どこにも行けないから相変わらず菜園通い。

 

野菜達は大分育ってきた。

でも一つ一つを見ていくといい加減に栽培しているのが良く分かる。

 

九条ネギは株分けをしてみたら、写真の左端に写っている株分けをしなかった方のが良く育っている・・・どう言うこと??

枝豆は種を2個づつ撒いた奥側は大きく育っているが、一本づつに株分けした手前側は発育が悪い。

 

一本づつの方が豆は多くなるから良いよ、と教わって分けたのだけど・・・。

捨てるけど欲しいならあげる、と言われてもらった12本のネギは順調に育っている。

ここは沢山のネギを植えようと高い畝にしたが、ネギの苗が手に入らなかったため人参、大根、ちんげん菜とバジルの種を撒いた。

 

これだと水も肥料も効かないだろうから失敗かな?

 

ただ右上に写っているツルムラサキだけは順調。

地主が捨てる、と言ってカゴに入れてあったジャガイモとサトイモを植えた場所。

 

育ち具合を見るとピンポン球程度の大きさのは収穫できるかな?

4つ植えた唐辛子は育ち具合が随分違う。

 

初めての栽培だから良く分からず。

右側に写っているボンボンみたいのは4年前に植えたニラで、何時も雑草の中に隠れてしまうので今まで一度も収穫したことがない。

 

株分けしないとダメかな?

今日はラッキョウとニンニクを収穫した。

 

昨年は両方ともに45個づつ植えたが、今年はニンニクもラッキョウも大幅に増やそうと思っている。

コロナ禍が収まらないので週2回のペースで菜園に通っているが、正直に言うと飽きて来ている。

 

だから菜園の奥にあるクリ林にテントを張ってBBQをしようと思い、何人かに声をかけていたのだが、また東京でアラームが鳴ってしまったので中止にした。

 

これから真夏日が続くとの予報の中、藪蚊に刺されながらのキャンプはしたくない。

あーーーー山と温泉に行きたい!

昨日は大根とチンゲン菜の間引きついでに、真竹のタケノコが生えていないか、と隣の竹林に見に行った。

 

この竹林は畑の地主ではない別の地主の持ち物だが、竹を切ったりタケノコは採っても良いと許可をもらってある。

 

この竹林は標高差が15mくらいの急傾斜地にあり、今までは真竹だけだっと思っていたのだが、上部の一部は破竹のようだ。

 

両者の違いは竹の太さぐらいで判別は難しい。

 

破竹林で真竹より少し細い。

 

タケノコも細くて小さい。

 

皮を剥くと孟宗竹や真竹と違い、根曲竹に近い形で、日に当たる部分は緑色に変色している。

 

ちなみに真竹のタケノコ。

 

大きさと太さは破竹よりも大分大きい。

 

孟宗竹、真竹、破竹と根曲がり竹の味の違いは、京都の老舗料理店の板前が作った料理なら分かるかも知れないが、関東人の私が料理しても味は同じ。

 

ただ言えるのは何れも美味いことだけ。

 

タケノコが好きになったのは、太平洋戦争に学徒出陣でインパール作戦に従軍した近所の爺ちゃんの話から。

 

絶対に死なないと心に決めて出征したそうで、インパールでは英軍との激戦を戦い抜いたが、弾薬も食糧も尽きて撤退せざるを得なくなり、唯一食べられたのがタケノコだったそうで、それを齧りながら生き延びたとのこと。

 

そのせいかタケノコを見ると採りたくなるが、近所の竹林は地主がいるので入れない。

 

しかし、梅雨時あたりに源流釣りや山登りで姫竹が生えているところに行くと、必ず姫竹林に潜り込んで根曲竹を探す。

 

 

来週あたりから真竹のタケノコが顔を出すだろうから楽しみにしている。

 

また、根曲がり竹も採りに行きたいけど、県境をまたいでの移動が制限されている最中なので行けない。

 

しかし、根曲がり竹は標高を変えれば関東地方でも7月初旬までは採れるので、それまでにはコロナ禍が収まることを願っている。

 

 

休日になると外出してしまう。

 

外出先は自分の菜園か他所の人の畑か田んぼばかりだけど。

 

今回向かったのはちょっと遠くの佐倉市にある田んぼ。

 

どうしてもこれが見たかった。

 

これはマコモタケと言うタケノコとアスパラガスが合わさったような食感と味がするイネ科の植物。

 

菜園には田んぼは無いが、バケツでも栽培出来るそうなので見学に行ったら、耕作者のKさんがいらして丁寧に説明してくれた。

 

マコモタケは茎の根元が肥大化したところを収穫するのだが、1株で5~6本しか採れないので効率は悪い。

 

青森のニンニク、ホワイト6片みたいなもので高値でないと出荷出来ない上に販路が少ないので耕作面積は減らしているとのこと。

 

10月初めに収穫だそうなので買いに来ると伝え、竹林に生えていた孟宗竹と思われるタケノコを頂いて帰路についた。

 

 

帰りがけに自分の菜園に行き、雑草取りと追肥。

今年、最も期待している野菜は3種類のネギで、九条ネギは分かるけど他の2種類の名前が分からない。

 

もう少し伸びたら地主に聞いてみようと思っている。

 

今回の佐倉市までの往復は里山の景色を楽しみたかったから、幹線道路を外して農道みたいなところを走った。

 

行きも帰りもそこかしこで見た景色は荒れ果てた里山。

 

かつては自宅の修繕や建て替えのために植林された杉林は竹に占領されてしまい、手入れが全くなされていないのでジャングル状態のところばかり。

 

戦後の農地解放で庄屋の多くは1町歩の田畑以外は小作に分けねばならなかったが、山林の多くは残った。

 

しかし、使用人だった小作を雇えるほどの財力が残った庄屋は少なかったから、山林を小分けして売り出したり、あるいは放置せざるを得なかったため、このような事になったのだろう。

 

でも農地解放が無く、戦前のような農村の形態が残っていたら小作の息子は丁稚、娘は前借りで遊郭などに売られたり女中になったり、と「おしん」のような状況が今も続いていただろう。

 

そう考えると里山が荒れるのも仕方がない、とは思うけど何とかしたいなあ。

 

 

 

 

 

 

10年間放置されている畑を開墾してるので手伝いに来て、とCちゃんから連絡が来たので行って来た。

 

場所は千葉県八千代市で、2年前にCちゃんが嫁いだ梨農家Kちゃん家の爺ちゃんが持っている休耕地で、広さは2反歩とのこと。

 

事前にCちゃんから送られてきた写真を元にGoogl Mapで場所を確認し、衛星写真で見たら相当に荒れているのは分かったが、現地に着いて見たら唖然。

 

休耕地全面が写真奥に見えるような葦原で覆われていたそうだが、今回開墾する1反歩は、隣の畑の人が枯れた葦に火をつけて燃やしてくれたとのこと。

 

ここをまずCちゃんの旦那のK君が小さいユンボに乗って土をほじくって行くのだが、ハスぐらいの太さの地下茎が縦横に蔓延っている。

 

 

それを一本一本手作業で片付けること4時間半でテニスコート1面分ぐらいの広さの開墾が終わり、本日の作業終了。

 

 

それにしても、このような若者達が農業という1次産業を目指して果敢に飛び込んだ姿を見ると感激してしまう。

 

農業者は最初から広い土地を持っている、という強力な武器を持っているから頭さえ使えば色々なことにチャレンジできる。

 

これが2次や3次産業の会社経営とかサラリーマンから1次産業に参入しようとしても規制という大きな壁があるので中々難しい。

 

例として渡辺社長率いるワタミは北海道に農地を持つには持ったが、規制の壁やバッシングに呆れ、自由に農地を取得出来るカンボジアに出てしまったはず。

 

大きな資本を持っている会社でもこれだから、個人でなんてのは更に難しい。

 

だから農業をやりたくて農家の孫(両親は農業者では無い。)に嫁いだ上の写真左のサラリーマンの娘Cちゃんと、農学部では無い学部を卒業した孫のK君夫婦は、既存の農業者には無い柔軟な思考が出来るから活躍すると思うので応援したい。

 

また写真の右に写っているSちゃんはCちゃんの大学の同級生で、Cちゃんに感化されて農業を目指し、青年海外協力隊員としてネパールに農業指導に行く予定でいたが、コロナ騒ぎで出発が未定になっている。

 

彼女もまた、やる気のある若い農業者に嫁ぐつもりでいるのでCちゃんと同様に応援するつもり。

休み中は1日だけ表参道にあるブラジル料理のレストラン「Barbacoa Aoyama」に行った。

 

会ったのは中国によってばら撒かれたコロナウイルスで、自国がパンデミックを起こしているアメリカ人とブラジル人。

 

当然の事ながら、中国に対してはトランプ大統領が中国を責める言葉なんて可愛いくらい辛辣な言い方をする。

 

日本だって同じように甚大な被害を被っているから2人の言うことには全て同意。

 

そしてこれからどうするかと言うのが会った理由で、世界中の自由主義諸国で連合して中国と対峙しよう、なんて大袈裟なことではなく、自分達の身の処し方。

 

ガラガラの店内で2時間ほど話をし、嬉し泣きするぐらい来店を喜んでくれたマネージャーに見送られて2人と別れ、同様にガラガラの表参道を歩いて原宿駅から電車に乗って帰って来た。

 

 

それ以外の日は菜園通いをしてたねを撒いたり、苗を植えたりした。

 

全部で18種となり、菜園の全てが埋まった。

 

後は今月末ぐらいから順次収穫となるので、雑草取り以外は行かなくて良い。

 

 

それと2日に原チャリに乗って奥多摩に向かったMちゃんは、林道に張られたロープのバリケードに阻止されて入山出来ず、そのまま帰って来たと連絡があった。

 

ビールだけでも約5kg、その他に日本酒、焼酎、ウイスキーやワインなどを買い込んでいたのは知っていたけど、電話口の向こうでは昼過ぎだと言うのにベロベロになっていた。

 

コロナは今週の木曜から週末が大きな山だと思っている。

 

感染者数が少なければ緊急事態宣言が早くにかかった13都道府県以外の外出規制は、来週から緩和されるのではないか?

 

その場合、当然の事ながら13都道府県からの移動制限は持続はされるだろうけど。

 

いずれにせよ、まだ気を抜くわけには行かないから感染予防が出来ると信じている蕎麦を食い、蕎麦湯を飲みながら、その時を待つことにする。