今年はコロナのためにあまり出かけられないので畑に行くことが多いけど、その合間に少年野球を見に行くことがある。
友人の小学校3年になる孫が、我が町にいくつかある野球チームの一つに参加しているのだが、まだ3年生なのに4〜6年生のチームにいてレギュラーで3塁を守り1番打者。
こうなると将来が楽しみで、試合を見に行った時は応援に熱が入ってしまう。
もうだいぶ昔になるが、リトルリーグのチームで頑張っていた中学生が、ある野球強豪高校へ進学したがっている、とその子の父親の友人から頼まれて学校関係者を紹介したことがあったが、その子はどのような経緯があったのかは分からないが、別の野球強豪校へ進学した。
当然の事ながらその子は野球部に入部したのだが、野球センスが抜群だったので1年生からライトのレギュラーを獲得。
それでもすごいと思っていたのだが、驚いたことにその夏の甲子園に県代表としてレギュラーで出場し、まさかまさかと思っているうちに全国優勝してしまった。
こうなると私を含む周りが大騒ぎし、将来は長嶋だ王だともてはやしすぎたせいか、その後はパッとしなくなってドラフトにも掛からずに野球人生を終えてしまった。
こんなこともあったので友人の孫には試合で応援するだけで、技術だ精神論などと余計なことを言わないようにしている。
先週の火曜日の晩に葛飾区にあるうどん屋に行ったところ、こんな時期にもかかわらず客は結構いて奥の座敷の8人掛けのテーブルに座ったが、しばらくして2人の若い男性が入って来て相席となった。
1人は身長もあってがっしりとした体型をしていたので、何かのスポーツをしているの、と聞いたら東京6大学野球の某大生でピッチャーをしているとのこと。
大学野球は興味が無くて知らなかったけど、すかさず彼の隣に座っているもう1人が、彼は4年生でプロ志望届を出しているので、26日のドラフト会議で指名されるかもしれないと言う。
えーっと思い、すぐに携帯のネットで彼のことを調べたら最速155kmを投げるピッチャーで、いくつかの球団が興味を持っていると書いてあった。
こうなると自分は完全にミーハー状態になり、あーだこーだと質問したりしても嫌な顔一つせずに答えてくれる好青年。
また隣に座っているのはトレーナーで彼の身体のケアーをしているとのこと。
1時間ほど話をして2人の食事代を出してあげ、もしドラフトで指名されたらお祝いにステーキでも焼肉でも御馳走するから電話を頂戴、と言って別れた。
これで後は26日のドラフト会議待ち。
袖すり合うも、だけの関係だけど良い結果が出ることを期待している。

















