今年のゴールデンウィークはNちゃんと新潟県の山に5日間ほど籠る予定で、4月10日には装備をリュックに詰めてスタンバイしていた。
しかし、コロナ禍は収束する気配どころか拡大する一方なので、20日に山行を中止にした。
2人で籠る予定だったところは大きな断層にある洞窟で、推測だが5400年前に起きた福島県只見の沼沢火山の噴火に伴う地震で出来たものだと思っている。
だとすると縄文時代後期の縄文人や奈良から平安時代初期の山岳密教時代の修験道なども足を踏み入れているはずなので、痕跡が残っているのでは、と推測している。
ということで私は地質調査用のハンマーを購入しただけだけど、Nちゃんは更にウエッブカメラとドローンまでも準備していた。
ま、70を過ぎてるジジイ達がやることじゃないかもしてないけど欲望は押さえられない。^^;
だからMちゃんは単独で奥多摩某所の小沢を詰め、適当な天場を見つけて3日間露営し、酒を飲みながら本でも読んで来るとの事。
私も同行したかったが、都県境を越えて行くのが憚れるので我慢をし、地元の菜園で百姓をしながら連休を過ごすことにした。
昨日は2年前にフナッシーがいる街のナシ・ブドウ農家に嫁いだCちゃんが沢山の野菜の種を持って菜園に来てくれた。
3月末に務めていた会社を退職した時にプレゼントされた野菜の種で、大きな箱に入っていた中から20種類ほどをもらった。
彼女と知り合ったのは5年ほど前で、当時は大学生だったけれど農業に対して強い興味を持っていた。
そこで菜園を手伝ってもらっている時に、農家に嫁ぎたい娘がいるのだけど、と色々な知り合いに声をかけたが名乗り出てくる男はいなかった。
何しろ今の農家にいる男どもは独身でも40代、50代がほとんどなので20代前半の娘さんが嫁ぎたい、と言っても遠慮された。
彼女はNHKBSで放映している「晴ときどきファーム」にMCで出演している滝沢沙織さんを彷彿させるような容姿をしているから、怖気づくのは分からなくもないけど。
それでもフットサルの集まりで知り合った同い年の彼と結婚して2年、彼も農学部出ではないが実家のナシ・ブドウ農園を継ぐべく爺ちゃんに農法を教わりながら頑張っている。
彼女はそれを手伝いながら、別に100坪ほどの畑で野菜を栽培し、自宅の前に無人販売所を作って売っているが、安いと人気があるのですぐに売り切れてしまうそう。
そのために彼女は更に広い畑を持とうと30分ほど離れた場所にある600坪ほどの休耕田を借りた。
休耕田の荒れ方を知っている人は分かるが、雑草や笹などが蔓延ってしまうと重機を持ち込まなければ開墾できない。
それを大学の同級生の女性と2人で手作業で整地していると言うから恐れ入る。
連休中に手伝いに行くと言ってあるが、畑の近所に重機のリース会社があればブルドーザーかバックホーを借りて整地しないとダメかもしれない。
そうそう今の菜園の状態はこんなもの。
ぽちょぽちょと枝豆と九条ネギが顔を出した程度だけど、YouTubeで調べたら耕作方法を何も分かっていない事を知った。
簡単に言えば地主にトラクターを入れてもらい、そこに種を撒いて生えて育ったら収穫してるだけ、とまるで山菜採りみたいなもの。
しかも頻繁には行けないから葉物栽培は無理なので、長期間放っておける作物だけ。
連休中に少し勉強せねば。








