北九州市立高校の吹奏楽部の定期演奏会:ライブ配信 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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北九州市立高校の吹奏楽部が今年の《第46回 定期演奏会》のチケットを新型コロナウイルスの感染対策で、一般販売しない代わりにYouTubeでライブ配信。

今日は、開催日で配信していた。夕方の18:00に開演。

開演前には、ステージ上で部員たちが高らかにファンファーレを演奏していた。


第1部のオープニングでは、マーチング編成の座奏で『帆を揚げて』を披露。

華々しいトランペットやトロンボーン、力強いバッテリーの響き。

ゆったりと木管楽器が響いていく流れから広がりのある演奏となっていくと、軽快なクラリネットの響き。

盛り上がりのある流れ、きれいなフルートの響き、力強く響き合っていく木管楽器と金管楽器。

ゆったりした流れになると心を打つオーボエの響き、トランペットのソロが続くと再び大きく広がりのある演奏。

トランペットの聞かせ所が入りながら、軽快に盛り上がっていく流れ。

再び、ゆったりとした緩急がある流れから力強く盛り上がって締め括り。

マーチングをイメージさせてくれる勇壮な響きで観客を魅了してくれるような演奏で、画面を通して鑑賞していると感動的だった。

最高のオープニング、北九州市立高校の吹奏楽部かっこいい!


2曲目は、『吹奏楽のための神話~天の岩屋戸の物語による』という曲。

厳粛な雰囲気で始まり、ボンゴやコンガが軽快に響くと広がりのある演奏。

ゆったりした流れになると、きれいなフルートやクラリネットの聞かせ所。

曲名通り神話を思わせるような、神秘的な雰囲気の演奏曲だった。


3曲目は、『ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲』という曲。

厳粛な始まり。二人で低音を響かせているコントラバスの部員たちも、かっこいい。

ゆったりとした広がっていく流れ、きれいなフルートやピッコロの響き。

オーボエの聞かせ所から盛り上がっていくと 軽やかで、きれいなフルートの響き。

ゆったりした終盤に、きれいな響きのフルートやピッコロの部員たちのソロが続いていく流れも素晴らしかった。

軽快な響きの盛り上がりから力強く締め括っていく流れも見事で、聞き応えがあった演奏だった。


第2部は『ディープ・パープル・メドレー』で力強く開演。

二人のコントラバスの部員さんの内、一人の部員さんがベースに持ち替えて演奏で、かっこいい!

部員たちが動きを見せながらの演奏で、力強く響かせながら動いているホルンの部員たちも、いい!

フルートの力強い響きも聞こえてくる。華々しく響かせているトロンボーンやトランペット、サックスパートも最高。

いろいろな楽器パートの、ソロの聞かせ所もあって勇ましく存在感を示していく部員たちが、かっこよかった。


続いて、二人の司会役の部員たちがステージ上で陽気なトークで盛り上げて始まったのが『アニメメドレー2020』

『ドラえもん』の曲の演奏が始まると、登場人物のようなカラフルな色の衣装を着た部員たちが、歌やダンスパフォーマンスを披露。

客席からは、吹奏楽部員の同級生たちの驚きと楽しさに満ちていた歓声が聞こえているようだった。


続いて、黄色い帽子をかぶってピンクの幼稚園のような制服を着て、黄色いカバンを肩から下げた、かわいらしい幼稚園児の姿の部員たちが登場。

『クレヨンしんちゃん』の曲が始まると、陽気に歌やダンスパフォーマンスを披露していた。


続いて『プリキュア』の曲の演奏が始まると、かわいらしい少女のような衣装を着た部員たちが、歌やダンスを披露。

『ようかい体操第一』の演奏が始まると、3人の部員たちが歌やダンスで盛り上げていた。


続いて『サザエさん』のオープニング曲が始まると、登場人物のようなカラフルな衣装を着た部員たちが歌やダンスで盛り上げ。

続いて『サザエさん』のエンディング曲『サザエさん 一家』の演奏が始まると、サザエさんの登場人物の部員たちが歌やダンスで盛り上げ。

そして、『アニメメドレー2020』に出演していた部員たちも登場してくるとステージ上に横列に並ぶと、共に動いてダンスパフォーマンス。

最後は、ステージ中央に集合してサザエさん役の部員さんが「来年も、また来てくださいね!」と言うと何かボードを掲げ、あのエンディングのジャンケンのパフォーマンス。

サザエさん役の部員さんが「ジャンケンポン!」と言って掲げられたボードには、手の『パー』のイラストが描かれていた。

この締め括りのパフォーマンスも、いいと思う。これを考えた部員さんも、いいね!

このステージに出演していた部員たちが着てかいた衣装は、部員たちが手作りしていたと司会役の部員さんが紹介。そういう準備も部員たちが頑張りましたね!


次に披露した演奏曲は、『ムーンライト・セレナーデ』

ステージ後方に夜空に月が出ている幻想的な演出の中で、穏やかに観客を魅了していく演奏、きれいなフルートやピッコロの響き。

オーボエとクラリネットのソロもあって、素晴らしかった。


次の演奏は、『ディズニー・プリンセス・メドレー』を披露。好きな曲、いい選曲。

かっこいいトロンボーンやトランペットのソロの響き、フルートやピッコロ、クラリネットやサックスの響きも好き。

ベースやコントラバスの演奏も、かっこいい!

『ホール・ニュー・ワールド』の演奏の時には、ユーフォニアムのソリ、トランペットの二人の部員さんのソロが素晴らしかった。きれいに、フルートやピッコロも響いていた。

好きなディズニーの名曲が続いて楽しく、感動的な演奏だった。良かった!


続いて『日本を勇気づけるヒット曲』のメドレーでは、いろいろなパートの3年生の部員たちが次々にソリで演奏していく楽器紹介。

『愛は勝つ』が始まるとステージの前方に出てきたのは、フルートやピッコロとオーボエの部員たち。きれいに響かせて、かっこいい!

『ら・ら・ら』では、チューバやコントラバスの3年生部員たちがソリで演奏していたようで、かっこよかった。

前向きな名曲に乗せて、いろいろな楽器パートの3年生部員たちの聞かせ所があり、かっこよく楽しい演奏だった。


今日の定期演奏会で引退していく、3年生部員たちがステージ上に横列に並んで紹介されていくプログラムもあった。

部長さんが、あいさつ。今年は、新型コロナウイルスの影響で大変な年になった中で支えてくれた先生方などに感謝の思い、新体制に向かっていく後輩たちへ、エールを贈る思いを語っていた。

最後は『スビリティッド・アウェイ』(千と千尋の神隠しの曲のメドレー)を演奏。好きな曲。

特に、グロッケンやヴィブラフォンだけが響いて『いつも何度でも』が始まるとオーボエの響きが続き、フルートなど全パートが続いて広がっていく流れが好きで感動。

きれいな響きに乗せて終演が近づいていく中で3年生、2年生や1年生それぞれの部員たちの思いが伝わってくるような、心に響く演奏だった。

アンコールの流れになると、『エル・クンバンチェロ』で盛り上げて締め括り。

軽快な演奏でベースやコントラバスも、かっこよかった。


北九州市立高校の吹奏楽部がライブ配信していた定期演奏会は、画面を通して鑑賞しても聞き応えがあり、楽しい選曲やパフォーマンス、感動的な演奏もあった濃い内容だった。

きれいなフルートやピッコロの部員たちの響きも、素晴らしかった。

コントラバスやベースの部員たちのが低音を響いていた演奏も、かっこよかった。

北九州市立高校の吹奏楽部の皆さん。現地のソレイユホール、ライブ配信で輝かしい定期演奏会を披露ありがとうございました、お疲れ様でした!