地震とともに生きる覚悟 | 擬宝珠だより

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日々の想いを綴ります。

白秋のときを迎え、心の赴くままに。

 

 

6月に入った週末土曜日はよく晴れて、とても気分が良く

家族と買物に出掛けました。以前から気になっていた

仕出し屋もしてる人気の魚屋さんに。

 

そこで惣菜をいくつか買い、その足で射水市のコストコへ向かった。

何を購入したのかというと500mlの水を30本、

簡易トイレ40回分ひと箱である。なにも3日朝の地震を予測していた訳ではなく、

元日の大地震以降、少しずつ備蓄をしていたからである。

 

そして日曜日はこまごまとした家事、アイロンかけなどしようと思っていたが、

娘に誘われて、金沢のアルプラザに入っている無印良品へ行った。

そこでまた楽しく買い物をして戻り、穏やかに夕飯を食べ、テレビを見て

月曜日からの仕事に備えて早めに休んだ。

 

6月3日朝、5時過ぎに起きてお弁当を作り、トーサンと朝食を食べ、

台所もきれいに片付け、ほっとして2階の自室に入り、一休み。

携帯を何気に眺めていたら、いきなり警報が鳴り響き、地震に見舞われる。

 

あぁ、どこかで大きな地震が起きたのだろうかとテレビをつけると、

またしても能登半島沖が震源、広範囲が揺れる予測、しかも続けざまに2度も

元旦の恐怖がよぎり、身体が震えた。震度は3、しかし4くらいの体感だった。

津波の心配はないのが救いだった。復興もままならない能登半島で5強の地震

人々の心労はいかほどか。いつまでも終息しない地震とともに生きることになった。

 

それでも仕事に行かねばならないので、それぞれの予定通りの1日を過ごす。

 

昨日は家に戻り、夕飯の片付けも済んでから、控えの間に置いてある

備蓄品の中身を点検して、玄関横の部屋に当分置くことにした。

緊急時はリュックだけ持ち出す。

リュックは義母と娘の分、我々はそれぞれの寝室に置いている。

他の荷物は自宅避難に備えたものだ。

 

こちらは食品や水の備蓄、息子から心配してラインが来るので、

写真を撮って送った。家は一応地震保険にも加入している。

 

怖がっているばかりでは仕方がない、覚悟と備えをと考えて暮らすとしている。

 

さあ気分を変えて、日曜日に写した庭の花をアップしてみましょう。

赤いガウラも咲きだしたのに、写真がどうしても横を向いて

アップできないのが残念。

これは何だったかな。

ユリも蕾をふくらませてきた。

アナベルもいよいよ花芽をつけてきた。

ジギタリス  ソバナも群れて沢山咲いてほしい。

移植2年目の2本の柏葉紫陽花もすごい数の蕾が・・・

梅雨時には重たくてしなだれてしまうかも。

 

座敷も少し前から、夏仕様に変えました。

 

 

簾の代わりに簀戸を入れました。

 

白い牡丹が枯れ枯れでした。

 

 

 

金沢の帰り道、小矢部の道の駅で買ってきたケーキでおやつタイム

 

 

せっかくいい気分で地震も忘れかけた矢先、ふたたびの恐怖・・・

 

もう開き直って暮らすほかありません。自然の摂理に勝てないのですからね。

 

どうぞ皆様もお気をつけて、無難に過ごされますように。

雨の季節、十分身体をいたわって健康に過ごしましょう。

お読みいただきありがとうございました。雨くもり晴れ雷あじさいカエル