マーチングカーニバル in 別府 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、大分県別府市のビーコンプラザ別府で開催された《マーチングカーニバル in 別府》に行ってきた。



開演前には、ビーコンプラザ付近から別府公園の付近までパレードが実施されていた。地元の大分県や福岡県の団体が出演。

大牟田高校の吹奏楽部のパレード。





福大大濠の吹奏楽部のパレード。






精華女子高校の吹奏楽部のパレード




どの出演団体も華やかで、かっこいい演奏やパフォーマンスだった。


マーチングカーニバル in 別府のプログラム。





ゲスト出演の大牟田高校の吹奏楽部のマーチングのテーマは、『DAVILDOM』

「恐るべき悪魔の世界をマーチングで表現」との事。

何か記号が赤で大きく描かれたシートがあるフロアで、赤い衣装のカラーガードの部員たちによる紫のフラッグなどで、怪しげな雰囲気のパフォーマンスが繰り広げられていく。

大牟田らしく何か不思議な大道具があり、演奏で使われていた様子。

重厚な響きだけでなくソプラノサックスの聞かせ所もあったようで、聞き応えがある演奏。

ピッコロも力強く響いて存在感があり、かっこよかった。

赤い布を使った悪魔が魂を抜いていく演出もあったようで、恐怖感がある表現。

後半になるとオレンジ色のフラッグを使ったり、前半と対照的な雰囲気で悪魔からの解放を表現している様子。

大牟田らしい怪しげな雰囲気で悪魔の恐怖感を見事に表現していたような見応え、聞き応えがあるマーチングだった。


そして『ダンシンメガヒッツ』も披露。

きれいなフルート、力強いピッコロの響きも、かっこいい!

広々としたアリーナで部員たちが、のびのびと『これぞ大牟田!』という定番曲で存分に盛り上げていた演奏、パフォーマンスだった。




福大大濠の吹奏楽部は、最初に『グレイテスト・ショーマン』の曲を演奏のショーを披露。

これは、昨日のインスタライブでも披露していた演目。それを今日は、観客の前で披露してくれる大サービス。

名曲の演奏に乗せてカラーガードの部員たちが、カラフルな衣装でダンスをして華やか。

きれいなフルートの響き、トランペットやアルトサックスの聞かせ所もあったようで心に響く演奏。

カラーガードのガードの彩りと演奏の両方で、見事に『グレイテスト・ショーマン』の曲で表現していた感動的で素晴らしいショーだった。

パーカッションショーも披露。かっこよくソロのショーが続いて部員たちが堂々と、やりきっていた。


『HANDS」は、黒ずきんの衣装の姿の部員たちが演奏に乗せて力強いパフォーマンス。

フルートパートの部員たちも心熱い動きだったようで、かっこよかった。

フロアに設置されている大きな黒い玉、棒状の道具の周囲で繰り広げられていくパフォーマンス。

カラーガードの部員たち、後方の部員たちがアクロバティックな動き。

何かが描かれているフラッグ。タイトル通り手が描かれていてインパクトがあった。

最後には、あの大きな黒い玉の所に部員たちが集まっていくパフォーマンスで強く印象に残る終り方だった。


精華女子高校の吹奏楽部は、最初に青ジャージで本来ならコンテスト用のフィンランドを題材にしたマーチングを披露。

シベリウスの名曲『フィンランディア』を演奏している所が特に好き。きれいにフルートやピッコロも響いて感動的な演奏。

テンポが早い流れでは、隊列で雪の結晶のような形を表現していたようで、かっこいい。

大人数で正面に向かってくるカンパニーフロントは、観客の気持ちを高ぶらせてくれる盛り上がり。

隊列が十文字のようになると交差していく動きもあったようでダイナミック。

人文字で『2020』と示すと『SEIKA』で締める流れも、かっこよかった。


1年生部員だけでマーチングを披露するプログラムも実施。

精華女子のパレードの定番曲『Hang 'Em High』の演奏に乗せて、力強い響きの勇ましいパフォーマンス。頼もしい姿で、かっこよかった!


大分県別府市のビーコンプラザで開催という事で、大分県 出身の部員たちが自己紹介。

3人の部員たちは、地元の大分県でマーチングを披露できる喜びを語っていた。


カラーガードショーも披露。黒い不思議な衣装を着た部員たちが、魔女を題材にした曲を力強い響きで披露。

キーボードも弾いていて、電子音が効果的に響いているようだった。

カラーガードショーも披露して、紫色の衣装の部員たちが『ボレロ』のBGMに乗せて華麗にパフォーマンスを披露していたようだった。


最後は、今年の定期演奏会のプログラムの空を題材にした『空へ』を披露。

『天空の城ラピュタ』の『君をのせて』から始まり、聞き応えがある演奏が続いていく。

『雨に唄えば』の演奏に乗せて、カラフルな傘を使ったパフォーマンスが爽やか。

『虹の彼方に』も、きれいで心に響く演奏。カラーガードの虹色のフラッグの彩り、最後に『翼をください』が続いていく流れも感動的。

全学年の部員たちが勢揃いして、大分県の内外から来ている観客を存分に魅了してくれた素晴らしい演奏やパフォーマンスの数々だった。


フィナーレでは、精華女子高校の吹奏楽部、いろいろな団体のカラーガードのメンバーたちと合同のパフォーマンス。

1曲目では、精華の定番曲『風になりたい』を披露。

精華の周囲では、いろいろな団体のメンバーたちが盛り上がっていた様子。

2階の席では、カラーガードのメンバーたちがフラッグを持ってたのしそうに駆け回っていた。

最後は、『Y.M.C.A.』(YOUNG MAN)の演奏や歌、パフォーマンスで盛り上げて終演。


今日は、いろいろな大分県や福岡県の団体のマーチングやパフォーマンスを別府で存分に鑑賞できて楽しかった。

どの団体も久しぶりに観客の前で練習の成果を披露できた喜びがあったようで、それぞれの良さがあって見応え・聞き応えがある表現だった。