第36回とばた菖蒲まつり:北九州市消防音楽隊が出演 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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今日は、福岡県北九州市戸畑区の夜宮公園で開催された《第36回とばた菖蒲まつり》に北九州市消防音楽隊が出演。



プログラム


オープニングの式典では、開会宣言と共に力強い響きでファンファーレを演奏していた。


式典の後に北九州市消防音楽隊が〈119コンサート〉というタイトルで野外コンサートを開催。

雨が降っていたので芝生が濡れて危険という事でカラーガード隊のキタキューティーズが共演できず、隊員さんがサポート役になり的確に準備や運営の手助けをしていた。

観客は、テントの下に並べられていた椅子に座って観覧。

屋根付きステージの下で観客の注目を集める事になった音楽隊は、1曲目で『星条旗よ永遠なれ』を軽快に演奏。

フルートやピッコロの隊員さんの聞かせ所があり、力強く高音が響いて素晴らしかった。

勇壮な響きで盛り上げて、華々しく開演を飾っていたオープニング曲だった。

キタキューティーズの隊員さんが雨でパフォーマンスを披露できなくても、司会担当の隊員さんが予定通り進行役を引き受けて曲紹介や消防に関する告知をしていた。

2曲目では、『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』(『メリーポピンズ』より)を披露。

ミュージカル映画の名作からの選曲で、こちらも軽快な演奏。


クラリネットの隊員さんの聞かせ所があり、魅力的な響きだった。


3曲目では、『となりのトトロ』(エンディング曲)を披露。

子供さんの観客に向けての選曲。普段は、キタキューティーズの隊員の皆さんがパフォーマンスで彩っている曲。

この日は、さわやかな響きの表現で音楽隊が名作映画の世界観を作り上げていた。


進行役のキタキューティーズの隊員さんの消防に関する話を挟んで再開した演奏の4曲目では、『ディープ・パープル・メドレー』を披露。

いろいろな学校の吹奏楽部が演奏している、吹奏楽界でも人気があるハードロックの名曲を集めたメドレー。疾走感がある流れ。


アルトサックスの隊員さんの勇ましい聞かせ所。

サックスパートと共にフルートやオーボエの隊員さんの演奏も、きれいに力強く響いていた。

トロンボーンやトランペットの隊員さんの響きも熱かった。


バリトンサックスの隊員さんのソロもあり勇ましい姿の聞かせ所で、かっこよかった。。


勇壮で情熱的な響きで盛り上がり、迫力があった好きな曲『ディープ・パープル・メドレー』の最高の演奏だった。
 

5曲目では、『マツケンサンバⅡ』を披露。

カラーガード隊のキタキューティーズ隊のパフォーマンスを見られない代わりに、消防音楽隊の演奏に注目して集中しながら鑑賞できた。

サックスパートの隊員さんの演奏が印象深い響き。

ピッコロの隊員さんの演奏も力強く響いて、よく聞こえていた。


これが最後の曲という事で、軽快な盛り上げ締めの雰囲気だった。


進行役の隊員さんは『皆さん最後にもう1曲どうですか?』と、まだ何か披露したそうな様子。

観客が拍手で応えて、お決まりのアンコールの流れとなり注目の演奏曲は『アイドル』(YOASOBI)



こちらも軽快な響きの演奏で、楽しく盛り上げ締めで終演。


この日は、雨が降ったり止んだりしていた影響でカラーガード隊のキタキューティーズの隊員の皆さんのパフォーマンスを見られなかったけど、主役になった音楽隊の皆さんが多彩なジャンルからの選曲で聞き応えがある響きの演奏を披露していて、好きな曲もあり楽しかった。

頼りになるリーダーのようなキタキューティーズの隊員さんが、的確に仕切るように音楽隊の演奏会の開演までの準備や終演後の撤収や片付けのサポートをしていた姿がプロフェッショナルな雰囲気で、かっこよかった。

フルートやピッコロやオーボエの隊員さんの演奏も、きれいに響いていて素晴らしかった。

北九州市消防音楽隊の皆さん。
今年の《とばた菖蒲まつり》では、雨が降ってベストな状態では無かった状況で音楽隊の演奏の響きだけで今できるベストなスタイルで観客を魅了ありがとうございました、お疲れ様でした!