マーチングバンド九州予選・イン九州(後半)2022 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

11月13日の午後は、マーチングバンド九州予選・イン九州の後半の部を鑑賞。




注目の自分の地元の北筑高校の吹奏楽部のテーマは、『Lunar Project』で『宇宙兄弟』が題材。

ゆったりした始まりから力強い流れへ。重厚な響きの演奏。

県大会の時に無かった?ようなスペースシャトルが飛行していくような驚きの演出があって、すごかった!

ゆったりしていた流れで、きれいにフルートやクラリネットが響いていたりトランペットも印象深い響き。

宇宙飛行士のようなイメージの色合いの衣裳を着ていたカラーガードの部員たちは、宇宙を思わせる華麗で多彩なパフォーマンスで彩り。

地球が描かれた小道具や、傘を開くと月が描かれていたりなどの趣向を凝らした表現。

宇宙飛行士の像も最初から気になる存在感の、おもしろい宇宙演出。

終盤には、トランペットのソロの聞かせ所があったかな。北筑のトランペットの響きが好き。

最後には、再びスペースシャトルが飛行していく演出の見せ場があったようで盛り上げ締め。

県大会の時より見せ場が増えていた?ようで、いろいろなアイデアで表現力が増して宇宙のロマンを感じるような壮大なマーチング。

いつも地元の北筑高校の吹奏楽部の練習の響きが聞こえていて、部員たちの努力が伝わっていたので目の前でマーチングを鑑賞すると感動が大きかった。かっこよかった!

吹奏楽の演奏もマーチングもバリバリやっている北筑高校の吹奏楽部は、地元民の誇り。

表彰結果は、金賞を受賞おめでとう。


福大大濠の吹奏楽部のテーマは、『Caged』

Cageが鳥かごや檻という意味があるそうで、そういうイメージの演出が強烈に印象に残る光景となっていた。

重厚な響きだけでなく、きれいにサックスパートやフルートパートの演奏も{響いていた。

大濠らしい良さのマーチングの隊列の展開、カラーガードの多彩なパフォーマンスも見事。

部員たちが黒い布を使った、不思議な雰囲気の見所もあった。

終盤には、フルートのソロ聞かせ所があって吹いていた部員さんが、かっこよかった。

大濠のフルートパートは、きれいに演奏を響かせながらマーチングの時に躍動感がある動きで勇ましい。

『Caged』というテーマの通り、まさにCage(檻!)というアイデアの演出やパフォーマンスで見応え聞き応えがあった表現のマーチングだった。

表彰結果は、金賞を受賞して全国大会に推薦おめでとう!


近大福岡高校の吹奏楽部のテーマは、『レ・ミゼラブル』

登場人物のような雰囲気の衣裳を着たカラーガードの部員たちが、華麗にパフォーマンス。

『夢やぶれて』の演奏が、トロンボーンが力強い響いて始まると軽快。

『ワン・デイ・モア』の所の聞かせ所がある演奏の響き、隊列の展開、カラーガードのパフォーマンスが感動的。

終盤に、スーザフォンの低音とピッコロが響いて『民衆の歌』が始まると盛り上げていく締めの流れも好きだった。

3年生部員は、先月に定期演奏会を終えて今回のM協の九州大会での『レ・ミゼラブル』がラスト披露で卒部、引退かな。

そういう思いもあって、しっかり目の前で見届けて感動が大きかった。

表彰結果は、銀賞ながら好きな名作を題材にしていたマーチングを披露お疲れ様でした。


大分商業高校の吹奏楽部のテーマは、『KINGDOM~天下統一之道~』

あのアニメ化されている、人気漫画を題材にして披露。

バッテリーの響きも力強く、大編成の部員たちによる重厚な演奏。

古代中国の軍旗、赤を背景にした金色の龍が描かれていた大道具など雰囲気作りも見事。

カラーガードの部員たちの、古代中国の雰囲気の多彩なパフォーマンスも魅力的。

『鎌倉殿の13人』のテーマ曲も演奏していて、かっこよさ倍増。

ゆったりした流れでの、きれいな響きの演奏も魅力的。ピッコロも存在感がある響き。

終盤には、中央で台に乗って面を着けた部員さんが舞っているような動きもあって優雅。

最後に重厚な響きの盛り上げ、フロアいっぱいに赤い旗が広がっているパフォーマンスがあって大迫力の締め。

毎年、個人的に好きな大分商業のM協マーチング。今年は、『キングダム』の世界観をマーチングで見事に表現して選曲、演奏、パフォーマンスの全てが、かっこよ過ぎて最高の壮大なマーチングだった。

表彰結果は、金賞を受賞して全国大会に推薦おめでとう!


八女学院中学・高校の吹奏楽部のテーマは『Tricolour』で『レ・ミゼラブル』を題材にして披露。

重厚な響きの演奏、カラーガードの部員たちの華麗なパフォーマンス、巨大なフランス国旗の演出もあったようで迫力がある表現。

ピッコロの存在感がある力強い響きが印象深く、アルトサックスの聞かせ所、カラーガードの清々しいパフォーマンスも魅力的だった。

終盤には、フランス国旗の3色のフラッグが広がっていたようで、重厚な響きで盛り上げ締め。

名作ミュージカルを題材にして迫力があり、見応え聞き応えがあったマーチングだった。

表彰結果は、金賞を受賞おめでとう。


佐賀清和高校の吹奏楽部のテーマは、『バトソールニチニク~向日葵』

まず印象深かったのがテーマ通り、たくさん配置されていた向日葵の大道具。カラーガードの部員たちが、新緑のような明るい緑色の衣裳を着てパフォーマンス。

ソプラノサックスやトロンボーンの聞かせ所があったようで魅力的な響き。

カラーガードの部員さんが、大きな向日葵の種を頭上に掲げて走り抜けていく動きもあった。

向日葵が倒れてカラーガードの部員たちが、コウモリの羽根を着けて駆け巡っていくような流れもあり多彩な表現。

倒れていた向日葵が終盤に再び立てられると、演奏曲も明るい雰囲気。

黄色と青の細長い布がフロアに伸びていき、フラッグの彩りもあって爽やかな締め。

向日葵が困難に負けず倒れても再び咲いていく光景を表現していたようで、清々しいマーチングだった。

佐賀清和のマーチングといえば、カラフルな色彩という印象。今回は、黄色が印象深く色鮮やかだった。

表彰結果は、銀賞という結果ながら佐賀清和らしい良さが存分に披露されていて好きなマーチングお疲れ様でした。


イン九州で沖学園高校の吹奏楽部のテーマは『レ・ミゼラブル』

カラーガードの部員たちは、エポニーヌのような衣裳と帽子を着用して披露。

名曲の聞かせ所や盛り上げがある演奏、見せ所があるカラーガードや隊列の動き。

名作ミュージカルを題材にして、部員たちが懸命な演奏やパフォーマンスでマーチングを披露していて心を打たれる姿だった。

表彰結果は、銀賞。県大会の時は、マーチングに初挑戦で今回の九州大会で2回目の本番だったのかな。

表彰結果は、銀賞。この日に向けて部員たちが取り組んできて、部員たちが頑張った。お疲れ様でした!


一般の部の九州予選でAnba in ‘Blue Birds’のテーマは、『Just Married HoneyMoon suite』で新婚旅行が題材。

最初に讃美歌が演奏されていて、結婚式のように新郎新婦が奥から仲良く歩いてくるパフォーマンスがあり、ほのぼの。

その後は、新婚の夫婦の幸せそうな光景が繰り広げられていたり、聞き応えがある演奏や見応えがあるカラーガードのパフォーマンス。

『紅の豚』の曲を演奏していた流れが感動的で、トランペットのソロの聞かせ所も魅力的な響き。

終盤に再び讃美歌を演奏していたようで、序盤の結婚式から始まって新婚の夫婦の幸福感あふれる、ほのぼのして暖かみがある楽しいマーチングだった。

おめでたい表現のパフォーマンスで、表彰結果が金賞で全国大会に推薦という結果おめでとう!


FUKUOKA DreamScousts performance corpsのテーマは、『New Era -Take the “D ” Train-』

鉄道を題材にしているようで、最初に発車していくようなイメージの響き。

中央のカラーガードのメンバーさんが、帽子を着用して駅員さんのような姿。

重厚な演奏の響き、たくさんのカラーガードの彩り。

中盤には、『月の光』を演奏していたようで魅力的な聞かせ所な響き、カラーガードのパフォーマンスで幻想的な雰囲気。

終盤には、『銀河鉄道999』を軽快に演奏して盛り上げ。『木星』も演奏していたようで繊細な表現の印象もあった締め。

テーマ通り鉄道のイメージの選曲、演奏、パフォーマンスで魅了してくれて見応え、聞き応えがあったマーチングだった。

表彰結果は、金賞を受賞して全国大会に推薦おめでとう!


この日は、朝から小中学生や高校生の団体、一般の団体まで、それぞれの表現の良さがあって目の前で鑑賞していて楽しさや感動があった、充実した大会だった。

西原商会アリーナがある開催地の鹿児島県の神村学園高校の吹奏楽部、鹿児島実業高校の吹奏楽部の部員の皆さんが観客への対応、出場している団体への対応など、いろいろな役割の補助員として頑張っていた。

全ての出場団体の皆さん、開催の運営や進行に協力していた皆さん、お疲れ様でした!