高校総体結果報告 | 出会った言葉たち ― 披沙揀金 ―

出会った言葉たち ― 披沙揀金 ―

「披沙揀金」―砂をより分けて金を取り出す、の意。
日常出会う砂金のような言葉たちを集めました。

 昨日のブログで取り上げた、このマスコット。

 後輩からの激励のプレゼントかと思っていたら、違いました。

 娘の彼氏からのプレゼントでした。

 彼は、体格のいい野球部の、しかもキャッチャー。硬球もはじき返すかのような指が一針一針縫ったその場面を想像していたら、ちょっとだけ、ほほえましい気分になれました。

 

 後輩から贈られたのは、こちらでした。

 キットカットならぬ、「キット カツ」。

 こちらも御利益がありそうです。

 

 このお守りを持って臨んだ今日の高校総体。1回戦は勝ったものの、2試合目で、優勝候補の一角の学校にやられてしまいました。それでも、高校に入って、周りは経験者ばかりのなかでバレーを始め、ここまでこれた娘の2年間の、いい成長を見せてもらいました。

 

 試合後は、かねてから約束していた「もんじゃ焼き」に。

 娘が(「作り方」を片手に、それを何度も見返しながら)、職人の手さばき(?)で作ってくれました。

 親の知らぬところで、子どもは成長しています。

 嬉しいのだけれど、寂しさもあります。

 今日もまた、娘が私の手から離れていったように感じています。

 

 でも、幼かった頃がなつかしく、かけがえがなく思い出されるように、今の1日1日も、何年か後のなつかしい日になります。

 だから、月並みだけれど、1日1日を大切に積み重ねていかなければ。