国際アンデルセン賞を受賞した角野栄子さん。
記念講演会の最後に、自著『魔女からの手紙』の「おわりのばあさん」のせりふを朗読してくださったそうです。
「目に涙をあんなにためて、いったいなにがあったのさ。この世のおわりって顔してたよ。この扉はね、おわりからあくんだよ」
物語は読み終わった瞬間から読んだ人の物語となり、新たな扉がまた開く─。そんな思いをこめたせりふだ。
(12月29日の朝日新聞から)
2018年という大きな物語が、もうすぐ終わろうとしています。
そして、そのあとすぐに、2019年という新たな扉が開きます。
ブログを始めたばかりの私でしたが、応援してくださったみなさんのおかげで、なんとか続けることができました。
みなさんにとっても、いい1年であったこと、そして、新しい扉の向こうからもっと輝くひかりが差し込んでくることを祈りながら、今年の筆を置きたいと思います。
ありがとうございました。