朝、起きたら、何を着るかを決めます。
サスペンダーつき半ズボン、着物、ふわふわコート、ジーンズ…。
そして、どこへ行くのか考えます。
自分ちの裏庭、アイスクリーム・スタンド、スケートパーク…。
もしも、雨が降ったら。
お人形で遊ぶ、ブロックで何かを作る、じっくりと本を読む…。
女の子の朝起きてから寝るまでを、こんなふうに書き連ねた絵本、『きょうがはじまる』。
1日には、こんなにいろいろな選択肢と可能性があって、たくさんの楽しみを抱えて生活できるものなのですね。
でも、自分は、当たり前の日常をルーティン的に過ごし、いつもと一緒に済ますことで安心している。楽しみの可能性を自ら放棄して、もったいないように思いました。
まずは、ちょっと通勤ルートを変えてみる。入ったことのないお店に入店してみる。毎日が新しいことだらけの子どもの気持ちで、明日を迎えようと思います。