最小限剥離)


  • 結膜側から直接眼窩脂肪にアプローチする手法

  • 眼輪筋やその下層を温存できるため、脂肪注入を最も効果的に行える

  • 手術による出血やダメージも少なく、注入精度を維持しやすい



このように、同じ「脱脂+脂肪注入」でも、どのアプローチで眼窩脂肪を減量するかによって、脂肪注入の仕上がりが大きく変わるのです。






■ まとめ|“組み合わせ”ではなく“整合性”が鍵



脂肪注入の効果を最大限に発揮するためには、眼窩脂肪の減量方法との整合性が極めて重要です。

特に眼輪筋下という大事な注入層を守るためには、術式の選定と手技の正確性が欠かせません。



目の下のクマ治療では、「どの治療法を選ぶか」よりも「どのように組み合わせ、整合性をもたせるか」が結果に直結します。



脂肪注入を検討されている方は、ぜひその点まで考慮したうえで、治療方針を選ばれることをおすすめします。








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