希望が丘高校の吹奏楽部:定期演奏会 | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、なかまハーモニーホールで開催された希望が丘高校の定期演奏会に行ってきた。


チケット

プログラム





1部:クラシックステージは、『ディスコ・キッド』で開演。

ピッコロが響いて軽快な流れでトランペットやトロンボーンの響きが、かっこいい。パーカッションの響き、キラキラ。

センターでドラムを響かせるパーカッションの部員さんも、かっこよかった。

フルートパートの部員さんが、さっそくベースを弾いている演奏も、かっこいい◎

クラリネットが存在感を示している響きも好きで、さわやかで楽しいオープニング曲だった。


続いて『陽はまた昇る』という曲。スパークが東日本大震災復興の願いを込めて、発表した曲との事。

ゆったりした流れで、サックスやクラリネットやフルートの響きが好きで胸を打つ。

きれいで穏やかな響きは、小川から大河へと広がりがあるような流れとなっていき、終盤の盛り上がりも大きく心に響いてくるものがあって心地よい。

オーボエの響きも印象深かったようで好きな演奏。

実は、希望が丘高校の吹奏楽部の演奏によって知ってから好きになっていた曲。

今日の定期演奏会でも、それぞれの部員たちの楽器が共鳴して奏でていく美しく優しさに満ちあふれた響きは、感動的で演奏会に引き込んでくれる素晴らしい演奏だった。


続いて『もののけ姫セレクション』

ステージ後方のスクリーンでは、雰囲気作りの映像を上映していた様子。

『アシタカせっ記』は、序盤のトロンボーンが響いて始まっていく所が印象深かったようで、かっこよかった。

『TA・TA・RI・GAMI』では、和楽器を響かせていたようで和の雰囲気で荒々しさを出していた演奏が良かった。

最後の『アシタカとサン』では、オーボエの響きが存在感を示していた所が個人的に大きく心に響いてくるものがあって好き。

そこから広がっていく大きな流れの盛り上がりで、トランペットの響きも好きで続いていく感動。素晴らしかった。


続いて、雰囲気を変えて『アフリカの儀式と歌、宗教的典礼』

ステージ後方のスクリーンでは、雰囲気作りの映像を上映。

トランペットやトロンボーンなどの力強い響きで始まると、パーカッションのリズミカルな響きが楽しい。

ゆったりした流れで不思議な雰囲気のコーラスが入っているようだったり、再び軽快な雰囲気の盛り上がりがあったりなど多彩な表現。

野性的だったり軽快だったり様々な聞き所があったり、パーカッションの存在感が特に印象深く聞いていて楽しい演奏だった。


2部は、『シロクマ』で開演。

速いテンポで軽快に流れていく名曲。それぞれのパート、フルートやパーカッションの響きもかっこいい。

サックスやトランペットの部員たちの見せ所や聞かせ所もあり、見事に存在感を示していた。


続いて《K―Tube》という企画。チラシやプログラムを見て「何をするのだろう?」と気になっていたタイトル。

あのYouTubeをモチーフにしたステージになるとの事。

ステージ後方のスクリーンでは、それっぽい映像を上映。ステージ上では、部員たちがコントを上演していく演出。

ゲームをイメージした演出から始まると、ステージ上で格闘だったり『スーパーマリオ』の曲を演奏すると、キャラクターたちが登場してゲームの雰囲気が再現されていく。


そしてステージ後方では、auの三太郎(浦島太郎・桃太郎・金太郎)のテレビCMみたいな映像を上映。

周囲は、見た事があるような風景。若松か芦屋の海岸で撮影したのかな?

あの親近感がある海岸で部員たちが、あの三太郎みたいな衣装を着てコントみたいな動画を撮影? 

そういう思いもあって個人的に大爆笑で、おもしろかった。


他にも、いろいろテレビCMみたいな動画を上映していて楽しかった。

女子部員たちが出演してエステみたいなCM風とか、野球部や相撲部の部員たちが登場してシーブリーズのCM風とか、部員たちがダンスパフォーマンスで出演するCM風(ポカリスエットだったかな?)とか、いろいろ。


氷川きよし さんみたいな姿で登場の部員さんは、『きよしのズンドコ節』を熱唱。

最後には、指揮者の先生にマイクを向けると『キヨシ!』とコール。先生もノリが良く楽しみましたね!


それからスクリーンで、あのドラマ『金八先生』みたいな映像を上映。タイトルが『金賞先生』とかなっている!

しかも、よく見たら遠賀川の河川敷みたいな所をドラマみたいに金八先生みたいな姿の部員さんが、希望が丘の生徒たちと歩いている。

よく通ったりする親近感がある遠賀川の河川敷で、あのコントを撮影? 

それだけでも笑えるのに、そこで金八先生みたいな部員さんや生徒たちが段ボールか何かで、遠賀川の河川敷をソリのように、何回も滑っている!

あれは、何?!  個人的にツボにハマって大爆笑で、おもしろかった。 

希望が丘高校の周りや、敷地と校舎でも撮影していたようだった。

さらにステージ上に、金八先生みたいな姿の部員さんが登場していると歌ったりしていたかな。素晴らしい! 最高だった◎


DA PUMPの『U.S.A.』も演奏して男子部員たちが、いいねダンスのパフォーマンスを披露。

最後には、ダンサー隊がステージから去って顔に仮面を着けて登場で笑わせに来たと思ったら、タンバリンを両足の間を通したりしながら鳴らしていくなど、息が合ったパーカッションショーみたいなパフォーマンス。

すごいやん! おもしろいと思わせておいて高度なパフォーマンス、かっこよかった◎

男子部員たちは、嵐の『Love Rainbow』を歌で披露したりなどのパフォーマンスでも見せ場を作っていた。

女子部員たちが、DA PUMPや嵐の追っかけファンみたいな役で登場したりなど元気に演じているパフォーマンスもあった。


それから、部員さんがカーペンターズの『青春の輝き』を歌っていた。

これは、大好きな曲。希望が丘が聞かせてくれるとは! 

個人的に好きで感動するものがあって、すごく良かった。頑張りましたね◎

《K―Tube》の最後には、出演者がステージ上に集合して『Y.M.C.A.』の演奏やパフォーマンスで盛り上げて締めくくり。


初めてタイトルを見た時から気になっていた、この企画。

たくさん笑い所があって、おもしろかった。予想以上の、いろいろあったパフォーマンス。みんな頑張りましたね◎


3部のマーチングステージでは、まず『DANCE TO THE MUSIC』というタイトルでステージドリルを披露。

中学校でのマーチング経験者を中心に、20名という少人数で披露との事。

軽快な響きの演奏曲に乗せて、リズミカルに流れるように動いていく隊列。

フルートやピッコロ、バッテリーも響いていたりスーザフォンも存在感があったり、かっこよかった。


ガードショーは、『Luv Letter~伝える~』というタイトル。

披露の前には、出演する部員たちの思いが読み上げられていく。

それぞれ苦心しながら、今日の本番に向けて頑張ってきた思いが伝わってくる。

そうした思いを意識しながら鑑賞していったガードショー。

部員たち数人が息を合わせてフラッグやライフルを使い、優雅な動きで力強いパフォーマンスを繰り広げていく。

これだけ見事なショーを作り上げていくために、部員たちが積み重ねてきた努力を思うと胸がいっぱいになり、大きな感動があった。

タイトルの通り、まさに部員たちの思いがパフォーマンスの数々に乗せて伝わってくるような、清々しさに満ちあふれていた。

きれい。本当に、そう思えるような素晴らしいガードショーだった。

みんな、かっこいい! 頑張りましたね◎


パーカッションショーは、『Battle for the ground』というタイトルで披露。

パーカッションの部員たち6人が横列に並ぶと、息を合わせて打楽器を響かせていく。

響きだけでなく、タイミングを合わせながら様々な見せ場を作って演奏する姿で見せるパフォーマンスでも存在感を示していた、かっこいいショーだった。


『エルクンバンチェロ』は、マーチングで披露。

軽快な流れの演奏曲に乗せて、再びリズミカルに動いていく隊列。

フルートやピッコロの見せ場もあり、かっこいい。

カラーガードの華やかな彩り演出もあり、きれいに盛り上げ。

名曲に乗せて楽しいマーチングの披露だった。


『絆』をテーマに去年の活動の様子を上映していく演出があり、その流れで部員たちがステージ上で歌っていく合唱で感動。

先生が卒部していく3年生部員たちを、1人ずつ愛情に満ちたコメントで紹介していく。

紹介された3年生部員たちは、楽器パート別の後輩たちから花束を渡されて抱擁など、お別れの時。

部員たちが、お世話になった先生方へ花束を贈る演出もあって、ほのぼのしながらも感動。


3年生を代表して部長さんが、あいさつ。

先生方や保護者など、お世話になった方々への感謝の言葉。

楽しい事ばかりでは無かったけど希望が丘高校に来て、部員たちと音楽を作り上げられて良かったという思いが伝わってくる最後の大役だった。

新しい部長さんも決まり、新体制に向けて頑張っていく思いも伝わってきた。


3部の最後は、『ムーンライト・セレナーデ』を演奏。

ミラーボールが回って幻想的な雰囲気の中で、ゆったりと流れていく演奏曲。

今まで頑張ってきた3年生部員、新体制に向けて頑張っていく2年生や1年生部員の背中を優しく押していくような響きで締めくくり。


アンコールの流れになると、お別れムードを吹き飛ばす軽快な流れの曲で盛り上げて締めくくり。これにて終演。


希望が丘高校の吹奏楽部の今年の定期演奏会も、聞き応えがある演奏、笑わせ所が多い楽しい企画・演出やパフォーマンス、見応えがあるマーチングやカラーガードやパーカッションなど、部員たちの挑戦と努力の成果が目に見えていたような、濃い内容の感動的で素晴らしい演奏会だった。

好きな注目パートのフルートやピッコロの響きも素晴らしかった。

部員さんがベース、カラーガードに挑戦していた姿も印象深く、かっこよかった。それぞれ頑張りましたね◎

希望が丘のパーカッションも、いろいろ印象深い。それぞれ、かっこいい!


今年も来てみて良かったと思える定期演奏会。ますます応援したくなった。

希望が丘高校の吹奏楽部には、ベースやマーチングやカラーガードやパーカッションなど、部員たちの挑戦と成長の楽しみな清々しさがあるので、これからも注目して応援していきたい。みんな頑張って欲しい。

イオンなかま店でのミニコンサートも行けそうな時は、また行ってみたい。

希望が丘高校の吹奏楽部の皆さん、今年も濃い内容の充実した定期演奏会の開催ありがとうございました、お疲れ様でした!!