マーチングバンドフェスティバル2020:第2部 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

11月8日(日曜日)の午後は、大阪城ホールで開催された《マーチングバンドフェスティバル2020》の第2部に行ってきた。









東海大高輪台の吹奏楽部は、1曲目で『星条旗に永遠なれ』を演奏。

キレイな響きの軽快な演奏に乗せて整然と展開していく隊列。

あの聞かせ所で、フルートパートの部員たち(全員?)がピッコロに持ち替えて、多い人数(10人くらい?)で吹いていて、すごい響きだった!


2曲目では、『TAKANAWAマーチング2020』というテーマで披露。

こちらも、きれいな響きの演奏でピッコロの響きも印象深い。

力強いバッテリーやトランペットの響き、ドラムメジャーのバトンの勇ましいパフォーマンスも、かっこいい。

サックスパートの聞かせ所もあったり、きれいで聞き応えがある響きの演奏に乗せて整然と隊列が展開していく、見応え聞き応えがあるマーチングだった。


安城学園の吹奏楽部は、『Dimension』というテーマで披露。

あのマーチング衣装を着てハットをかぶって演奏していく部員たちが、かっこいい。

まず後方に、たくさんミラーが設置されていたのが気になる演出。

力強い響きの演奏に乗せて素早い動きで展開していく隊列、軽快に速いテンポで演奏していくピットの響きもロックな雰囲気で、かっこいい。

カラーガードの部員たちは、カラフルな衣装で華やかなフラッグで彩りながらもアクロバティックな動きのパフォーマンスで勇ましい。

中盤の、ゆったりとした流れでは、暖かみがあって聞き入らせてくれるような心に響く演奏で、いい曲。

カラーガードは、優雅ながらも勇ましい動きからフラッグで彩っていく光景が演奏と共に、きれいで感動的な表現。

サックスの部員たちの響きやパフォーマンスも、かっこいい。 

バッテリーの部員たちも力強い響きで、勇ましい姿の存在感。

終盤の高揚感に満ちた盛り上がりの演奏、隊列の動き、前に移動していたミラーの周りなどで繰り広げられるカラーガードなど全てが激熱の流れ。

勇ましく遠くを指差すような締めくくりで最後まで心熱い、安城学園のマーチングだった。かっこよかった!

習志野高校の吹奏楽部は、『Nippon  Genki project 2020』というテーマで日本を元気付けるようなヒット曲のメドレーを、マーチングで表現。

リアルタイムでテレビで見ていた世代の人たちが喜びそうな『ザ・ベストテンのテーマ』から始まっていく。

いろいろ、懐かしいような感じで楽しみながら聞ける演奏。

力強いピッコロの響きやドラムメジャーのバトンのパフォーマンスも、かっこいい。 

好きな選曲の『糸』では、男女の部員さんが歌っていくと、たくさんの部員たちのコーラスが続いていく流れが心に響く歌声で感動。

『AMBITIOUS JAPAN!』も個人的に好きな曲で、かっこよかった。

『栄光の架橋』も好きな名曲でクラリネットやソプラノサックスやフルートなど、きれいに響いていたようで、また感動。ここの流れも良かった。

『蛍の光』で締めると最後は、部員たちが力強く「日本!」と元気にコール。

好きな選曲で楽しませてくれながらテーマ通り、まさに日本を元気付けてくれるような、個人的に大好きな素晴らしいマーチングだった。


滝川第二高校の吹奏楽部は『I am Bond!』というテーマで、『007』を題材にして披露。

まず、あの青い衣装や白いハットの姿の部員たちが、かっこいい。

きれいな響きのフルートソロに、トランペットやオーボエのソロが続いたようで序盤から聞かせ所がある演奏。

力強い響きのバッテリーの存在感も、かっこいい。

演奏に乗せて、素早い動きで高速展開していく隊列の動きも見事。   

トランプのイラストが描かれた台に部員たちが乗って演奏のパフォーマンが、おもしろい。

ゆったりした流れでオーボエやファゴットのソリも、哀愁がある響きの聞かせ所で、いい演奏。きれいにクラリネットも響いていた。

終盤に、あの名曲を演奏の盛り上げの流れで力強い響きのトランペットの存在感も、かっこいい。

軽やかなステップでの演奏もあったり、力強いピッコロの響きも見事。

カンパニーフロントの盛り上げから素早い展開で最後は、バーン!という銃声の響きと共に銃を構えるような動きで締めくくりも最高!

『007』の名曲を演奏して見事に、あの名作の世界観を表現していた素晴らしいマーチングだった。

市立柏の吹奏楽部は、大人数で披露。

コーラスもあったようで清々しい歌声。聞き応えがある演奏で、きれいにフルートやソプラノサックスも響いていた。

ドラムメジャーのパフォーマンスも、かっこいい。大人数の部員たちによる大規模な隊列の展開も迫力がある動き。

カラーガードの、たくさんのフラッグの華やかな彩りも見事。

大編成で壮大ながらも、きれいに息が合った演奏やカラーガードのパフォーマンスで、一気に観客を魅了してくれた素晴らしいマーチングだった。


市立船橋の吹奏楽部は、序盤のコーラスによる清々しい歌声で、一気に観客を魅了してくれた。

『アヴェ・マリア』も演奏したようで、きれいにフルートやピッコロも響いて素晴らしかった。ドラムメジャーも華麗で、かっこいい。

壮大な隊列の動きも見事で、聞き応えがある演奏と共に魅力的なマーチングだった。

2曲目では、『市船ソーラン2020』を披露。

部員たちが楽器を置くと、ソーラン節のBGMに合わせて元気にダンスパフォーマンス。

これも初めて見て、市立船橋の吹奏楽部の良さを知る事ができたプログラムだった。


《マーチングバンドフェスティバル2020》の第2部(午後)も、初めて目の前でマーチングを鑑賞する団体が多く興味深かった。

それぞれの良さを知りながら楽しめて、感動的なイベントだった。

出演団体の皆さん。待望の晴れの舞台の大阪城ホールで、観客の前で練習の成果を披露したマーチングやパフォーマンスお疲れ様でした!