マーチングバンドフェスティバル2020:第1部 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、大阪城ホールで開催された《マーチングバンドフェスティバル2020》に行ってきた。


大阪城ホールの裏側の入口の前では、出演団体が順番に音出しをしていた。



午前中は、第1部が開催されていた。

プログラム








福大大濠は、大阪城ホールに初来場。披露したのは、M協マーチングの『HANDS』

黒ずきんの衣装を規定着て不思議な姿で演奏する部員たち、グレーの衣装でアクティブに動いていくカラーガードの部員たち。

力強い響きの演奏や流れるような整然とした隊列の動き、華麗なカラーガードの彩りやパフォーマンスが、あの見応えのフロアで繰り広げられていく。

フルートパートの部員たちも心熱い演奏や動きで、かっこいい。サックスパートの響きも好きで、いい演奏。

カラーガードの部員たちは、逆立ちなどしていたようでアクロバティックなパフォーマンス。

後方で部員たちが馬跳びをしていたような流れもあり、ダイナミックな隊列の動き。

M協マーチングの特色の、かっこいいピットの響き。バッテリーの部員たちが、リズミカルに手を叩いていたり、手で演奏していた様子。

最後は、大きな黒い球体の周りに集合するように締めくくり。

『HANDS』というテーマの通り、演奏やパフォーマンスで存分に手を使っていた光景が印象深いようだった。

大阪城ホールで福大大濠がM協マーチングを初披露すると、一気にM協の演奏やパフォーマンスで観客を引き込んでいた気がする。

福大大濠の吹奏楽部の皆さん、初来場の大阪城ホールで最高のマーチング初披露お疲れ様でした、かっこよかったです!!


明浄学院の吹奏楽部 Queenstarは、まず『“GLORIA”~Path to Glory~』というテーマで披露。

白いマーチング衣装を着て演奏していく部員たち、明るい黄色を着て衣装で動いていくカラーガードの部員たち。

リズミカルな響き、スピーディーに流れるような動き、カラーガードの華やかな明るい色のフラッグやライフルでの勇ましいパフォーマンス。

ゆったりした流れもあり、聞き応えがある演奏。キラキラしたピットの響き。その隣でコントラバスの演奏もあり、かっこいい。

きれいな響きのフルートパートの響きも素晴らしい。トランペットの聞かせ所もあり、クラリネットの響きも見事。

たくさんのフラッグで華やかを増したカラーガードに彩られ、盛り上げられた締めくくりも良かった。

大人数で壮大な隊列の動きながらも力強いだけでなく、きれいな響きの演奏、 華やかなカラーガードの彩りなど全てが優れた表現に満ちていたマーチングだった。


続いて、明浄学院の定番曲『Boogey Woogie Bugle Boy』を披露。

力強いトランペットやピットの響きが、かっこいい。

演奏する部員たち、カラーガードの部員たちがリズミカルな動きで、現役いっぱいな盛り上げも楽しい。

この曲も大阪城ホールで鑑賞できて、これぞ明浄学院という見事な盛り上げの締めくくりだった。

2曲それぞれ、さすが明浄学院 吹奏楽部Queenstarなマーチングやパフォーマンスで、かっこよかった!


富山商業の吹奏楽部は、『TOMISHO Dreams come true 2020』というテーマで『England Majesty』を演奏。

序盤の、ゆったりした流れから広がりのある演奏で観客を魅了、力強いピッコロの響きの存在感。

『木星』の聞かせ所や、終盤の盛り上げと壮大な隊列の展開も良かった。

きれいな響きの演奏も魅力の見応え、聞き応えがある演奏だった。


京都両洋のマーチングは、初めて目の前で鑑賞。

1曲目の『Far From Suite Home』は、華々しく力強い演奏も、ゆったりした流れの演奏も、それぞれ聞き応えがあった。

見事なソロの聞かせ所もあったり、オーボエやフルートやトランペットの響きも素晴らしかった。

壮大でスピーディーな展開の隊列の動きも見事だった。


2曲目の『Pretty Fly』は、一気に観客を魅了する盛り上げ曲。

勇壮、軽快な演奏やパフォーマンスで、かっこよかった!

2曲を初めて目の前で鑑賞して、京都両洋の魅力を知って実感できたマーチングだった。


京都すばる高校の吹奏楽部のマーチングも初めて目の前で鑑賞で、『There is no substiture for victory!』というテーマで名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』の曲を連ねていく。

リコーダーが響いて始まると、力強い響きの演奏から隊列が大規模な展開。

きれいにクラリネットやフルートやピッコロも響いていたり、聞き応えがある演奏でアルトサックスの聞かせ所も見事。

『民衆の歌』では、力強い歌やパフォーマンスが、かっこいい。

『One Day More』の盛り上げもあったようで、大好きなミュージカルの名曲で表現されて、見ていて楽しく感動的なマーチングだった。

東海大大阪仰星の吹奏楽部のマーチングも初めて目の前で鑑賞して、『Earth Wind &Fire』など好きな選曲の演奏で、鑑賞していて楽しかった。


今回の《マーチングバンドフェスティバル2020》の第1部(午前)では、初めて目の前でマーチングを鑑賞する団体が多く、どれも見応え・聞き応えがあって素晴らしかった。

出演団体の皆さん、待望の晴れの舞台の本番で、それぞれの表現の良さを存分に披露していたマーチングお疲れ様でした!